大屋地爵士のJAZZYな生活

第11回 コンサートにいこう!!

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今日7月8日、妻とコンサートに行ってきました。我が田舎の小さなホールに「女子十二楽坊」がやってきたんです。Jazzyとはすこし離れているかもしれませんが、美女十二人(実際は十三人である)が中国の伝統楽器でオリジナル、クラシック、POSなどを演奏するグループというので前から気になっていたユニットではありました。ま、なかなかの演奏振りで楽しめたし、CDを買ったら彼女たちと握手ができるというので、すっかりミーハーしてしまいました。ジャンルを問わずコンサート、ライブはいいもので会場の雰囲気、ノリが演奏のレベルなどそっちのけで心浮き立たせてくれるものです。オヤジどもよ!ゴルフもいいけど、ぜひたまには奥さんと、コンサートへ行くことをおすすめします。

彼女たちの出身国、中国の音楽事情はいかなるものであろうか?なんて堅苦しいことではなく、中国にてJazzyな生活は楽しめるのであろうか?私のごく限られた経験では、都会ならばYESである。仕事で昨年は10回を超える中国出張(上海、北京、大連がほとんど)をしましたが、上海の最先端スポット「新天地」にはJazz Bar、ライブハウスがいくつかあります。
北京には北京初のJazzクラブ「Beijing CD Jazz Club/北京 CD爵士(ジャズとよむ)倶楽部」などいくつかのライブハウスがあります。「CD Jazz Club」は東三環路、農業展覧館の南脇にあり、北京出張の折はいつも通ってました。週二日ほどはライブがあり、ライブのない時は、「ノラ・ジョーンズ」や「チェット・ベイカー」などのライブのDVDがよく流されていて、少々飲んで食べてもも100元(1500円)程度、老舗の古い倶楽部といった雰囲気があり、お気に入りのSPOTでした。というのもオリンピックのために地下鉄工事がはじまり、休業を迫られ、現在は一時休業になっています。このあたりが中国の国家体制のかなしさか。早く再開されることを願っています。大連には欧州系のホテルにはライブが楽しめるラウンジやBarがあります。ということでJazzyな生活はかの地にても可能です。
驚くべきはCDの安さ、コピー盤は論外として、正規版でも20~40元(300~600円)という安さ。日本の業界があわてて逆輸入の禁止に走ったというのもうなずける。それにしても日本のCDはなぜあれほど高いのだ。感覚的に言って、新譜で2,000円、旧譜で1,000円というのが欧米先進国での価格。途上国では経済的配慮から格段に安くなっているという。それにしても、歌詞カード、日本語訳、ボーナストラックではごまかせないほど高い。その上に更に高いCCCD(コピーコントロールCD)だと!私みたいな「iーPod」ユーザーはどうしたらいいのだ。業界はお客より自分の業界のことしか考えていない。金科玉条のごとく複製禁止を唱えるばかりで、NETで音楽をダウンロードなどの新しいビジネスやマーケット、技術の進歩などを見通す先見性がないのではと思う。私みたいなヘビーリスナーはものすごく「TSUTAYA」さんのお世話にもなるし、それに倍するCDも購入する。これから団塊の世代、シニアがマーケットの動向を握るといわれている時代。年金生活者の財布のひもは固いですぞ!
あの大ヒットした「ノラ・ジョーンズ」。2作目からなぜか日本版はCCCD。輸入版を買いましょう。安いし、I-Podにもロードできます。

Come Away With Me
Norah Jones / Blue Note
ISBN : B00005YW4H
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COME AWAY WITH ME
ノラ・ジョーンズ ジェシー・ハリス リー・アレクサンダー ハンク・ウィリアムス / 東芝EMI
ISBN : B0000635NG
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Feels Like Home
Norah Jones / Blue Note
ISBN : B00018D44U
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フィールズ・ライク・ホーム (CCCD)
ノラ・ジョーンズ / 東芝EMI
ISBN : B000136TVA
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The Little Willies
The Little Willies / Milking Bull
ISBN : B000E6UJXS
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リトル・ウィリーズ(CCCD)
リトル・ウィリーズ / 東芝EMI
ISBN : B000E6G6JO
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# by knakano0311 | 2006-07-07 10:00 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

第10回 アジアの癒し姫たち

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長い間音楽を聴いていると、不思議なこともあるもので、アルバムの方から「買ってみて!、聴いてみて!」と秋波を送ってくる場合がある。今回紹介する二人の歌手は出張先の東京のとあるCDショップでアンテナに引っかかり、買った結果、大当たりであった。ハイクオリティの音質のため、価格は割高であったが、それを割り引くだけの満足度を得られた。音質はかなりいい。
したがって二人の歌手に共通する声の透明感が、際立ってせまってくる。本当に癒される。

まずシンガポール出身の「Jacintha」(ジャシンサと発音するらしい)。1枚目は「Ben Webster」に捧げたもので、「The Look Of Love」、「Stardust」、「Tenderly」などのスタンダード曲が続く。とりわけ「Danny Boy」は鳥肌が立つほどの凛とした歌唱力に圧倒される。2枚目「Rush Life」、3枚目「Autumn Leaves~The Songs Of Johnny Mercer」もやはり同様。歌唱力、音質は前作に比べいささかも損なわれず、スタンダード曲満載のアルバムで女性ボーカルファンは至福の癒しの時間を過ごせるだろう。

Here's to Ben: A Vocal Tribute to Ben Webster
Jacintha / Groove Note
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Lush Life
Jacintha / Groove Note
ISBN : B00005UONM
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Autumn Leaves: The Songs of Johnny Mercer
Jacintha / Groove Note
ISBN : B000040OJD
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さあ、二人目の姫は、フィリッピンの歌手「Jheena Lodwick ジーナ・ロドウィック」の香港録音版。ベートーベンの第九、「喜びの歌」のPOPSバージョンで始まり、イタリア民謡「オー・ソレミオ」のプレスリー版「It’s Now or Never」「Too Young」とつづく懐かしい50~60年代のPOPSのパレードには、本当に癒される。伸びやかな、張りがあるが決して硬くはないしなやかな高音。このCDをとある洋風居酒屋にさしあげたところ、おやじ連からリクエストが続出したいう。音質も前作同様太鼓判の大オススメ盤。ジャケットのイメージが掲載できないのは残念。
こんな歌手に出会えるとは、世界はあらためて広いなとも思う。

All My Loving
Jheena Lodwick / Jvc / Xrcd
ISBN : B0002KVUMA
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「Jacintha -Autumn Leaves」

          
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# by knakano0311 | 2006-07-05 23:29 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)

第9回 矢沢永吉氏からのメッセージ

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リスナーを酔わすために
(2006年6月14日 日本経済新聞夕刊よりの抜粋)

これまでは作り手の俺自身が酔っていた。作り手が最高だと感じる音楽は、聴き手だって最高と感じるはずだと。でも今はリスナーがシンプルに感じる歌を作ろう、リスナーを酔わせてやろうって思う。長く音楽をやってきて、やっとそこに行き着いたわけよ。
  (中略)
頑固さっていうのは、純粋にマジであることの裏返しだと思うね。もし俺が、三十年前から「リスナーは肩の凝らない音楽を聴きたい」とぬかしていたら、矢沢はとっくに飽きられていたね。
  (中略) 
団塊の世代の人々が第二の人生を目の前にして立ち止まり、「仕事人間だったな」って悩んだり、四十歳過ぎの女性が更年期障害で悩んだり、皆さんのそういう気持ちがよく分かる。おれも同じ人間。ウルトラマンじゃない。喜びと悲しみのはざまで、悩むこともあるんだから。

むかしは五十歳まで音楽を続けられたらいいって、言ってた時期も歩けど、とんでもないね。これからの矢沢はどんな音楽を出せるのかって、わくわくしている。挑戦こそエネルギーだよ。

【矢沢 永吉 やざわ えいきち】
1949年生まれ。72年キャロルのリーダーとしてデビュー。ヒット曲多数。
「YOUR SONGS」と題したアルバム3枚を5月に発売した。1980年代以降の曲から36曲を厳選。余計な楽器の音を省き、ボーカルが前面に出るように編曲を構成しなおした。

あまり聴いたことはなかったけど、彼の歌を聴いてみようかなとちょっぴり思った。

YOUR SONGS1
矢沢永吉 / 東芝EMI
ISBN : B000EZ8C6U
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YOUR SONGS2
矢沢永吉 / 東芝EMI
ISBN : B000EZ8C74
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YOUR SONGS3
矢沢永吉 / 東芝EMI
ISBN : B000EZ8C7E
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(P.S.)聴いてみました「Your Songs 2」。「東京」「Big Beat」、オリジナルと比べてみましたが、確かに氏の意図するところが明確に感じられました。

参考までに、好きなライブバ-ジョンの「Big Beat」。


「BIG BEAT(FIFTY FIVE WAY)'04」

          
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# by knakano0311 | 2006-07-05 23:09 | おやじのジャズ | Trackback | Comments(0)

第8回 ビートルズはお好き?

今年はビートルズ来日40周年だそうな。う~ん、私が20歳の時か。当時TVもない安下宿だったので、見た記憶がない。後日何かの特番で前座がドリフターズということを知りました。
シニアの皆さんは多分ビートルズには、思い入れやら思い出を多くもっていると思います。先日も来日40周年を記念するバンドコンテストに、多数のシニア世代のおじさんバンドが出演しているニュースをTVで放映していました。かくいう私も学生当時バンドを組んでブイブイ?いわしていたひとりです。

さて、数多くのミュージシャンがビートルズの曲を歌っているが、ここではアルバムとして気に入ったもの、或いはJazzの手だれが取り組むとこうも完成度が高くなるのかと思うものを紹介したい。
最初の1枚はムタンチスのボーカリストとして有名な「Rita Lee/Bossa'n Beatles」。タイトルが示すように、ボサノヴァ テイストのビートルズ曲集。「A Hard Day's Night」、「Michelle」、「I Want To Hold Your Hand」などおなじみの曲が軽快なBOSSAのノリで歌われる。何故か数曲がポルトガル語なのもご愛嬌。

ボッサン・ビートルズ
リタ・リー / ワードレコーズ
ISBN : B0007WADLW
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ビートルズと同じイギリス人「Connie Evingson /Let It Be Jazz」。タイトルからわかるように「Let It Be」をパロったアルバム。そんな遊び心に溢れるアルバムであるが、「上手い、上手すぎる・・・」。「Blackbirds」のアレンジの巧みさ、「Wait」のゆたりとした心地よさ、「When I’m 64」の軽妙さ、いずれもオリジナルとは違うレベルのすばらしいできばえである。カバーの名盤とはこのアルバムのこと。本業、JAZZスタンダードの「Some Cats Know」も一聴の価値あり。

Let It Be Jazz: Connie Evingson Sings the Beatles
Connie Evingson / Summit
ISBN : B0000AINL2
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「John Pizzarelli /Meets The Beatles」。ジョン・ピザレリ、男性ボーカルです。音楽一家で、お父さんもJazzギタリスト、いとこもベーシストのはず。女性ボーカル一筋のブログのはず、場違いにも程があると怒らないでください。ビートルズとくれば、このアルバムははずせません。楽しい、かっこいい、ノリがいい、の三拍子揃ったアルバムです。「Here Comes Sun」、「Oh Darling」、「Get Back」、「粋」の一言に尽きます。とにかくJazzファンで、ビートルズファンだったら聴いてほしい。アルバム唯一のインストメンタル曲「Eleanor Rigby」では、彼のギタープレイが堪能できます。私がビートルズを見直すきっかけとなった1枚です。

John Pizzarelli Meets The Beatles
John Pizzarelli / SMG
ISBN : B00000HZOU
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「John Pizzarelli - Can't Buy Me Love」

          
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# by knakano0311 | 2006-07-05 01:03 | おやじのジャズ | Trackback | Comments(0)

第7回 秘密の花園

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女性Jazzボーカルの楽しみ方は本当に奥が深いものがある。最近、女性歌手を評して「エロかっこいい」なんて言葉が流行っているが、言いえて妙!!この道は、はまったら、まっしぐら。
CDを聴いて楽しむ以外にも、いろいろ楽しみ方があります。アルバムジャケット、DVD、関連図書など。  なかでも女性ボーカルの場合は、アルバムジャケットに惹かれて、おもわず買ってしまう「ジャケ買い」。これがいいんだなあ。ヴィーナスレコードはボーカル以外でも、頻繁に女性ヌードをジャケにつかうことで有名であるが、ジャケットを開くと髭面の3人組がなどということもあり、やはり「ジャケ買い」は女性に勝るものはないと思う。数ある「ジャケ買い」から、中身(音楽)も、ジャケットに負けていないくらいよかったものを紹介したいと思う。

まずは「Gabriela Anders 」の「Wanting」。ミニスカートのスレンダーな女の子がすこしうつむき加減で歩いている姿を望遠で撮ったと思われる写真。「楚々とした風情」と言う表現がぴったり。なにかのストーリーを感じさせ、映画の1シーンを思わせるようなジャケット。どんな顔をしているのだろう? 聴いてみると、これがロリータボイスで、耳元でささやかれているような全身がけだるいマッタリ感につつまれる。(なぜかジャケットが表示されない場合はクリックを)
アルゼンチン出身の歌姫と言うが、情熱のラテンの国でもこのマッタリ感は通用するのだろうか?

Wanting
Gabriela Anders / Warner Bros.
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第2作目「Last Tango in Rio」が出たというので、早速買ったら、今度は顔のドアップ。超美人である。だがやはり紛れもない、ラテン系、肉食系の猫顔である。前作以上に輪をかけた超ロリータボイスで全身をくすぐってくれる。「アダブラカダブラ」などいう呪文めいた曲がさらに脱力感を加速する。ロリコン親父には超オススメのアルバム。
私に関していえば、「秘すれば、花・・・」。そこはかとない儚さ、可憐さを感じる前作のジャケットほうが好みか。

Last Tango in Rio
Gabriela Anders / Narada
ISBN : B0002Y4T8S
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つぎのおすすめは、スウェーデンの妖精「Lisa Ekdahl」。こちらも伏せ目がちで、横ずわり。
おやじの弱点をちゃんと見抜いていらしゃるから憎いこと。声はこれまた「ガブリエラ」と同じロリータボイス。
「Back to Earth」、「When Did You Leave Heaven」どちらも歌もジャケットもオススメ。ささやくような声で、あの往年のナットキングコールの「Lonely One」やスタンダードの「Cry Me A River」、「My Heart Belongs to Daddy 」なんかを歌うからたまらない。
元祖?ロリータボイスののブロッサム・ディアリーも真っ青か。

Back to Earth
Lisa Ekdahl Peter Nordahl Trio / RCA
ISBN : B00000IFUZ
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When Did You Leave Heaven
Lisa Ekdahl / RCA
ISBN : B000003ETV
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最後のオススメは、「Simone」。いや成熟した女の魅力がジャケットから漂ってきますネ。まさに「エロかっこいい・・・」。「ムーンライト・セレナーデ」はタイトル曲をはじめ、スタンダード満載のアルバム。特に「ベサメムーチョ」はメロメロになること請け合い。もう1枚の「ロマンス」はあまり知られていないが、「A Blossom Fell」「Just Squeeze Me」など珠玉のバラードが魅力の一枚。バックのロマンティック・ジャズ・トリオも絶妙なサポート。

ムーンライト・セレナーデ
シモーネ ジョン・ディ・マルティーノ ハンス・グラヴィシュニック フィリップ・コップマイヤー / ヴィーナスレコード
ISBN : B00018GZEG
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ロマンス
シモーネ&ロマンティック・ジャズ・トリオ シモーネ ロマンティック・ジャズ・トリオ / ヴィーナスレコード
ISBN : B000657MMS
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いやー、ジャケ買いも決して捨てたもんではありませんぞ!!

「Gabriela Anders / Wanting」

          
 
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# by knakano0311 | 2006-07-01 17:37 | 秘密の花園 | Trackback | Comments(0)

第6回 いつでもどこでも・・・

さて、この辺で私のオーディオ環境について触れておきましょう。基本的には、アップル社の60GBの「i-Pod」+BOSE社のノイズキャンセリング・ヘッドホン、「QuietComfort2」 です。家にはオーディオ コンポは持っているのですが、圧倒的に「i-Pod+HP」で聴いている時間が多いのです。理由はいくつかあります。

1)通勤時間が長い。家から会社までドア・ツー・ドアで片道1.5時間。この時間を有効に使わない手はない。
2)ここ数年間は、出張がむちゃくちゃ多く(昨年なんぞは、エアラインに乗った回数が130回、海外出張は17回を数えた)、この移動時間、待ち時間、滞在時間などの時間をどう楽しく使うか?
3)毎週トレーニング・ジムに通っており、1時間のウォーキング・メニューの際、ただ歩いているだけでは、味気ない。
4)親を田舎に残しており、けっこう頻繁に帰省しますが、片道400kmのドライブの友が必要。
5)いまだ、3人のパラサイトが同居して部屋を占拠しており、私の所有する数百枚のCDは衣装箱にいれて積み上げており、聴きたいからといって、すぐに望みのCDを出せる状態にない。

これらの悲惨?な状況から得られる必然的な答えが、「i-Pod+HP」であった。最初は20GBの「i-Pod」であったが、すぐに満杯になり60GBに変えたが、CDをかたっぱしから「i-Pod」に入れた結果,現在8,700曲、36GBという途方もない数字になっています。「塵もつもれば・・」とはこのことか。でも、先ほどの5つの条件下で、かつ高音質で、音楽を楽しむという命題は、見事に解決できています。現時点で、モバイル環境でのシステムとしては、ベストではないかと思われます。「いつでも、どこでも、ヘッドフォンかけたらそこは別世界、あなたは数百枚のCDをもって出かけられますか?」なにやらCMくさくなってきましたが・・・

「i-Pod」にはいくつかの機能がありますが、その中のひとつに、ある曲を何回聴いたか、その回数を表示してくれる機能があります。私のTOP回数の曲は何だったでしょう?
答えは、「Sheila Walsh」の「You Raise Me Up」でした。そう、荒川静香がトリノオリンピックのエキシビジョンで使ったあの美しい曲です。実際に使った「Celtic Woman」の「You Raise Me Up」もいいけど、美しく、ダイナミックにドラマティックに歌い上げている点で私は、「Sheila Walsh」のバージョンのほうが好きです。一時期、毎日出勤の電車の中で、モチベーションを高めるために聴いていました。Jazzyな世界とはちょっと離れましたが、ごかんべんを。

BOSE社に注文。あのヘッドホンの柔な作りは何とかなりませんかねえ?結構なお値段する割りは、プラスチックの筐体部分の強度が不足しているため、買って半年もたたないうちにヒビがはいるわ、割れるわ。仕方がないのでグルグル巻きに補強して使っています。今後、「QuietComfort2」を使おうと思っているヘビー・ユーザーは、買ったらすぐに頑丈な補強を施すことをお奨めします。


You Raise Me Up
Sheila Walsh / Integrity Music
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ケルティック・ウーマン
ケルティック・ウーマン / 東芝EMI
ISBN : B000CSUYJM
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# by knakano0311 | 2006-07-01 17:01 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

第5回 二人目の「A」・・・・

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これもまた30年ほど前の古い話になるが、FM放送を聴いていたとき「ガツン」と衝撃をうけた女性歌手がいた。「Ann Burton アン・バートン」であり、そのときの曲は「シェール」のヒットで有名な「Bang Bang」であった。すぐにレコード屋に走って、LPを買ったことを覚えています。オランダの歌手で、Jazzといえば、アメリカと思い込んでいた私の目を覚まさせてくれたアルバムでもあった。残念なことに彼女は1989年にこの世を去ってしまったけど、いまだに根強く彼女のファンが多いと聞く。「Ballads & Burton」「Blue Burton」の2枚がおすすめ。衝撃を受けた「Bang Bang」 「Someone To Watch Over Me」「Try A Little Tenderness」「Sunny」などおなじみの曲ではあるが、バートン節ともいえる深い味わいが心を揺さぶる。まさに名盤である。このほかにも何枚かのアルバムがでているが、プロデューサーとの相性か、はたまたバックの「ルイス・ヴァン・ダイク トリオ」との絶妙なコラボのせいか、心を揺さぶられたのはこの2枚だけであった。深夜に一人で聴くもよし、酒場で聴くもよし、少し人生を考えたくなったときにもぴったりのアルバムである。

彼女の死後16年、2005年になって「ルイス・ヴァン・ダイク」が新しいピアノ・トリオで彼女のレクイエム(鎮魂歌)として、先の2枚のアルバムにちなんだ「Ballads In Blue」をだしたが、やはり2枚の印象が強くバートンなき演奏に物足りなさを感じてしまった。


バラード&バートン
アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ジョン・エンゲルス ルディ・ブリンク / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005G4A4
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ブルー・バートン
アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ピエ・ノールディク ジョン・エンゲルス / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00005G4A3
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バラード・イン・ブルー
ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ / エムアンドアイカンパニー
ISBN : B0007VLW7M
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「THE SHADOW OF YOUR SMILE - ANN BURTON」

          
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# by knakano0311 | 2006-07-01 01:08 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)

第4回 二人の「A」

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梅雨の季節。こんなうっとおしい季節にはやはり定番のBOSSA NOVA。この時期の通勤電車には欠かせない音楽です。私の最初の女・・、いやJazzにおけるミューズ、DIVA(女神様)は、「アストラッド・ジルベルト/Astrud Gilberto」であった。狭くて汚い学生アパートで安物のプレーヤーで飽きるほどに聴いた38年前であった。抑揚のあまりない、淡々としたささやくような歌声は新鮮であり、私の耳をJazz Vocalにむけるのに十分なほど魅力的であった。それから20年ほどたって、私は聴いたんですよ、生で、彼女のステージを、New Yorkで。たまたまNYに出張した折、確か「Fat Tuesday」というJazzクラブに出演していました。小躍りしてクラブへ出かけ、期待にたがわぬステージを堪能したことを覚えています。さすがに容姿は昔のジャケットどおりとは行かなかったが、十分に我が初恋のミューズとよぶにふさわしい彼女であった。
もともと「Joao Gilberto」の奥さんで、彼女がキッチンか何かで、鼻歌を口ずさんでいるのを、夫のJoaoがきいて、「これはいける」というんで歌手になったということが、当時のライナーノーツにかいてあったような気がします。まあ鼻歌といってしまえばそれまでなんだが・・・
お奨めは「The Shadow Of Your Smile」「おいしい水」。いまでもこの季節になると必ず聴いている愛聴盤です。そういえば、最近の彼女のCD聴いてないなあ。チェックしてみようっと。


いそしぎ
アストラッド・ジルベルト / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00008KKUZ
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おいしい水
アストラッド・ジルベルト アントニオ・カルロス・ジョビン ジョアン・ドナート / ユニバーサルクラシック
ISBN : B00008KKT0
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「ASTRUD GILBERTOーThe Shadow of Your Smile」

          
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# by knakano0311 | 2006-06-30 13:08 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)

第3回 二人目の「あ」・・・

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一人目の「あ」の阿川泰子から20数年。今度はおじちゃん、おばちゃんをJAZZのファンに引きずり込んだ女性ボーカルがいる。いわずと知れた「歌う吉本」あるいは「歌うじゃりんこチエ」こと「綾戸智絵」である。ニューヨークへ留学~結婚~出産~離婚~がん宣告~手術~40歳過ぎてのJazz歌手デビュー。まるで波乱万丈、ワイドショーな人生はまさしく中年のアイドルにふさわしい。かくいう私も何回か彼女のコンサートに行ったことがありますが、老若男女があふれるロビーを知らない人が見たら、「いったい誰のコンサート?」と思うに違いありません。「まいど!」という大阪弁ではじまるコンサートは、まさに「歌う吉本」。しゃべりと歌とどちらが長いと思わせるような観客サービスにあふれるコンサートでした。
お奨めの1枚は、「Life」。バックバンドとのごたごたから抜け、初めて彼女自身のピアノの弾き語りでのアルバム、デビュー初期の意気込みやら想いが熱く伝わって来ます。なによりも、アンコールが一番多く、あのNHKの番組でおばちゃんを歌唱指導をしていた十八番の「Tennessee Waltz テネシーワルツ」がはいっているこの1枚でしょう。サミー・ディビス・Jrが好んで歌っていた「Mr.Bojangles」にも聞き惚れる。
彼女の言う「納豆におくらとモロヘイヤを混ぜ、さらに旬菜を加えたような」綾戸節にどっぷり浸れることうけあいです。



Life
綾戸智絵 ビリー・ジョエル ジョン・ニュートン モート・ディクソン レッド・スチュワート キャロル・キング ハリー・ヘイマン / イーストワークスエンタテインメント
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「Tennessee Waltz" by Chie Ayado (Live in YOKOHAMA 1999 vol.2) 」

          
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# by knakano0311 | 2006-06-28 16:58 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)

第2回 二人の「あ」

さっ、始めましょうか。今日はなにからとっかかるかという話。

Jazzにもいくつかのジャンルとういうかカテゴリーがありますが、まずとっつきのお奨めは、女性Jazzボーカルです。理由はいたって簡単です。
1)Jazz Vocal って定義が極めて、あいまいです。スタンダードといわれる曲でも、かってのミュージカルで使われた曲が大半であり、映画音楽、POPS、ボサノバ、ラテン などまでなんでもありの融通無碍の世界です。
2)女性ボーカルは美人に限るということで、その歌声に癒されるとともに、ヴィジュアル的にも楽しめます。評論家のどなたか、「いい女性Jazzボーカルの条件は、美人で歌がうまくて、更に艶というかぞくっとする何かを持っていること」みたいなことをおっしゃっていましたが、まさに同感です。

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最初にぞくっきたのはいつだったか?1970年代の後半30歳前後のころではなかっただろうか?それまではコンボばかりしか聴かなかった私が、ある人に、当時大阪の中之島にあった「プレイボーイ クラブ」に連れて行ってもらい、そこのステージで歌っていた歌手がブレイク前の「阿川泰子」であった。
よかったねー。濃いブルーのベルベットのステージドレスでプレイボーイクラブで歌う彼女の写真が、先日引き出しを整理していたら出てきました。
JAZZ歌謡とかいろいろの評価はあるけど、美人を売りにして、一気にホワイトカラー族をJAZZファン?、女性ボーカルファン?に引き込んだことはまさしく女性ボーカリストの王道か。’80年発表の「JOURNEY」は当時30万枚を発売したと言うからすごい。「センチメンタル・ジャーニー」にはじまり、「ムーンライトセレナーデ」など多分シニアの皆さんが知っている曲ばかりで、癖がなく、誰でもすんなりと聞き込める点では、まさにとっかかりのお勧め。「ウィ・ガット・メール~恋をするなら」も同じように、「星に願いを」「スターダスト」などスタンダード満載で、なごみのアルバムでおすすめ。

JOURNEY
阿川泰子 / ビクターエンタテインメント
ISBN : B0000561AS
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ウィ・ガット・メール~恋をするなら
阿川泰子 / ビクターエンタテインメント
ISBN : B0000W3PB4
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# by knakano0311 | 2006-06-25 23:22 | ミューズたちの歌声 | Trackback | Comments(0)