大屋地爵士のJAZZYな生活

息子は「イクメン」だった ・・・ 

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次男夫婦に女の子の初孫が産まれてから、ほぼ半年たった。「こどもの日」ということで、近くの大手ショッピング・センターのフードコートで待ち合わせをして、食事と孫へのプレゼントを ・・・ 。半年もたつと首もしっかり据わってきて、なんに対しても興味を示し、こちらに反応してよく笑う。それを見ているだけでこっちも楽しくなってしまう「爺バカ」ぶり。

「こどもの日」も変わったものである。私たちの子どもころは、「端午の節句」の意味合いの方が強い男の子の節句だったように思う。そもそも、フードコートはおろかSCなんてなかったし、プレゼントといっても子供雑誌を一冊買ってもらったくらいだったと思う。自分の子どもができてからは、日ごろのほったらかしを解消するため、大変な渋滞の中を、サファリパークや水族館、テーマパーク、大型遊園地などへ連れて行ったものだ。高度成長時代を迎えて名実ともに「こどもの日」として定着していったようだ。

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さて、SCのベビー用品売り場なんて初めて足を踏み入れた。商品を選んでいるおとうさんが多いのにも少々驚いた。これがいま流行の「イクメン」であろうか。そんな父親のための育児グッズが売れているという。店側としても、このようなベビー連れの若いカップルを対象としてサービスも怠りない。無料のベビーカー、授乳室などがちゃんとそなえてある。部屋にはオムツ替え用のベッドがずらりとならび、ミルク用のお湯までが準備されているし、育児相談まで行っているではないか。そして、オムツを替えているのはほとんどがお父さん。「イクメン」という言葉が確か流行語大賞を取ったと記憶しているが、ここまでとは ・・・。あのわがままだった次男が嬉々として「おしめ」を替えているではないか。ああ、なんと息子は「イクメン」だったのだ。妻は何も言わず、チラリチラリと私の顔を見るだけ。「イクメン」とは程遠かった私は、ただ心の中で「ゴメンナサイ」と頭を下げるばかり。そして最近公園に遊びに来る子供づれにかいがいしい程の「イクメン」が多いのも、さほど不思議ではなく普通のことなのだと納得がいったのである。

今度の日曜日は「母の日」。お返しにとカーネーションとミニバラの鉢植えが、次男夫婦から妻にプレゼントされた。妻、最良の日 ・・・ 。

「黒人霊歌(スピリチュアル)」から「Sometimes I Feel Like A Motherless Child/時には母のない子のように」。有名な黒人霊歌であるが、演奏するアーティストは、「チャーリー・ヘイデン&ハンク・ジョーンズ/Charlie Hayden & Hank Jones」、JAZZの生き字引みたいな故・ハンクを迎えて、デュオの名人、「チャーリー・ヘイデン」がリリースしたアルバム。オリジナル・タイトルは、「Steal Away: Spirituals Hymns & Folk Songs」、邦盤タイトルは「スピリチュアル」。その名の通り、黒人霊歌,賛美歌,フォーク・ソングなどを、異色の顔合わせの二人の手錬れが紡ぐ。

Steal Away

CHARLIE HADEN / HANK JONES Verve


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# by knakano0311 | 2011-05-06 21:55 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)

爺のおもちゃ箱

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帰省した三男から「処分してくれ」と頼まれた段ボール箱を開けてみたら、なんと「スター・ウォーズ/Star wars」のフィギャーがたくさん出てきた。私自身も大の「スター・ウォーズ」フリークということもあって、かって15~20年ほど前であろうか、何回かのアメリカ出張の際に、「スター・ウォーズ」好きの三男に土産として買ってきたものである。もう捨ててしまったか、壊してしまったとばかり思っていたが、こんなところにしまってあったのだ。もう興味をなくしてしまったのだろうか。

「スター・ウォーズ」、リアルなCGを初めて駆使したいわゆるスペース・オペラの原点となる映画である。1978年公開の第一作「エピソード4;新たなる希望/Star Wars Episode IV: A New Hope」を映画館で観てから、すっかりはまってしまった。まさに「血湧き、肉踊る」映画らしい映画であった。もちろん6作全部を映画館で観たし、DVDも持っている。さらに国立京都博物館で2回ほど開催された「アート・オブ・スター・ウォーズ展」も三男を連れて観にいったほどのフリークぶりであった。

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そして、昔からメカ工作やプラモデルが大好きであった私は、映画に登場する宇宙戦艦や戦闘機、兵器、なかでも悪役、帝国側の兵器やメカのカッコよさにもすっかり夢中になっていた。「スター・デストロイヤー」、「タイ・ファイター」、「AT-AT」、「インペリアル・シャトル」、「スピーダー・バイク」、「スカウト・ウォーカー」 ・・・ 。そんなフィギャーがゾクゾクと箱の中から出てきたのである。今考えれば、三男への土産というより、自分が欲しかったのに違いないが、「土産」という建前上、息子に渡していたのである。そして、長男が私にくれた首から提げたBOXを操作すると「ゼーー、ゼーー」という電子音声を発する「ダース・ベイダー/Darth Vader」の被り物、これも後生大事にとってある。

お宝を手に入れた私は早速、嬉々としてフィギャーを棚に並べてみた。うん、いい、いい。ジオラマでも作ってみようか。「こどもの日」は、私がすこし少年側に時間を戻した日でもあった。今回のブログは私の「いもたこなんきん」編。 

「音楽は?」って。もちろんサウンド・トラックも持っていますよ。なんていったって、あの「ジョン・ウィリアムス/John Williams」のアカデミー賞・作曲賞受賞のテーマ曲を聴いた他だけでワクワクしてくるから不思議。

ベスト・オブ・スター・ウォーズ

ジョン・ウィリアムズ / ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル



そして、「スター・ウォーズ」ファンなら「うんうん」とうなずいてしまう、「スター・ウォーズ」へのパロディやオマージュが随所に盛り込まれたファン必見のこんな爆笑映画がある。「ファンボーイズ/Fanboys」。SWオタク、SWフリークの心理をコミカルに描き、またサプライズの豪華ゲストでも話題となった映画。

世界中の「スター・ウォーズ」ファン達が、待望の新作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」(第4作)の公開を待ちわびていた1998年。高校時代からの仲間である「スター・ウォーズ」オタクのエリックたちは、「死ぬ前に『エピソード1』を見たい」と願う末期ガンで余命わずかの仲間のライナスの願いを叶えるため、「ジョージ・ルーカス」の本拠地である「スカイウォーカー・ランチ」に侵入し「エピソード1のフィルムを盗みだし、世界で最初に見たファンとなって、歴史に名を刻もうと、車でアメリカ横断の旅に出る ・・・ 。

ファンボーイズ [DVD]

ケンメディア



さらに「スター・ウォーズ」JAZZはないかと調べたら、なんとプロデュースとアレンジも担当した「ロン・カーター/Ron Carter(b)」、「ボブ・ジェイムス/Bob James(p)」、「ヒューバート・ロウズ/Hubert Laws(fl)」、「ビリー・コブハム/Billy Cobham(ds)」というジャズ界の大御所達が演奏、1980年にリリースしたらしいアルバム「Empire Jazz」に収録されているという「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)/Imperial March (Darth Vader's Theme)」がYOUTUBE にアップしているではないか。レア物らしくこんなアルバムがあることを知りませんでしたが、ジャケットらしきものをみると、「C-3PO」がベースを弾き、「R2-D2」がドラムをたたき、「ダース・ベイダー」がそれに聴き入っているという遊び心に満ちているが、なんのなんの本格的なJAZZである。

「Imperial March (Darth Vader's Theme) from "Empire Jazz"」

          

そして、こんなファンキーでノリノリのものもありました。つぎつぎと登場する帝国側の兵器がうれしい。 「The Imperial March . . . FUNKIFIED!」。 

          
 
 
 
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# by knakano0311 | 2011-05-06 08:53 | 爵士定規 | Trackback | Comments(0)

「みどりの日」の木漏れ日ウォーキング

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いつもはわが住宅団地の中を徘徊するのがウォーキングの常であるが、今日は天気がよくて、初夏を思わせるような陽気。妻のリクエスト(実はクロモジの葉の採集が目的)で、私の山遊びのフィールドとしている里山園のウォーキングへと出かけてみた。連休とあって予想通り、丘の上の駐車場は満杯。ダム湖畔に車をおいて、長めの階段を上がっていく。何年か前、最初にこの公園に来たときは、この階段で息が切れたものだが、日ごろのウォーキング成果か、さほど息切れをせずに登ることができた。山の中腹にある広い芝生の公園はもう子供づれで一杯の人。山や森に手軽に親しめる公園として人気が出てきたようだ。   

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芝生の広場の人出とはうってかわって、森林の周回路はまったく人がおらず、静まり返っている。子どもをつれての森林散歩なんて素敵だろうと思うが ・・・ 。聴こえるのは、最期に「ジーーーー!」と長く延ばして鳴くのは「センダイムシクイ」だろうか。酒好きの私でも、とても「ショウチュウ、イッパイ、グイーー!」とは聴こえませんが ・・・ 。(鳴き声は北海道新聞野鳥データベース参照、写真も同様)

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いつまでも名残りを惜しむかのように咲いている「ヤマザクラ」は、緑の若葉とのグラディエーションが本当に美しい。無数の白い小さな花を房状につけて咲く「ミズキ」、「ナナカマド」、「ガマズミ」、「アオダモ」。この山に多く自生する「フジ(藤)」の紫色もよく目立つ。そして、白い五弁の花びらが可憐な、多分「シロバナノヘビイチゴ?」、お目当てのこちらは「クロモジ」のかおりも。人影のない木漏れ日の美しい里山の周回路を独占するちょっと贅沢なひと時。
     
前回久しぶりに「ホリー・コール/Holly Cole」を聴いてから立て続けに、彼女のアルバムを聴いている。一旦聴いてしまうと、引きずるように彼女の作る独特の音楽世界、音楽ステージに魅かれるからである。彼女が一躍注目されたカバー曲が、「Calling You」。1991年リリースされたアルバム「コーリング・ユー」(原タイトルは「Blame It On My Youth」)に収録。

「Calling You」。映画「バグダッド・カフェ/Bagdad Cafe」の挿入歌として、注目された曲で、オリジナルは、ゴスペル歌手「ジェベッタ・スティール/Jevetta Steele」が歌っている。音楽一家に生まれたカナダ出身の「ホリー・コール」は、この歌の持つ秘めた情熱を程よく抑制された歌唱で聴かせる。遠い彼方から聞こえてくるようなこの歌は、自然に包まれた静寂で色鮮やかな空間にとてもよく似合うと思う。

コーリング・ユー

ホリー・コール・トリオ / 東芝EMI



 Holly Cole Trio "Calling You"

          
 
 
 
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# by knakano0311 | 2011-05-05 00:05 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

60歳過ぎたら聴きたい歌(71) ~ I Can See Clearly Now ~

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連休に帰省していた三男が首都圏へと帰っていった。一時にぎやかだったが、また二人だけの静かな生活に戻った。買い物の帰り、花のマーケットに寄り、すこし空いてさびしくなっていた庭のところに植える花の苗を買った。久しぶりの土いじり。少し手は荒れたが、庭は明るくなった。

五日の日には初孫を連れて、今度は次男夫婦がやってくる。うん!こどもの日か!孫に何かせねばなるまい。

季節の変化、生活の変化、家族の変化、人生の変化が、ゆっくりと穏やかに我家にも訪れる。

人の心を明るくし、元気が出る歌を紹介しましょう。「I Can See Clearly Now」。この歌は、1972年に「ジョニー・ナッシュ/Johnny Nash」が作詞作曲し、その後 様々なアーティストに カバーされている曲。メロディが明るくて美しい曲であるが、なんといっても歌詞が前向きでとても元気が出る歌。

「I Can See Clearly Now」の英語歌詞はこちら。

「♪ 今ははっきり見えるんだ、雨が上がったから
   私の進むべき道に待ち構えている全ての障害が ・・・
   私の視界をさえぎっていた黒い雲は去り、雨も上がった
   明るい、陽の輝く日が戻ってきたんだ
   
   心の痛みも、嫌な気分も 晴れ、
   待ち望んでいた虹さえ かかったよ
   明るい、陽の輝く日が戻ってきたんだ

   ほら、見回してごらん 見渡す限り青空が広がっているだろう
   前を真っ直ぐ向いてごらん 道の向こうもずっと青空だよ
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

それでは「ホリー・コール/Holly Cole」が歌う「I Can See Clearly Now」を聴いてみましょうか。彼女が率いる「Holly Cole Trio」、ピアノ、ベースをバックにしたドラムレス・トリオである。彼女は映画「バグダッド・カフェ/BAGDAD CAFE」の挿入歌である「Calling You」をカバーしたアルバムがヒットしたことでよく知られた歌手。スタンダード、R&B、POPS、C&W、ブルース、ラテン、ミュージカル ・・・ どれを歌わせても「ホリー」流のイメージ、シーンを作り上げてしまう才能にはいつも驚かされる。第2作目のアルバム「ベッドで煙草をすわないで/Don't Smoke In Bed」から。(ジャケット・デザインが違う日本盤もあり) ダイナミックな歌唱に力づけられる。

Don't Smoke in Bed

Holly Cole / Blue Note Records



Holly Cole Trio - I Can See Clearly Now」。Holly Cole;Vocal,Aaron Davis;Piano,David Piltch;Bass

          
 
 
 
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# by knakano0311 | 2011-05-03 17:10 | 60歳過ぎたら聴きたい歌 | Trackback | Comments(0)

心やさしい科学の子は ・・・

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「♪ ・・・ 心やさしい ラララ 科学の子 十万馬力だ 鉄腕アトム ♪」。

「手塚治虫」の人気漫画「鉄腕アトム」のTVアニメの主題歌である。人の善悪を見分けられる電子頭脳や、60か国語を話せる人工声帯を持ち、何よりも重水素燃料による核融合エネルギーを供給する、つまり原発によって動く10万馬力の原子力モーターを動力源として内臓し、足のジェットエンジンで最大マッハ5で空を駆け巡る。世界中の子ども達の憧れや夢を見事につかんだアニメの傑作である。

「アトム」は原子、原子力の意味であることはいうまでもないが、妹は「ウラン」、弟は「コバルト」と名付けられたように、一家には放射性元素に関する名前が付けられている。まさに「鉄腕アトム」は、原子力の平和利用の象徴でもあった。たしか平和利用、原子力発電のシンボル・キャラクターとして一役買っていたと記憶している。愛くるしい顔をしたその体内に超小型原発を抱き、正義のために戦う。そんなキャラが平和利用推進というキャンペーンにはもってこいだったのであろう。「その原子力発電所が ・・・ 」である。残念なことに、「アトム」もなにか薄汚れてしまった様な気がする。もし、「手塚治虫」が存命ならば、「アトム」に今何を語らせたのであろうか。

「手塚治虫」の出身地である宝塚市には、「手塚治虫記念館」がある。かって、子どもをつれて何回かいったことがあるが、「手塚治虫」は、原子力利用についてアトムを通じて、何をどう描きたかったのか?そんな背景や彼の考えについての答えやヒントがここにはあるかもしれない。そんな観点で今一度記念館を訪れて見たいと思っている。

今までは原発容認派だった私は今、「脱原発」サイドに大きく傾いている。日本の現実を考えれば、「原発の新設はしない、既存原発については、見直した新しい基準で運転の継続か否かをふるいにかけていく。そして耐用年数が来たものから、順次停止、廃止していく。そしてそれまでに、この国の在り様を含めて、国民的合意を形成しながら、エネルギー政策の転換を図っていく」といった政策が現実的ではないだろうか。そんな大方針を早く決め、発信し、それに向けて国民の叡智や総力を結集していくべき時期ではなかろうか。

画期的な省エネを可能とする技術の開発や、湯水のように電力を使う我々の暮らし方の見直しを図る一方で、現在1%程度の利用でしかない自然エネルギーによる発電量の大幅な増加や、バイオ、深海利用などの石油代替エネルギーの技術開発を、もっとオープンに加速度的に進めていくためには、政治と密接な関係を持ちながら、発電、送電、配電を地域独占してきた電力会社のあり方やインフラ・システムの再検討、再構築に踏み込まざるを得ないだろう。小規模発電、オンサイト発電など、少なくとも原発に依存しない発電の多様化の実現のためには、発電、送電に関する規制緩和や自由化が間違いなく必要であろうし、東西の60Hzの壁を乗越えられるような電力の融通利用のためには、現在の10電力会社独占体制も議論の対象になってよい。原発問題と不可分な関係を持つこの国のあり方について、まだまだ国民的議論を深めていく必要がある。

最近、TV主題歌やアニメ・ソングをJAZZアレンジしたアルバムをよく見かけるが、日本のJAZZシーンにおける才人、「クリヤ・マコト」がTV主題歌をJAZZにアレンジ・プロデュース・演奏したアルバムがある。「TVジャズ・アンソロジー~Makoto Kuriya」。たんなるアニメ・ソング集の域を超えるJAZZアルバム。

TVジャズ・アンソロジー~Makoto Kuriya Produces~

テレビ主題歌 / オーマガトキ



その「クリヤ・マコト」自身のピアノ・ソロでオープニングに収録されている「鉄腕アトム/Astro Boyのテーマ - Makoto Kuriya」。アトムの表情が印象的なYOUTUBE。

           

 


 
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# by knakano0311 | 2011-05-01 10:18 | 想うことなど・・・ | Trackback(1) | Comments(0)

若葉の眩しさに

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見渡す限り続く、一面の明るい緑が目に眩しい。しかし優しい。。若葉が一斉に芽吹きだしたからだ。特に昨日の雨でいっそうその緑が際立っている。この地へ移ってくる前は、大阪市内のマンション住まいだった。通勤や生活には、至極便利なところではあったが、このように自然によって季節の移ろいを感じるようなことはなかった。何しろ花や木の名前など、ろくに知らなかったのだから ・・・ 。季節の変化が肌で実感できるこの山が、定年後の遊び場として今は大変気に入っているのである。

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この山では少し珍しい「カマツカ(鎌柄)」の花が満開なのを教えてもらった。材が堅くて粘り強いことから、「鎌の柄」などによく用いられたので、この名がついたという。この名前の他、「ウシコロシ」という和名がある。これは、牛の鼻ぐり(鼻環)に使うことから付いた名前であり、これも材が粘り強いことから付いたものである。

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この里山のもっとも多い木、クヌギ、アベマキ、コナラも多くの房状の花を付け出した。去年はどんぐりが不作で大変困ったが、今年はきっとたくさん採れることであろう。

ダム湖から花を散らしながら上がってくる上昇気流が、このうえなく心地よい。上品で優雅な花を風に揺らしている遅咲きの「ヤマザクラ」を眺めていると、山作業の疲れなども吹っ飛んでしまう。定年後の生活も捨てたものではないのだ。帰りに摘んできたクロモジの若葉で茶を点てたら、独特のいい香りが家中に拡がった。

ノルウェーの小さな町「アーレンダール」出身で、2004年のJAZZシーンに彗星のごとく登場した女性JAZZボーカル、「インガー・マリエ/Inger Marie」。彼女の歌うすこしほっとして暖かくなる歌、「I Will」なんぞお茶の時間にどうでしょうか。言わずと知れた「ビートルズ/The Beatles」、「ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/John Lennon & Paul McCartney」の作詞・作曲のラブ・ソングである。

「♪ Love you when we're apart ・・・・ Ah, you know I will,I will /離れていても 君を愛している ・・・・ 約束するよ きっとだ、きっとだよ ♪」

英語の歌詞はこちら。

ちょっとアンニュイで、ダークっぽく、決して明るく健康的とはいいがたい声であるが、かえってそれが北欧の乾いた空気と、さらっとしたぬくもりを感じさせる。そんな彼女のスタイルが人気の秘密かもしれない。成熟した女性、「インガー・マリエ」のセカンド・アルバム「By Myself」から。

By Myself

インガー・マリエ / コロムビアミュージックエンタテインメント



I Will - Inger Marie 」。

          
 
 
 
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# by knakano0311 | 2011-04-29 09:30 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥 (15) ~ハナミズキ通り~

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日課のウォーキングの道筋には、いまは八重桜とその桜吹雪が美しい。そして街路樹の並木通りとなっている「ハナミズキ」も一斉に咲き出した。ツバメも帰ってきた。遅ればせながら、鶯もその鳴き声を本格的に競い合っている。「ヤマブキ」、「ツツジ」、「アセビ」、「チンチョウゲ」 ・・・・、我が家の「ヤブツバキ」も。今年の春はなんとなくスカッとしない春ではあるが、そんなことにはお構いなく季節は進んでいく。

4月25日。あのJR福知山線脱線事故から6年たった。さいわいにも最後尾の車両に乗っていたために、奇跡的にかすり傷で済み、大学卒業後は首都圏へと巣立っていった三男から元気な声で、「GWには帰る」と連絡があった。

新しい生活が多く始まった4月もあとわずか。本当に月日は瞬く間に過ぎてゆく。期待に満ちた生活も、大変な生活も含め、新生活をスタートさせた皆さんに、応援歌になるかならないかわからないが、「One Day I'll Fly Away」を ・・・ 。「One Day」ではなく「Now」、「Tommrow」になることを願って。

この歌は、「When The World Turns Blue」と同じように、「ジョー・サンプル/Joe Sample」が作曲、「ウィル・ジェニングス/Will Jennings」が歌詞を付けた曲である。「♪ One day I'll fly away Leave your love to yesterday ・・・・ /いつか 私は飛び立つわ あなたとの愛は 昨日に置き去りにして ・・・・ ♪」と前へ前へと進んでいく女性の心境を歌った美しいバラード。

ナイトクラブの歌姫と貧しい作家の悲恋をつづったミュージカル映画「ムーラン・ルージュ/Moulin Rouge」の中で、主演の「ニコール・キッドマン/Nicole Kidman」が歌っていたのが印象深い。

英語の歌詞はこちら

ムーラン・ルージュ [DVD]

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「ジョー・サンプル」自身のアルバムでは、「レイラ・ハザウェイ/Lalah Hathaway」とのコラボによる名盤「The Song Lives On」にも収録されている。

ソング・リヴズ・オン

ジョー・サンプル feat.レイラ・ハザウェイ / ビデオアーツ・ミュージック



Joe Sample & Lalah Hathaway - One Day I'll Fly Away」。

          

そしてもう一人、ソウル系の女性シンガー「ランディ・クロフォード/Randy Crawford」との名コラボもよく知られているが、そのランディは好んでこの「One Day I'll Fly Away」をアルバムに収録したり、ライブで歌っているようである。サンプルとのライブがあるので、ライラとの聴き比べをしてみるのも一興。

Joe Sample Trio and Randy Crawford - One Day I'll Fly Away 」。 Randy Crawford (vocals); Joe Sample (piano); Nikolas Sample (acoustic bass); John Mclean (drums).

          
 
 
 
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# by knakano0311 | 2011-04-27 10:13 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)