大屋地爵士のJAZZYな生活

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続・梅雨が近づくと ・・・

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 5月もあっという間に終わり、もうすぐ6月。梅雨。「アジサイ(紫陽花)」の季節が近づいてきた。我が家には毎年、一般的な「アジサイ」より一足先に咲く「アジサイ」がある。その「コモチシチダンカ(子持ち七段花)」が、可憐な花を咲かせ出した。

 かって「幻のあじさい」、「シーボルトのあじさい」と呼ばれていたという「シチダンカ(七段花)」は、兵庫県の六甲山系に自生する「ヤマアジサイ」の一種で、江戸時代末期に長崎にやってきたオランダ人「シーボルト」が発見し、その著書「日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)」で紹介して、その名が知られるようになったが、実物や標本を見たという日本人が現われず、長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていた。昭和34年(1959)に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で偶然、発見し採取し大変話題になったという。シーボルトの発見以来、実に130年あまり「幻の花」であったという「アジサイ」である。

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 この花を増殖栽培した六甲山の森林植物園で何年か前に求めたものであるが、毎年、その小さな星形の花弁?が楽しませてくれる。淡い青紫色だが、咲き始めは淡いピンク、咲き進むに従ってと薄紫へと変化してくるのも楽しみ。

 さて、ボッサ・テイストの雨の歌といえば、「やさしい雨/The Gentle Rain」。映画「黒いオルフェ(ポルトガル語: Orfeu Negro、英語: Black Orpheus)」の主題歌、「Manhã de Carnaval(邦題;カーニバルの朝)」で知られる「ルイス・ボンファ/Luiz Bonfa」の作曲。英語詩は、「マット・デュビイ/Matt Dubey」もとは、1966年のブラジル映画「ザ・ジェントル・レイン/The Gentle Rain」の主題歌だという。

【 The Gentle Rain 】  by Matt Dubey / Luiz Bonfa

「♪ We both are lost        お互いにこの世で迷子になった
   And alone in the world     孤独なふたり
   Walk with me          一緒に歩いてゆこう
   In the gentle rain        このやさしい雨の中を 
   Don't be afraid, I've a hand   怖がらなくていいよ 手を握っているから 
   For your hand and I       僕の手は君の手のためにあり、君の手は僕のために  
   Will be your love for a while   しばらくの間 君の愛が欲しい

   I feel your tears as they fall   君の涙が僕の頬を
   On my cheek           伝い落ちるのを感じる
   They are warm like gentle rain   それは温かく、優しい雨のよう
   Come little one you have me in the world さあ、二人してこの世界へ一歩踏み出そう
   And our love will be sweet    僕たちの愛はきっと甘く
   Very sweet            そして優しい

   Our love will         僕たちの愛はきっと甘く
   Be sweet very sad      とても切なく
   Very sweet like gentle rain  とても優しい、この雨のように
   Like the gentle rain      この雨のように
   Like the gentle rain      この雨のようにね     ♪」


 トップは、「シーボルトのあじさい」になぞらえて、オランダのおしどりデュオ、「マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ/Marielle Koeman & Jos Van Beest Trio」。コンサートに行ったこともありますが、マリエルの歌うボッサは本当に心地よい。アルバム、「Between You And Me」から。

BETWEEN YOU & ME

マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ / 澤野工房



「Gentle Rain - Marielle Koeman en Jos van Beest Trio」

          

 そして、もうひとりボッサを歌わせたら・・・というのは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。パートナー、「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」名義のアルバム、「ブラジリアン・スケッチ/Brazilian Sketches」でおしどりデュオの「やさしい雨」をとろけるように歌っている。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード




「Stacey Kent - Gentle Rain」


          

 最後は、少しジャズっぽく締めましょうか。「イーデン・アトウッド/Eden Atwood」。1969年、テネシー州メンフィス生まれ。歌手にとっては致命的ともいえる声帯の手術をし、復活した芯の強い女性ボーカル。

No One Ever Tells You

Eden Atwood / Concord Records



「Eden Atwood - The Gentle Rain」 (出だしからしばらくかすかな雨の音が続きます)

          
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by knakano0311 | 2017-05-30 10:05 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

梅雨が近づくと ・・・

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 山作業を終える頃には、小雨も上がり、「そろそろでは」とビオトープへ寄ってみる。今年もビオトープにせり出した「ヤマボウシ」の枝に、いくつもの白い卵塊を見つけた。梅雨が近づく雨模様の日は、決まってそう、「モリアオガエル(森青蛙)」の産卵が始まったのである。若葉の明るい緑の中で、きらきらと輝いている。ことしも相変わらずそんな時期が来たんだ。

 「モリアオガエル」はおもに森林に生息するが、5月から6月にかけてが産卵期で、生息地付近の湖沼に集まり、深夜、池の上に張り出した木の枝に、体の大きな一匹の雌を数匹の雄が抱きかかえ、共同で直径10~15cmほどの真白い泡に包まれた卵塊を産みつける。その中に300~800個ほどの卵が産みつけられるが、約1週間ほど経つと卵が孵化する。孵化した「オタマジャクシ」は、泡の塊の中で雨を待ち、雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下する。「オタマジャクシ」は1ヶ月ほどかけて成長するが、「イモリ」や「ゲンゴロウ」などの補食を免れたごく少数の幼蛙だけが、森林へ帰ってゆく。産卵は深夜に行われるというので、私はまだ見たことないが、産卵の写真はNETより拝借したもの。「ダーウィンが来た!」ではないが、進化の結果とはいえ本当に不思議なカエルですある。ちなみにこの「モリアオガエル」、兵庫県では「絶滅危惧II類(VU)」に指定されている。 (Wikipedia参照)

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 今宵は、大のご贔屓だったオランダ出身の「アン・バートン/Ann Burton」が歌う雨の歌。就職してからしばらく音楽やJAZZから離れていた時期があったが、それを引き戻してくれたのが、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」、そしてボーカルでは、「アン・バートン」の2枚のLP、「ブルー・バートン/Blue Burton」(1967)、「バラード・アンド・バートン/Ballads & Burton」(1969)であった。

 「ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ/The Louis Van Dyke Trio」をバックにしっとりと歌う大人の雰囲気に聴き惚れ、女性ジャズ・ボーカルを聴き始めたのである。その歌唱を貫いているのは、静寂とある種の倦怠感。また、それがなんとも言えないのである。

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 「アン・バートン/Ann Burton」は、1933年、オランダのアムステルダムの生まれ。プロ歌手になってから、ある日、「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」のレコードを聴いて感動し、ホリディのように自分自身の歌の世界を持ち、それを歌っていこうと決心したという。厳しい難しい道を歩みだし、経済的には恵まれなかったが、自身の納得できる歌だけを歌っていた。1989年惜しくも死去。 享年56歳であった。死して28年、いまだに人気のある女性ボーカル。

 まず、ジャズの定番曲、「Here's That Rainy Day」。「失恋した日には決まって雨が降る」そんな意味でしょうか。1953年、作詞「ジョニー・バーク/Johnny Burke」、作曲「ジミー・ヴァン・ヒューゼン/Jimmy Van Heusen」のスタンダード。

【 Here's That Rainy Day 】

「♪ Maybe I should have saved   ちょっとくらいは残しておくべきだったかもしれない
   Those left over dreams     叶えられなかった夢を
   Funny, but here’s that rainy day 不思議ね、こんな日に限って雨が降る

  Here’s that rainy day they told me about 「雨の日だってある」と人は言う
  And I laughed at the thought      でも「そんなことってある?」と笑い飛ばしてきた
  That it might turn out this way     それが結局こんな結果を招いてしまったの

  Where is that worn-out wish   陳腐だと思って捨ててしまった 
  That I threw aside         あの想いはどこへ行ったの
  After it brought my lover near?  彼を間近に感じたのに捨ててしまったあの想いは

  Funny how love becomes a cold rainy day 不思議ね どんな恋も最後は冷たい雨になる
  Funny that rainy day is here         不思議ね 今度もまた雨ね ・・・ ♪」 
  
           

バラード・アンド・バートン

アン・バートン / SMJ



「Ann Burton - Here's That Rainy Day」

          

 2曲目は、「雨の日と月曜日は/Rainy Days And Mondays」。「カーペンターズ/Carpenters」が1971年に発表し、ヒットした曲。この曲は、2枚のアルバムに収録されている。1枚は、1977年6月、「アン・バートン」3度目の来日の際に録音されて、「トリオ・レコード」からリリースされたアルバム、「雨の日と月曜日は/Burton For Certain 」である。彼女をバックアップするのは、ピアノが「ケン・マッカーシー/Ken McCarthy」、ベースが「稲葉国光」、ドラムスは「大隈寿男」。

 もう一枚は、死後発掘された未発表だったパフォーマンスをまとめたアルバム、「ラフィング・アット・ライフ~ウィズ・ルイス・ヴァン・ダイク/Ann Burton Laughing At Life」。「ブルー・バートン」や「バラード&バートン」でお馴染みの「アン・バートン」ゆかりのピアニスト、「ルイス・ヴァン・ダイク」との共演セッションをまとめたアルバム。

雨の日と月曜日は

アン・バートン / MUZAK,INC.



ラフィング・アット・ライフ~ウィズ・ルイス・ヴァン・ダイク

アン・バートン / MUZAK



雨の日に聴く「アン・バートン」。2曲目は、「雨の日と月曜日は/Rainy Days And Mondays」。

【 Rainy Days And Mondays (雨の日と月曜日は)】
                  作詞・作曲 P.Williams/R.Nichols

「♪ Talking to myself and feeling old  独り言を呟いて、ちょっと老けたかなと感じる
   Sometimes I'd like to quit       もう終わりにしたいと思うけど
   Nothing ever seems to fit        自分らしいことも見つからなくて

   Hangin' around,                ウロウロしたり、
        nothing to do but frown     しかめっ面しかすることがなくて
   Rainy days and Mondays          雨の日と月曜日は
        always get me down        いつも気が滅入るの

   What I've got they used to call the blues こんな感じをきっと憂鬱(ブルース)というのね
   Nothing is really wrong           何かが間違っているわけじゃないんだけど
   Feeling like I don't belong         なんとなく違和感があるの
  
   Walking around                 孤独なピエロみたいに
         some kind of lonely clown   ただ歩き回って
   Rainy days and Mondays          雨の日と月曜日は
         always get me down       いつも気が滅入るの

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         ・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「Ann Burton - Rainy Days And Mondays」

          

 「ルイス・ヴァン・ダイク」とのセッションは以下をクリックしてください。

「Ann Burton with Louis Van Dijk - Rainy Days And Mondays」



  


  
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by knakano0311 | 2017-05-29 11:16 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

雨上がりで烟る霧の中を

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 雨上がりの霧の中を山頂へと上がっていく。仄暗さの中で真っ白な花が際立つ。「エゴノキ」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」。先週に引き続き、ナラ枯れを引き起こす「カシノナガキクイムシ」への対策作業を実施する。

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 前回に引き続き、デンマークの注目ピアニスト、「サン・ビービー(ソレン・ベベ)/Soren Bebe」。私にとって、久しぶりの北欧ジャズ・ピアニストのニュー・カマー。そのアルバムは、「サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン/Soren Bebe Trio Featuring Marc Johnson」(2013)。アルバムのタイトル通り、1979年から1980年の死に至るまで「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の音楽性を支え、また1987年からは、イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」のトリオ活動したベーシスト、「マーク・ジョンソン/Marc Johnson」との共演アルバム。

 前回、取り上げた「Home」もそうであるが、ビービーのピアノには、ウッドベースの方が、響きあう印象である。アルバム・ジャケットのロゴとして象形化された文字は「EVA」。「Bill Evans」からデザインされたことは容易に想像できる。

 サン・ビービー・トリオ・フィーチャリング・マーク・ジョンソン

サン・ビービー・トリオ / スパイス・オブ・ライフ



 何度となく訪れた北欧の風景や印象が目に浮かぶような2曲を ・・・。

「Luft/Air - Soren Bebe Trio featuring Marc Johnson」

          

「Flying High - Soren Bebe Trio Featuring Marc Johnson」

           
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by knakano0311 | 2017-05-28 15:32 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

卯の花の匂う垣根に ・・・

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 「ウツギ(空木)」と名の付く木はたくさんあるので、特定するのは難しいが、「タニウツギ(谷空木)」でしょうか。田植えの時期に花が咲くので「田植え花」としても知られている。茎が中空のため「空木(うつぎ)」と呼ばれるが、「空木(うつぎ)」の「ウ」を取って、「卯の花(うのはな)」とも呼ばれる。この花が咲くともうすぐ梅雨時。こんな歌をまだ覚えています。

【 夏は来ぬ 】  佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲

「♪ 卯の花の 匂う垣根に
    時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて
      忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
               ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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 ブロ友、「風呂井戸」さんから最近紹介された北欧のピアノトリオがいたく気に入っている。デンマークを拠点に活躍している新鋭ピアニスト、「サン・ビービー(ソレン・ベベ/Søren Bebe」率いる 「サン・ビービー・トリオ(ソレン・ベベ・トリオ)」である。

 2004年にデンマークの「Royal Academy Of Music」を卒業、2006年から「アンダース・モーゲンセン/Anders Mogensen(drums)」、「ニールス・ライド/Niels Ryde(electric Bass)とトリオを結成。そんなトリオの、端正で優しく、ロマンに溢れた一枚が「ア・ソング・フォー・ユー/A Song For You」(2012年1月録音)。一聴、すぐ惹き込まれる。新しき北欧ジャズ・ピアノ・トリオが、私のカテゴリーに加わった瞬間であった。

ア・ソング・フォー・ユー

サン・ビービー・トリオ / SPICE OF LIFE



「A Song For You - Søren Bebe Trio」

          

「Hope - Søren Bebe Trio」

          

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 そして、ニュー・アルバムは「Home」 (2016)。前作からは、ベーシストが、エレクトリック・ベースの「ニールス・ライド」から、ウッド・ベースの「カスパー・タゲル/Kasper Tagel」に変わっている。確かに、エレキベースよりウッドの方がビービーのピアノとは響きあう印象である。ECMレーベルでも知られているオスロの「レインボウ・スタジオ/Rainbow Studio」で録音された本作アルバムは、全曲ビービーの作曲で、彼自身が最高のアルバムと称しているという。

 静謐、光と影、仄暗さ、硬質、清冽、優しさ、 ・・・、いろいろな印象で語られる北欧ジャズ・ピアノ。そんな言葉の系譜に連なるアーティストをまた一人知ることができた。

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HOME/Søren Bebe Trio/FROM OUT HERE MUSIC


 その「Home」から3曲。
 
「Søren Bebe Trio - A Simple Song」

          

「The Path to Somewhere -  Søren Bebe Trio」

          

「Trieste - Søren Bebe Trio」

          

  


  
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by knakano0311 | 2017-05-27 09:16 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

実生苗を育てるためにエドヒガンの実を拾う

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 先日の日曜日はクラブ主催のイベントの日。朝から温度はぐんぐんと鰻のぼりで、もう真夏日の一歩手前まで。涼や憩いを求めてやってきた家族連れで、駐車場は午前中にはもう満車。いつもの様に、木工と手作りピザを楽しんでもらったが、私のもうひとつの目的は、「エドヒガン」の実の採集。実生苗を育て、大きくしてから山に返すプロジェクトの最初の一歩。

 ここ数日の高温続きで、果肉はもうすっかり干からびていたが、育ちそうな種をたくさん採集できた。きれいに洗って、発芽しやすいように果肉を削ぎ、播種して来年春の発芽を待つ。

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 「エゴノキ」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」など梅雨の季節の前に咲く花が一斉に咲きだした。もう初夏 ・・・。

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 本日の歌姫は、「ナタリー・コール/Natalie Cole」。言わずと知れた「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の愛娘。

 1950年 、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。子供の頃から歌手として活動し、1975年にデビュー。デビュー曲の「This Will Be」は、ビルボード全米総合チャート6位のヒットを記録し、グラミー賞の最優秀R&B女性ボーカル賞、最優秀新人賞に輝いた。

 印象に残っているアルバムといえば、1991年に偉大な父、「ナット・キング・コール」のカバー集「アンフォーゲッタブル /Unforgettable... with Love)」。ジャズ作品としては異例の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞した。2015年、ロサンゼルスにて心臓疾患などのために死去、65歳。

 アルバム、「Unforgettable... with Love」から、「That Sunday That Summer」。 

【 That Sunday That Summer 】
          by George David Weiss and Joe Sherman

「♪ If I had to choose just one day   生涯にわたって続く一日の中で
   To last my whole life through    たった一日を選ぶとしたら
   It would surely be that Sunday   躊躇なくあの日曜日
   The day that I met you       君と会ったあの日曜日を選ぶ

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」

「Natalie Cole - That Sunday That Summer」

          
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by knakano0311 | 2017-05-26 00:25 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(164) ~ お花あげます ~

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 ウォーキングの道筋。「春菊のお花あげます。欲しい方はどうぞ」と書いてある。ろくでもないニュースが多い中で、なんとなく、ほっとなごむ。

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 前回に引き続き、「マデリン・ペルー/Madeleine Peyroux」のアルバム、「ハーフ・ザ・パーフェクト~幸せになる12の方法/Half The Perfect World」から、「The Summer Wind」。 

 この歌は、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」の歌唱が有名ですが、元々は、1965年、作曲「ハインツ・マイヤー/Heinz Meier」、作詞「ハンス・ブラッケ/Hans Bradtke」による「Der Sommerwind(夏の風)」というドイツの歌ですが、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」が英語の詩を付け、シナトラによってヒットしたという。

【 The Summer Wind 】  by Johnny Mercer、Heinz Meier、Hans Bradtke

「♪ The summer wind,            夏の風は
    came blowin' in from across the sea 海の彼方から吹いてきた
  It lingered there to touch your hair    いつまでもそこに留まって
     and walk with me          君の髪に触れ僕と歩いている
  All summer long we sang a song       夏の間中、僕たちは歌を歌い
     and then we strolled that golden sand 金色に輝くあの浜辺を歩き回った
  Two sweethearts and the summer wind  二つの恋する心と夏の風
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」

ハーフ・ザ・パーフェクト~幸せになる12の方法

マデリン・ペルー / ユニバーサル ミュージック クラシック



「Madeleine Peyroux - The Summer Wind」

          

 このアルバムのラストの歌唱は、癒しの「スマイル/Smile」。


「Madeleine Peyroux - Smile」


          
  


  
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by knakano0311 | 2017-05-25 12:52 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

美しく暮らせたら でも ・・・

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 高台、階段、洒落た門扉、陽当りのいい庭、今を盛りと咲くのは「ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)」でしょうか。美しい暮らし、多くの人が住んでみたいと思うような洒落た佇まいの家なんですが、よく見ると、階段に手すりが付いている。「歳をとると階段の登り降りが、それは大変で ・・・」。そんな声が聞こえてきそうです。

 高齢化率が40%近いという我が団地、坂が多く、それゆえ玄関まで階段を登っていくという家が少なくない。かくいう我が家もそうである。「美しく暮らしたい」という思いで庭や住宅を美しく設えてる反面、老いてからの怪我や不便さに備えなくてはという3世代同居のための建て替えやバリアフリー・リフォームの話題もご近所で多くなってきた。「Half The Perfect World」。そんな歌のタイトルが頭に浮かんだ。

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 今宵の歌姫は、「マデリン・ペルー/Madeleine Peyroux」。歌は、アルバム・タイトルでもある、「Half The Perfect World」。直訳すれば 「完璧な世界の半分」。最初このタイトルを見たときからずっと、シニアの私は、「マデリン・ペルー」のレトロっぽく優しい歌声からして、「人生すべてに満足とはいかないもの、半分も満足すれば良しとしよう」、そんな年寄りじみた枯れた心境の歌かと思っていました。しかし、今回取り上げるにあたって調べると、この歌は詩人であり、小説家でもある「レナード・コーエン/Leonard Cohen」の曲のカバーと知った。一筋縄ではいかないコーエンのこと、「そんな表層的な歌のはずはない」と思い直した。やはり、意味するところが難しいコーエンの歌。訳しながらも、いまひとつよく理解できませんでした。

【 Half The Perfect World 】  Writer(s);Anjani Thomas, Leonard Cohen

「♪ Every night he'd come to me     毎晩のように彼は私の元へとやってきた
  I'd cook for him, I'd pour his tea    私は彼のために食事を作り、お茶を入れた
  I was in my thirties then        そのとき私はまだ30代
  Had made some money, lived with men  少しの蓄えもあり、何人かの男とも暮らした

  We'd lay us down to give and get    私たちは横たわり、お互いを捧げあった
  Beneath the white mosquito net     白い蚊帳の中で
  And since no counting had begun    そして最初から時間など気にせずに
  We lived a thousand years in one   ふたりは一つになって千年とも思える時を過ごした

  The candles burned          キャンドルが燃え尽き
  The moon went down         月は傾き
  The polished hill            つややかに光る丘や
  The milky town             乳白色に輝く街は
  Transparent, weightless, luminous   透き通って、無重力のように、発光して
  Uncovering the two of us        私たち二人を覆っているものを剥ぎ取り
  On that fundamental ground       根本的な領域まで達した
  Where love's unwilled, unleashed, unbound そこでは愛は強制されず解き放たれたもの
  And half the perfect world is found 二人一つで完璧な世界 私はその半分だと気づいた
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 アルバムには日本語で、「幸せになる12の方法」なんて副題がついていたが、これも意味不明。要は、「レナード・コーエン」、「トム・ウエイツ/Tom Waits」、「フレッド・ニール/Fred Neil」などによって書かれた曲にフォーカスを当てた、ちょっとこだわりのアルバム。コンテンポラリーな味付けがされているが、彼女のノスタルジックでレトロっぽい声に癒される人も多いと聞く。

Half the Perfect World

Madeleine Peyroux / Ucj



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 1974年、米国ジョージア州生まれ。幼少期をカリフォルニアやニューヨークで過ごすが、13歳のときに両親が離婚したのを機に、フランス人の母親とパリへ移住。ストリート・ミュージシャンとして活動した後、1996年に22歳でアルバム、「ドリームランド/Dreamland」でデビュー。主に1940年代以前の古いスタンダード・ナンバーを取り上げたこのアルバムは、20万枚という好セールスを記録するも、その後第一線から退く。そして、8年という長いブランクを経て、2004年秋に日本デビューともなる、セカンド・アルバム「ケアレス・ラヴ/Careless Love」をリリース、全世界で100万枚以上の大ヒットを記録し、一躍シーンの最前線に返り咲いた。フレッシュな彼女の歌声は、「Jazzy,Not Jazz」の旗頭として、「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」と肩を並べる人気を得た。

 アルバム、「Careless Love」でも、コーエンの「Dance Me To The End Of Love( 邦題;哀しみのダンス)」(なんて安直なタイトルでしょう)を取り上げたが、同じコーエンの「Half The Perfect World」。

「Madeleine Peyroux - Half The Perfect World」

          

 笑う、泣く。そばに愛する人がいる。そんな普通が一番。暖かい雰囲気に浸れるアルバム一番のお気に入りは、彼女のオリジナル「I'm all right」。

【 I'm All Right 】  
             by Walter Becker, Larry Klein and Madeleine Peyroux

「♪ He made me laugh        私を笑わせてくれた
   He made me cry         私を泣かせてくれた
   He smoked his stoggies in bed   ベッドで安物の葉巻を吸った
   But I'm all right          でもOKよ
   I'm all right            大丈夫 気にしないわ   
   I've been lonely before       だってそれまでずっと一人だったから
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「madeleine peyroux - I am allright」

          
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by knakano0311 | 2017-05-24 09:40 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)

今年も優雅に咲きました

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 今年も我が家に咲いた優雅な花、3種。なぜか「ボタン(牡丹)」が散ってから咲く我が家の「シャクヤク(芍薬)」。いただきものだが、手間もほとんどかけていないのに毎年咲いて楽しませてくれるのは、「デンドロビューム アイリッシュ・ダンス」。そして、いつもご近所より遅く、いまごろ咲くのは、「オオデマリ(大手毬)」。

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 今宵の曲。優雅なタイトルを持つ、「A Summer Romance(ひと夏のロマンス)」。歌姫は、今宵も優雅な「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンになった人も多い。たった6枚のアルバムを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手。そんな6枚のうちの一枚、「Sings for Playboys」 (1957)から。乙女の気持ちが良く表れた歌詩です。

【 A Summer Romance 】  by Raymond Talor , Lester Judson

「♪ A summer romance ひと夏のロマンス
  Hasn't a ghost of a chance,I knew  かすかなチャンスすらないことはわかっていたわ
  But a summer romance       でも、夏のロマンス
  Should have a chance to grow    そのチャンスが膨らんで欲しかったわ

  September's nearly over       9月が過ぎたばかりなのに
  The winter will be here        冬がもうすぐそこに来ている
  There won't be time         生きるのも笑うのも 
  To live and laugh           今のうちよね
  And love again this year       だから今年のうちにもう一度恋をしてみたい

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

シングス・フォー・プレイボーイズ

ビヴァリー・ケニー / ユニバーサル ミュージック



「Beverly Kenney - A Summer Romance」

          
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by knakano0311 | 2017-05-23 09:45 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

バトルの花も咲く

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 「ミニトマト」、「ミツバ(三つ葉 )」の花。猫の額ほどもない我が家の庭での野菜VS花バトル。野菜派の勝利宣言のようにも思えます。

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 比較的日当たりのいい南の庭は、ほとんど野菜によって占められてしまったが、わずかに残った 場所に「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」が咲き始めた。

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 さて、今宵の歌。1946年、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」のヒット曲、「The Things We Did Last Summer」。「去年あの夏の出来事」とでも訳しましょうか。歌姫は、そのチャーミングな歌声にヤラレてしまう男性も多いという美人女性歌手「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。アルバム、「Snuggled On Your Shoulder」(2006)。直訳すれば、「あなたの肩にもたれて」ですが、「二人でお茶を」という日本語タイトルがついています。

 「ビヴァリー・ケニー」は、1932年、ニュージャージー州生まれ。シンガーを志したのは、1950年頃だという。「アニタ・オデイ/Anita O'Day」、「クリス・コナー/Chris Connor」や「ジューン・クリスティ/June Christy」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」らより少し遅れて登場した歌手と言ったら、時代の位置付けがわかっていただけるだろうか。しかし、私が彼女を知ったのは、そのずっと後、日本で彼女の復刻盤が出始めたころである。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンとなったのだが、まさか、たった6枚のLPを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手とは ・・・。彼女の死後も、音源が発見され、何枚かのアルバムがリリースされている。「Snuggled on Your Shoulder」もそんな一枚。

【 The Things We Did Last Summer 】 
      作詞: サミー・カーン/Sammy Cahn 作曲: ジューリー・スタイン/Jule Styne

「♪ The boat rides we would take,   二人で乗ったボート
    the moonlight on the lake    月が輝く湖だったね
  The way we danced         踊りながら歩いた道
    and hummed our fav’rite song  お気に入りの歌を口ずさんだね
  The things we did last summer    去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ

  The midway and the fun,       楽しかった遊園地での出来事
    the kewpie dolls we won      君はキューピー人形をとったね
  The bell I rang to prove        ベルの音量が
    that I was strong          僕の腕力の強さを証明したし
  The things we did last summer     去年の夏のふたりの出来事
    I’ll remember all winter long     冬のあいだもずっと思い出すよ
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

「トニー・タンブレロ/Tony Tamburello」のピアノとのデュオで。彼女の初々しさが際立っている一枚。

二人でお茶を+1(紙ジャケット仕様)

ビヴァリー・ケニー / BounDEE by SSNW



「Beverly Kenney - The Things We Did Last Summer」

          

 「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」の率いる「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の演奏でも。パーソネルは、「Bill Charlap (Piano)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (Bass)」、「ビル・スチュアート/Bill Stewart (Drums)」。

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過ぎし夏の思い出

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナスレコード



「New York Trio - the things we did last summer」

          

  

  
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by knakano0311 | 2017-05-22 11:29 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(163) ~ 五月を歩く ~

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 いや、ウォーキングにいい季節になりました。ちょっと汗ばむくらいの気温、抜けるような空の色。週替わりで次々に登場してくる路傍の花たち。「ジャスミン」、「ヤマボウシ」 ・・・。

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 今宵の曲は、アイルランド出身の女性で構成される4人組の音楽グループ、「ケルティック・ウーマン/Celtic Woman」のパフォーマンスで、「Last Rose Of Summer/Walking In The Air」。デビュー・アルバム、「Celtic Woman」(2005)より。

2004年、結成後、ツアーやスケジュール等により、メンバーが変遷して、5人組、6人組の時代もあったが、2006年2月に行われたトリノ・オリンピックのフィギュアスケートで、金メダルを受賞した「荒川静香」が、エキシビションで「ユー・レイズ・ミー・アップ/You Raise Me Up」を使用し、日本で知られるきっかけになった。

 「庭の千草」をイントロに始まるこの曲、「Last Rose Of Summer/Walking In The Air」。今の気候のように清々しい。 

CELTIC WOMAN

Various Artists / MANHA




「Last Rose of Summer (Intro)/Walking in the Air - Celtic Woman」


          

 「You Raise Me Up」も聴いてみましょうか。

「Celtic Woman - You Raise Me Up」

          
  
  

  
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by knakano0311 | 2017-05-21 15:17 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)