「ジョン・レノン/John Lennon」、「ポール・マッカートニー/Paul McCartney」の手になる子守唄、「Good Night」。歌うのは、デンマーク出身の歌手、女優の「カトリーン・ファルケンベルク/Katrine Falkenberg」。オリジナルのアルバムは、「I De Små Timer」(2017)。
「♪ Now it's time to say good night さあ おやすみを言う時間だよ Good night, sleep tight おやすみ よく眠りなさい Now the sun turns out his light 太陽も沈んだでしょ Good night, sleep tight おやすみ よく眠りなさい Dream sweet dreams for me 僕に良い夢が訪れますように Dream sweet dreams for you 君にも良い夢を
Close your eyes and I'll close mine 目を閉じて、そうすれば僕も眠るから Good night, sleep tight おやすみ よくお眠り Now the moon begins to shine 月が昇って明るくなってきたよ Good night, sleep tight おやすみ よくお眠り Dream sweet dreams for me 僕に良い夢が訪れますように Dream sweet dreams for you 君に良い夢が訪れますように
さて今宵の曲は「End」をキーワードにした、我々シニアには懐かしの古き時代の曲。1945年、「ショパンのポロネーズ/Chopin's Polonaise in A Flat, Op. 53.」に歌詞をつけ、「Till The End Of Time(時の終りまで)」として歌ったのが、「ペリー・コモ/Perry Como」。「The Best Of Perry Como」(2002)から。
【 Till The End Of Time 】 by Ted Mossman and Buddy Kaye
「♪ Till the end of time, 時の終わりが来るまで Long as stars are in the blue, 星々が青く輝くかぎりいつまでも long as theres a spring, a bird to sing, 春に鳥がさえずるかぎりいつまでも Ill go on loving you.
Till the end of time, 時の終わりが来るまで Long as roses bloom in May, 5月にバラが咲く限りいつまでも my love for you will grow deeper, あなたへの愛は日一日と with every passing day. ますます深くなる
もう一つの懐かしいオールド・ポップスは、「The End of the World(この世の果てまで)」。この曲は、「スキーター・ディヴィス/Skeeter Davis」が、1962年に歌って大ヒットした歌で、多くのカバーがあるが、我々が一番馴染みが深いのは、「ブレンダ・リー/Brenda Lee」の歌唱でしょうか。このころ流行った語りが入る歌唱。アルバム、「Let Me Sing」(1963)から。
【 The End Of The World 】 by Arthur Kent, Sylvia Dee
「♪ Why does the sun go on shining? なぜ太陽は輝き続けるの? Why does the sea rush to shore? なぜ波は浜辺に打ち寄せるの? Don’t they know it’s The End of the World この世の終わりだとは知らないのかしら Cause you don’t love me any more だってもう貴方は私を愛してくれないのだから
Why do the birds go on singing? どうして小鳥は囀り続けるの? Why do the stars glow above? どうして星は空に輝いているの? Don’t they know it’s The End of the World この世の終わりだとは知らないのかしら It ended when I lost your love 世界は終わったの あなたの愛を失ったから
I wake up in the morning and I wonder 朝目覚めて不思議に思うの Why everything’s the same as it was なぜすべて今までと一緒なのかと I can’t understand, no, I can’t understand 理解できない わからないわ How life goes on the way it does どのように生き続けていったらいいの
Why does my heart go on beating なぜ私の心は鼓動を続けているの? Why do these eyes of mine cry なぜ私の瞳は泣きぬれるの? Don’t they know it’s the end of the world この世の終わりだとは知らないのかしら It ended when you said goodbye 世界は終わったの あなたが「さよなら」と言ったから
「♪ Well, you can tell by the way I use my walk, ところで俺の歩き方見ててわからねえか I'm a woman's man: no time to talk. 俺が女が命だってことよ 喋っている時間はねえ Music loud and women warm, 音楽はなっているし、女は熱くなりだしてる I've been kicked around 俺がブラブラしているのは Since I was born. 生まれついてこの方さ
And now it's all right. It's OK. いいよな、いいんだよ And you may look the other way. お前は見なかったふりをしてても We can try to understand そうすりゃ理解できるさ The New York Times' effect on man. NYタイムズが男に与える影響ってやつを
Whether you're a brother お前が兄弟であろうが or whether you're a mother, おふくろであろうが You're stayin' alive, stayin' alive. みんな必死に生き続けようとしているんだ Feel the city breakin' and everybody shakin', 身震いするほど都会の断絶を感じながら And we're stayin' alive, stayin' alive. それでも生き続けなくちゃ Ah, ha, ha, ha, stayin' alive, stayin' alive. 生き続けなくちゃならねえ Ah, ha, ha, ha, stayin' alive. 生きていかなくちゃならねえんだ
最近久しぶりにジャケ買いしたアルバム。LAを拠点に活動する女性ヴォーカリスト&ソングライター、「キャスリーン・グレイス/Kathleen Grace」が、ピアニスト&オルガニスト、「ラリー・ゴールディングス/Larry Goldings」とタッグを組んだアルバム「Tie Me To You」(2020)。私には、二人とも初お目見えである。
収録曲のうち、アルバム・タイトルの「Tie Me To You」と「Everywhere」が二人の共作オリジナルで、あとはジャズをベースに、スタンダードからフレンチ・ポップス、ブルース、ビートルズと一見節操もないようにも感じるが、決してそうではない。全編を通じ、静謐ながらもリラックスした雰囲気で柔軟で表情豊かな歌唱。久しぶりの「アメリカーナ」という感じ。
冒頭収録のオリジナル、「Tie Me To You」の醸し出すクラシカルな世界、静謐な世界にはすっかり引き込まれてしまった。彼女は、「・・・ このアルバムは、聴く者の心を静めて、穏やかにして、困難の時には美しさを与えてくれます。このパンデミックに直面している現在のこの世界で、私たち全員が互いに結びついていると信じています。・・・」とライナーノーツで語っている。
タイトル曲他いくつかを ・・・。
【 Tie Me To You 】 by Kathleen Grace , Larry Goldings
「♪ Tie me to you 私とあなたを with a string 結んでいる糸は flying floating 浮かぶように 漂うように fastening 繋がっている
Lie beside me 私の傍に来て hold me still 私をずっと抱きしめて Diamonds dancing そうすれば私のポケットは Pockets filled ダイヤモンドでいっぱいに
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Tie me to you 私とあなたを with a string 結んでいる糸は close forever 永遠に fastening ほどけない ♪」
【 Good Morning Heartache 】 by Ervin Drake / Dan Fisher / Irene Higginbotham
「♪ Good morning heartache おはよう私の心の痛みさん You old gloomy sight あんたって相変わらず鬱陶しいわね Good morning heartache おはよう私の心の痛みさん Thought we said goodbye last night たしか昨日の夜お別れしたのに I turned and tossed until あんたが消えるまで It seems you we have gone もがき苦しんだのに But here you are with the dawn 朝になったらやっぱり戻ってきた
Wish I forget you あんたを忘れたいんだけど But you're here to stay まだここにいるんだ It seems I met you あんたにあったのは When my love went away 恋人が去った時だったかしら Now everyday I stop I'm saying to you 今じゃ毎日挨拶してるわね Good morning heartache what's new おはよう心の痛みさん、今度は何?
Stop haunting me now 私に纏わりつくのはもうやめてよ Can't shake you nohow でもあんたを振り落とせないの Just leave me alone もうほっといてよ I've got those Monday blues 月曜から始まる憂鬱な気持ちが Straight to Sunday blues ずっと日曜まで続くんだから
本作「The Absence」は、世界的ヒットを記録した前作「My One & Only Thrill」から3年ぶりとなるスタジオ・アルバム。2011年に1年間をかけ、モロッコの砂漠やポルトガルのリスボン、アルゼンチンのブエノス・アイレス、そしてブラジルのサンパウロなど世界中を旅し曲作りを行ったというだけに、どこかラテンの哀愁が漂っている。
【 So we meet again my heartache 】 by Melody Gardot
「♪ So we meet again my heartache またお会いしましたね「私の心の痛み」さん So we meet again my friend またお会いしましたね 私のお友達 I should've known that you'd return きっと戻ってくると思っていました The moment I was ? その時なんですね
So we meet again my heartache またお会いしましたね「私の心の痛み」さん Like two lovers torn apart まるで離れ離れになっていた恋人たちのように Bound together by the breaking 疲れ果てるか燃え尽きるか Of a tired and torrid heart いずれ来る破局によって結びついている恋人たちのように