大屋地爵士のJAZZYな生活

夏です! ラテン・ジャズです!

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 夏です! 当たり前ですが、暑いです!「祇園祭」や「天神祭」も近づいてきたというところで、今宵もラテンの熱いノリを続けます。

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 「カルロス菅野」というパーカッショニストがいる。1957年生まれの、フュージョン・プレイヤー、音楽プロデューサーでもある。広島市出身、上京し、「松岡直也グループ」へ加入後、日本を代表するサルサ・バンドとなった「オルケスタ・デ・ラ・ルス/Orquesta de la Luz」に結成メンバーとして参加。「大儀見元」の脱退後は、「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のリーダーとなり、1991年のセカンドアルバム、「サルサに国境はない」などで世界中に名を轟かせた。

 1995年「オルケスタ・デ・ラ・ルス」を脱退。日本のトップ・ミュージシャンを集め、ラテン・ジャズ・ビッグバンド「熱帯JAZZ楽団/Tropical Jazz Big Band」を結成。パーカッショニスト兼リーダー兼プロデューサーとして、国内はもとより、海外でも活躍を続けている。 

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 「ラテン・ジャズ」。より正確に言えば、「アフロ・キューバン・ジャズ」か ・・・。キューバ革命の以前、1940年代にニューヨークへ渡ったキューバ移民の影響で流布、瞬く間に人気を博した音楽である。実は、私は一時期「熱帯JAZZ楽団」にはまっていて、リリースされた一連のCDもかなり持っている。「Hyogoクリスマス・ジャズ・フェスティバル2013」で、「情熱のラテン・ジャズ!カルロス菅野熱帯Superjam with マリーン」という「カルロス菅野」率いる「熱帯JAZZ楽団」からセレクトされたメンバーによるコンボ、「熱帯Superjam」に、 ゲスト・ヴォーカルとして 「マリーン/Marlene」を迎えてのコンサートでその迫力と熱気に直に触れたことがある。

 ということで、まずは「光の楽団(オーケストラ)」という意味である「オルケスタ・デ・ラ・ルス/Orquesta De La Luz」のアルバムから、2曲ほど。日本でおなじみの曲を見事にラテン・アレンジにまとめている。「ザ・ピーナッツ」とともに、「カテリーナ・バレンテ/Caterina Valente」なんて名前も思い出しますね。

CALIENTE!

Orquesta De La Luz / BookRidge Records



「オルケスタ・デ・ラ・ルス - 情熱の花 (Passion Flower)」

          

オルケスタ・デ・ラ・ルス・ライブ

オルケスタ・デ・ラ・ルス / BMG JAPAN



「I am a piano - Orquesta de la Luz」

          

 続いて、「熱帯JAZZ楽団」を。「祇園祭」や「天神祭」のお囃子が聞こえてきそう。

熱帯JAZZ楽団XIV~Liberty~

熱帯JAZZ楽団 / SMJ



「FREVO VIVO - 熱帯Jazz楽団」

          

熱帯JAZZ楽団 II〜September〜

熱帯JAZZ楽団 / ビクターエンタテインメント



「September - 熱帯JAZZ楽団 Tropical Jazz Big Band」
 
          
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# by knakano0311 | 2017-07-15 10:39 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

我が青春のフュージョン

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 一週間ぶりの山仕事。この一週間はずっと雨模様。そのせいでしょう、山のあちこちに「キノコ(茸)」が顔を出している。先達が声をあげたのが、このキノコ、「アカヤマドリタケ」。直径30cm程もある大型のキノコ。食用キノコで、味と香りが良く、ヨーロッパ料理でよく使われるという。しかし、キノコはド素人。触らぬ神になんとやら。そのままにして通り過ぎる。

 さて、「今田勝」やら「松岡直也」を持ち出してくると、懐かしくなってくるのが、我が青春のフュージョン(fusion)。このフュージョン、我々の時代は、「ジャズ・ロック(Jazz Rock)」とか「ラテン・ジャズ(Latin Jazz)」なんて呼ばれ方をされていたように思うのだが、やがて「クロスオーバー(Crossover)」、そして「フュージョン(fusion)」というカテゴリーに定着していき、1970年から1980年代後半にかけて、日本ではフュージョン・ブームが全盛期を迎えた。

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 私が最初にフュージョン触れたのは 「デオダート/Eumir Deodato」の「ツァラトゥストラはかく語りき(原題;Prelude」(1973) あたりだったでしょうか。その後、日本でも、「カシオペア /Casiopea)」が、1977年に結成、1979年にデビュー。「T-SQUARE」が、1976年に結成され、1978年にデビューなど現在も活動しているフュージョン・バンドが続々現れた。そんな中で、心を揺すぶったのが、キーボード奏者、「本田竹広」と, サックス奏者、「峰厚介」を中心に、1978年結成された、「ネイティブ・サン/Native Son」。当時、日本を代表するフュージョン・バンドであった。1STアルバム、「ネイティブ・サン」(1979)は、30万枚を越えるヒットとなったという。もちろん、なけなしの小遣いでLPを買いましたとも。

 メンバーは、「本田竹曠(Keyboards)」、「峰厚介 (Tenor & Soprano Saxophone)」、「大出元信 (Guitar)」、「村上寛 (Drums)」、「 川端民生 (Bass)」。結成当時5人のメンバー中、本田、大出、川端の3人が鬼籍に入り、バンドそのものも永遠に幕を閉じてしまった。我々世代にとっては、まさに「青春のフュージョン」といっていいが、若い世代にとっては、「バブル時代のフュージョン」かも知れない。「ご陽気」、「ノリ」、「ダンサブル」、「ファッショナブル」「車」、「西海岸」といったキーワードが似合う曲が多かったから。

ネイティブ・サン

ネイティブ・サン / ビクターエンタテインメント



「SUPER SAFARI - NATIVE SON」

          

 ほぼ同じ時代に結成されたが、今も衰えずに大活躍しているご贔屓のフュージョン・バンド(?)が、1985年に結成された「東京スカパラダイスオーケストラ/TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA」。「スカ (Ska) 」とは、50年代中頃にアメリカのR&Bやジャズの影響を受けて成立したジャマイカの音楽ということらしいから、「ラテン・ジャズ」、「フュージョン」といってもいいでしょう。「スカパラ」のその迫力、ノリは今でも色褪せることなく健在。

Gunslingers~LIVE BEST~

東京スカパラダイスオーケストラエイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ



「東京スカパラダイスオーケストラ - STROKE OF FATE」
  
          

「東京スカパラ - ルパン三世」

          
  
 結成後、30年以上も第一線で活躍し続けてきたのは、フュージョン・バンドだけに、自分たちのスタイルやカラーを守りつつも、「さかなクン」、「高橋一生」、「志村けん」、「タモリ」、「横山健」、「上原ひろみ」などといったあたらしい才能や異分野のタレントたちとのコラボを繰り返してきたことも、その要因だと私は見てますが ・・・。「上原ひろみ」とのコラボを、アルバム「Goldfingers」(2010)から。

Goldfingers

東京スカパラダイスオーケストラ / カッティング・エッジ



「水琴窟 -SUIKINKUTSU- feat.上原ひろみ/TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA」

          
  
  
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# by knakano0311 | 2017-07-14 09:39 | 我が青春のジャズ・グラフィティ | Trackback | Comments(0)

続・夏仕様のフュージョンでも聴いて

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 次々に咲いて楽しませてくれる「ヒメヒマワリ(姫向日葵)」。別名は「キクイモモドキ(菊芋擬き)」という名前がついていて、ちょっとがっかり。

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 前回取り上げた「今田勝」と並んで、日本における「サマー・フュージョン」、「ラテン・フュージョン」の草分けといえば、外せないのが「松岡 直也」。1937年、横浜生まれ。15歳でプロとなり、ラテン・バンドを率いて活躍。1977年、初のリーダーアルバム「JOYFUL FEET」をリリース、1979年にはホーン・セクションを加えた大規模編成による「松岡直也&ウィシング」を結成。1980年と1983年の2回にわたって、スイス「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に出演、その存在を世界に知らしめた。1985年、「中森明菜」に提供した「ミ・アモーレ/Meu amor é・・・」は第27回「日本レコード大賞」を受賞し、また松岡は「日本作曲家大賞・優秀作曲家賞」を受賞した。2014年、前立腺癌のため川崎市の病院で死去。76歳。

ベストコレクション ワーナーミュージック イヤーズ

松岡直也 / ワーナーミュージック・ジャパン



「松岡直也 - THE WING〜Poolside Love Affair〜ミ・アモーレ〜ONE LAST FAREWELL〜あの夏の日を」

          

「Touch The New York Pink - Naoya Matsuoka」

          
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# by knakano0311 | 2017-07-13 13:46 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

夏仕様のフュージョンでも聴いて

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 いや、むしむしと暑いですね。5月に種を蒔いた「フウセンカズラ/風船葛」もだいぶ大きくなって花が咲きだした。 (参照拙ブログ「私も負けじと花の種を蒔く」

 近くの小学校のプールから、子供たちの歓声が響いてくる。こんな時は、日課のウォーキング以外は、もう外には出ずに、ビールでも飲みながら、気楽に聴けて、ご陽気で、ノリがよく、ただ聴くにまかせるといった曲を聴いて、暑さを凌ぐのがいい。わたしの車に積むアルバムも、ラテンのノリの効いた、夏のフュージョン定番アルバムに衣替えをしたばかりです。

 「今田勝」。1932年生まれ。御年85歳、まだ現役のようです。「アンダルシアの風」が1980年のリリースというから、もう40年近くもサマー・フュージョンの雄、フュージョン・キーボードの雄として活躍しつづけている草分け的存在。「哀愁のカーニバル/Carnival 」。沖縄のホテルのプールサイドで流れていたことを思い出します。

哀愁のカーニヴァル

今田勝 / アート・ユニオン



「Masaru Imada - Carnival」 

          

 「アンダルシアの風/Andalusian Breeze」。

アンダルシアの風

今田勝 / アート・ユニオン



「Andalusian Breeze - Masaru Imada」

          

 「デイトナ・ビーチウェイ」。アルバム、「ミント・ブリーズ/Mint Breeze」からの一曲。

ミント・ブリーズ

今田勝 / アートユニオン



「今田勝 - デイトナ・ビーチウェイ」

          
  


  
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# by knakano0311 | 2017-07-12 09:38 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

I Believe You Can Fly 

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 庭先で「セミ(蝉)」が、脱皮、羽化しようともがき苦しんでいる。脱皮したはいいが、地面に落ちて、仰向けになってしまい、抜け殻を抱えたまま、起き上がれずにもがいている。起き上がれるように、手をかしてあげた。なにかつぶらな瞳に見つめられているようで、「虫愛でる爺」としてはちょっと胸キュン。

 この地域で、最初に鳴くのは、「ニイニイゼミ」。多分それであろうか。梅雨明けも間近ということだろう。「I Believe You Can Fly」。しばらくしてみたら、もういなかったので、無事羽化でき、飛び立ったと思いたい。

 我が家の息子たちはもういずれも羽化し、巣立ってしまったので、手を貸す必要はない。しかし、妻はそれがちょっと寂しいようだ。

 さて、今宵は巣立ちの決意の歌、2曲。最初は、「ライラ・ハザウェイとジョー・サンプル/Lalah Hathaway & Joe Sample」のコラボ・アルバムで、私、大のお気に入りの「The Song Lives On」から、「One Day I'll Fly Away」。 「♪ いつか 私は飛び立つわ あなたとの愛は 昨日に置き去りにして ・・・・ ♪」と、前へ前へと進んでいく女性の心境を歌った希望が湧いてくる美しいバラード。映画「ムーランルージュ/Moulin Rouge」(2001年制作)で劇中「ニコール・キッドマン/Nicole Kidman」も歌っていたのも印象に残っている。作曲は「ジョー・サンプル」、作詞は「ウィル・ジェニングス/Will Jennings」である。
 
【 One Day I'll Fly Away 】

「♪ I make it alone     私 一人で生きていくわ
  When love is gone     愛は終わったいま
  Still you made your mark  でも、まだあなたの面影が私の心の中に
  Here in my heart        深く刻みつけられているわ

  One day I'll fly away        いつか 私は飛び立つわ 
  Leave your love to yesterday   あなたとの愛は 昨日に置き去りにして 
  What more can your love do for me  もうこれ以上 どうしようもないわ
  When will love be through with me   愛は私を通り過ぎてしまったから

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  One day I'll fly away, fly away, fly away  いつか 私は飛び立つわ 
  One day I'll fly away, fly away, fly away  きっと、きっと ・・・
  One day I'll fly away, fly away, fly away  いつの日にか   ♪」

Song Lives on

Joe Sample / Pra Records



「Joe Sample & Lalah Hathaway - One Day I'll Fly Away」

          

 次の歌は、若い人へのエールの歌としましょうか。シカゴ出身のR&Bシンガーソングライター、音楽プロデューサーの「R・ケリー/R. Kelly」の「アイ・ビリーブ・アイ・キャン・フライ/I Believe I Can Fly」。この曲は「R・ケリー」自身により、1996年、バスケ映画の名作といわれる「マイケル・ジョーダン/Michael Jordan」主演の映画「スペース・ジャム/Space Jam」(1996年)へ提供されたものだという。この曲は、大ヒット、「最優秀R&Bソング賞」など3つのグラミー賞を獲得、「ソング・オブ・ザ・イヤー」と「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出された。
  
【 I Believe I Can Fly 】

「♪ I used to think that I could not go on   もうやってられないと思っていた
  And life was nothing but an awful song  人生なんてひどい歌以外の何物でもないと
  But now I know the meaning of true love  しかし今、愛の本当の意味を知ったんだ
  I'm leaning on the everlasting arms     神の強い支えを感じているんだ

  If I can see it, then I can do it       思い描けば、それは実現できる
  If I just believe it, there's nothing to it   ただ信じること、それが全てなんだ

  I believe I can fly             僕は飛べることを信じている
  I believe I can touch the sky        空に舞い上がれることを信じている
  I think about it every night and day    夜も昼もそのことをずっと考えている
  Spread my wings and fly away       翼を広げ大空に飛び立つことを
  
  I believe I can soar             僕は舞い上がれることを信じている
  I see me running through that open door  開いたドアを駆け抜けていく自分が見える
  I believe I can fly              飛べることを信じている
  I believe I can fly              飛べることを信じている
  I believe I can fly hoo            絶対飛べることを

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 シングル発売から2年後にあたる1998年に発表されたアルバム、「R.」から。

R.

R.ケリー / BMG JAPAN



「R. Kelly - I Believe I Can Fly」

          
  
  
 そういえば、ディズニーの長編アニメ、「ピーター・パン/Peter Pan」で歌われた「You Can Fly! You Can Fly! You Can Fly! 」も印象的だったなあ。
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# by knakano0311 | 2017-07-11 09:31 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

無条件降伏ではちょっと癪なので ・・・

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 我が家の「野菜VS花ウォーズ」、妻の野菜派の圧倒的勝利で終戦を迎えようとしている。そこで無条件降伏ではちょっと癪なので、条件を出しました。私の大好物である「オカヒジキ(陸鹿尾菜、陸羊栖菜)」を植えてもらえれば ・・・と。「オカヒジキ」、山形県が産地として有名らしいが、長野県でも結構栽培されているらしく、何年か前、帰省したときに実家のおとなりさんから頂いて、以来、大好物になってしまった野菜。(参照拙ブログ「おかひじき(陸鹿尾菜)を頂く」

 しかし、わたしの住んでいる近所で店頭に並んでいるのを見たことがない。多分ないだろうとタカをくくって、近所のホームセンターに行ったら、なんと!!あるではないか。しかもいま種を蒔けば、ギリギリ収穫に間に合いそう。もうあっさりと降伏、平和理に終戦を迎えました。

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 「surrender」というと、「降伏、降参」、「降伏する、降参する」という意味ですが、「I Surrender, Dear」というと、「あなたに首ったけ」という意味。1930年に、「ハリー・バリス/Harry Barris」作曲、「ゴードン・クリフォード/Gordon Clifford」作詞による古い古いスタンダード。「ビング・クロスビー/Bing Crosby」がヒットさせ、彼がスター歌手となるきっかけとなった曲だという。

【 I Surrender, Dear 】 
           Words by Gordon Clifford / Music by Harry Barris

「♪ We've played the game of stay away  僕たち二人離れていられるかどうか賭けをした
  But it cost more that I can pay.     結果、これ以上負けられないという僕の惨敗
  Without you I can't make my way,    君なしではやっていけないことがよく分かった
  I surrender, dear.            もう降参 君に首ったけ

  I may seem proud, I may act gay,    お高くとまって、陽気に見えるかもしれない
  It's just a pose, I'm not that way,    それはポーズで、実際はそうじゃない
  'Cause deep down in my heart I say   すっかり落ち込んでしまったから告白するよ
  I surrender, dear.             僕は君に首ったけ

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 往年の名花、「ジュリー・ロンドン/Julie London」。アルバムは、カップリングのベスト・シリーズ、「The End of the World/Nice Girls Don't Stay For Breakfast」から。

End of the World

Julie London / EMI Gold Imports



「Julie London ‎– I Surrender, Dear」

          

 「セロニアス・モンク/Thelonious Monk」も代表作と言われる「ソニー・ロリンズ/Sonny Rollins」や「マックス・ローチ/Max Roach」を迎えての「Brilliant Corners」(1957)、ソロピアノの「Solo Monk」(1965)で演奏しているが、ジャケットがお気に入りの「Solo Monk」から。

Solo Monk

Thelonious Monk / Sony



「Thelonious Monk - I Surrender, Dear」

          
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# by knakano0311 | 2017-07-10 11:23 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

人間様にも動じることなく

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 山作業中に出くわした親子連れの鹿。脅かしても全く動じることもなく、じっとこっちを見て動こうともしない。天敵ながら、ある種の風格というか、神々しさすら感じるから不思議である。鹿除けのために設置したツリー・シェルターにより、4月に植樹したクヌギ苗は守られているので一安心。ひとしきり草を喰んだあとは、ゆっくりと森に消えていった。

 「Born To Be Wild」。リフが印象的な懐かしい映画の主題歌が頭に浮かんだ。こんなリフが印象的な曲が、めっきり少なくなってしまたと感じるのは爺の感傷か。映画「イージー・ライダー/Easy Rider」(1969)の主題歌、「ワイルドでいこう!/Born To Be Wild」を「ステッペンウルフ/Steppenwolf」で。

 「ステッペンウルフ」は、東ドイツ出身の「ジョン・ケイ/John Kay」を中心に、1967年にカナダで結成されたロック・バンド。バンド名は、「ヘルマン・ヘッセ/Hermann Hesse」の小説「荒野のおおかみ」(Der Steppenwolf)から名付けられたという。

「♪ Get your motor runnin'      モーターを回せ
  Head out on the highway     ハイウェイを目指せ
  Lookin' for adventure        冒険を求めろ
  And whatever comes our way    途中に何が起ころうと
  Yeah Darlin' go make it happen   Yeah、ダーリン 起こるなら起こればいいさ
  Take the world in a love embrace  この世界を愛の抱擁で包み込もう
  Fire all of your guns at once     直ちに全ての拳銃をぶっぱなせ
  And explode into space       そして宇宙へと舞い上がって行け

  ・・・・・・・・・・・・

  Born to be wild   ワイルドでいこう
  Born to be wild   ワイルドに生きるために生まれてきた  ♪」


イージー・ライダー ― オリジナル・サウンドトラック

ステッペンウルフ / ユニバーサル インターナショナル



「Steppenwolf - Born To Be Wild」

          
  


  
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# by knakano0311 | 2017-07-09 09:45 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

元気が出る朝の食卓

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 先日、山で採ってきた「ヤマモモ(山桃)」のジャムが食卓に並ぶ。庭で採れた「キュウリ(胡瓜)」、「ミニトマト」のサラダ、そして「ナス(茄子)」の浅漬けも ・・・。大きく育ってきた「ゴーヤ」もそろそろか。元気が出る朝の食卓。

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 さて、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」は、「市街電車で朝食を/Breakfast on the Morning Tram」をオススメしています。聴いてみましょうか。同タイトルのアルバム(2007)からです。このアルバムは、フランス「ブルーノート」へ移籍した第一作であるが、従来のスダンダードを中心にすえたアルバムではなく、「Jazzy,not Jazz」のようなポップスに近い感覚に仕上げたアルバムとなっている。オリジナルのほか「セルジュ・ゲンズブール/Serge Gainsbourg」、「ピエール・バルー/Pierre Barouh」、「セルジオ・メンデス/Sergio Mendes」などもとりあげられていて、相変わらずチャーミングでその聴き心地のよさ。

 そして、最大のポイントは、「カズオ・イシグロ/Kazuo Ishiguro/石黒 一雄」のタイトル曲のほか、「The Ice Hotel」、「I Wish I Could Go Travelling Again」、「So Romantic」の歌詞4編。「カズオ・イシグロ」といえば、日本生まれのイギリス作家。1989年に長編小説「日の名残り/The Remains of the Day」でイギリス最高の文学賞、「ブッカー賞」を受賞している。またその作品を始め、2005年出版の、「わたしを離さないで/Never Let Me Go」などは、映画化、舞台化、TVドラマ化されているのでご覧になった方も ・・・。(参照拙ブログ「読むJAZZ(7)  ~音楽と夕暮れをめぐる五つの物語~ 」

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 作曲は、ステイシーの夫でサックスで支える、「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。ライナー・ノーツで「カズオが書いてくれた歌詞はショートストーリーのような形になっていて、従来の歌の形式にはとらわれていないの。・・・・ わたしは二人の創りだした音楽の世界にノックアウトされてしまったわ。」とステイシーは語っている。

 「傷心のあまり眠れなかった朝を迎えるには朝の路面電車で朝食をとることが一番、食べれば悩みなんか消えてしまう」と歌う「市街電車で朝食を」など。ステーシーが語るように、良質の短編小説を読むような感性豊かな情景が拡がる。

【 Breakfast on the Morning Tram 】
                 作詞:Kazuo Ishiguro 作曲:Jim Tomlinson

「♪ So here you are in this city     この街に佇んでいる そうあなた
  With a shattered heart, it seems   こころを閉ざしているように見えるわ
  Though when you arrived       この街についたときから
        you thought you'd have   ずっと夢で考えていたような
  The holiday of your dreams        休日を過ごせるなんて思っていた
  You'd cry yourself to sleep if you could  できることなら泣きながら眠ってしまいたいと
  But you've been awake all night     しかし残念ね 一晩中起きていたんでしょ
  Well here's something that you need to do  何が必要か教えてあげようか
  At the first hint of morning light      夜が明けてしなくてはならない最初の事を

  Walk right across the deserted city   まだ誰もいない街を歩いて 
  To the Boulevard Amsterdam      アムステルダム大通りへ行き
  And wait there             しばらく待ってなさい
  For what the citizens here        この街の人たちがこう呼ぶ
  Refer to as the Breakfast Tram    「ブレックファスト・トラム」を薦めるわ
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   
  And even though you're a stranger  初めて訪れた土地にもなのに
  They'll make you feel         街の人たちは
  Right at home             家にでもいるように心地よくさせてくれる
  They'll be offering to refill your coffee  コーヒーのおかわりを注いでくれたりして
  They won't have you sitting there alone  人々はあなたを一人で放って置きはしない
  'Cause they've seen many others just like you  あなたのような人は大勢見てきたから
  And each one of them has had it happen too   みんな同じようなことを経験している
  So just enjoy your fresh croissant and jam  さあ、クロワッサンとジャムを楽しんで
  And don't neglect the Belgian waffles     ベルギー・ワッフルも忘れないで
  You'll soon forget your troubles        食べれば、悩みなんかすぐ消えるわ
  When you have breakfast on the morning tram  朝の電車で朝食をとれば   ♪」

市街電車で朝食を

ステイシー・ケント / ワーナーミュージック・ジャパン



「Stacey Kent - Breakfast on the Morning Tram」

  
          
  


  
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# by knakano0311 | 2017-07-08 09:24 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

織姫と彦星のみる夢は

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 七月七日。今年も「七夕人形」を飾る。孫娘の誕生から我が家の習わしとなっている。ふるさと松本の七夕は、八月六日から七日にかけて、旧暦で行われる。全国でも松本地方だけの風習らしいが、この地方では七夕に「人形」を飾るのである。一般的な「七夕飾り」と共に、男女一対の木製や和紙製で作られた「七夕人形」を軒下につるしてお祝いをするのである。

 この「七夕人形」を飾る風習は、江戸時代から今に伝えられている風習で、お雛様や五月人形と同じように、赤ちゃんの誕生の初節句に、その健やかな成長を祈って贈られる人形である。そんな所以で、我が家でも孫娘の健やかな成長を願って、今年も「七夕人形」を飾る。その孫娘を今日は預かって、夕刻、3月に卒園した保育園の縁日、「七夕夕涼み会」につれて出かけることになっている。

 さて、「ドリーム」といえば、この曲、多くの歌手に歌われ、多くの人に愛された曲、1944年、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」によって作られた「ドリーム/Dream」でしょう。もう70年以上愛されているスーパー・スタンダード。

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  「ジョニー・マーサー」 (1909年 – 1976年)。アメリカの作詞家・作曲家で、「キャピトル・レコード」を共同設立したことでも知られている。「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」とのタッグで数々のヒット曲、例えば、「ムーン・リバー/Moon River」(1961)、「酒とバラの日々/Days of Wine and Roses」 (1962)、「シャレード/Charade」(1963)を飛ばし、アカデミー音楽賞にノミネートされること19回、そのうち4回は受賞。外国語曲にも作詞し、最も有名なのは、「枯葉/Autumn Leaves(フランス語:Les Feuilles Mortes)」。生涯、1500曲以上書きたと言われる。

【 Dream 】   by Johnny Mercer 

「♪ Dream when you’re feelin’ blue      ブルーな気持ちの時は夢を見ることね
  Dream that’s the thing to do        夢を見ることがするべき方法よ
  Just watch the smokerings rise in the air  タバコの煙の輪が浮かぶのを見れば
  You'll find your share of memories there   きっとなにか思い出すわ

  So dream when the day is thru       一日ずっと夢を見ていようよ
  Dream and they might come true      夢を見てさえいればきっとかなうから
  Things never are as bad as they seem    考えているほど物事は悪くないよ
  So dream, dream, dream           だから、夢を、夢を見ようよ ♪」
  

 さて、空模様が怪しいが、織姫と彦星のみる夢、「Dream」は、好漢、「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé」の歌唱。オーソドックスでシンプル、しかし、エモーショナルにうたわれる。アルバムは、「Call Me Irresponsible」から。

Call Me Irresponsible

Michael Buble / Warner Bros



「Michael Buble - Dream」

            


  
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# by knakano0311 | 2017-07-07 09:50 | 我が家の歳時記 | Trackback | Comments(0)

子供達とヤマモモを採る

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 今年もまた、公園の「ヤマモモ(山桃)」を採集する。例年だと6月の下旬が、熟れ頃、採り頃なのであるが、今年は1、2週間遅く、そして実もちょっと小振りである。しかし鮮やかな暗赤色、実に美味しそうに熟れている。

 口に含んでみる。酸味と甘さが程良く調和している。週末に「食育」として、ヤマモモ・ジュース、ヤマモモ・ジャム、ヤマモモ・ピザをつくるグループの子供たちと一緒に採集したが、我が家でも、きっと美味しいジャムができそう。

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 さて、今宵の「Dream」シリーズ。歌姫ふたり。最初の歌姫は、つい先だっても取り上げた「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。人気ジャズ・コーラス・グループの最高峰に立つ「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」で、ソプラノ・パートを担当し、近年はソロでの活躍も目覚ましい。歌は「It Shouldn’t Happen to A Dream」。「夢でなかったらいいのに」という意味でしょうか。作曲、「デューク・エリントン/Duke Ellington」、「ジョニー・ホッジス/Johnny Hodges」、作詞「ドン・ジョージ/Don George」による幻想的で甘くロマンチックなバラード。

 1954年、ワシントン州生まれ。13歳のとき、父親のデキシーランドジャズ・バンドで歌い始めたいう。カレッジで音楽と演劇を学んだあと、70年代はシアトルで音楽活動をしていた。そして、交通事故で大けがをしたメンバーに代わり、1979年に「シェリル・ベンティーン」が「マンハッタン・トランスファー」に正式加入して、現在のメンバー構成に至っている。ソロ・デビューは、1992年の「Something Cool」。以後コンスタントにアルバムをリリースしているが、2012年病気のため一時音楽活動を休止したが、1年後、全快し復帰している。

 ソロとして7作目、「アニタ・オディ/Anita O'Day」に捧げられたアルバム、「Let Me Off Uptown ~ a tribute to Anita O'Day」(2005)から。

【 It Shouldn’t Happen to A Dream 】

「♪ Millions of stars     何百万という星たちが空で
  Playing tag in the sky   鬼ごっこをしている
  Soft little dreams      柔らかく小さな夢たちが
  Holding hands in your eyes  君の瞳の中で手を取り合っている
  So much at stake and then I wake up  ここぞというとき目が覚めてしまった
  It shouldn't happen to a dream  夢でなければいいのにね

  Light-fingered clouds     手癖の悪い雲たちが
  Tuck the moon into bed    お月さんをベッドに押し込み
  I feel your lips         僕はといえば君の唇を感じ
  Stand my heart on my head  心を理性に従わせようとしたら
  Then comes the ache      痛みが襲い
  Again I wake up         再び目が覚めてしまった
  It shouldn't happen to a dream  夢でなければいいのにね
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

Let Me Off Uptown

Cheryl Bentyne / Telarc



「Cheryl Bentyne - It Shouldn’t Happen to A Dream」

          

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 さて、次は「澤野工房」イチオシのボーカル、ハンガリー出身「ニコレッタ・セーケ/Nikoletta Szoke」。可憐な美形で、ヨーロッパJAZZ、それもピアノを主体とした良質なJAZZを提供し続けてくれている「澤野工房」にあって、初めての本格的な女性ジャズ・ヴォーカリストである。

 1983年生まれ。ジプシー音楽の名門に生まれ、2005年の「モントルー・ジャズ・フェステイバル」では、ジャズ・ヴォーカル・コンペティションにおいて第一位に輝いたシンガーだという。澤野からのデビュー・アルバムは、「A Song For You」。ジャケットをみると、キャッチコピーにあるとおり、まさに妖精と言える美貌。

 歌は、「Like Dreamers Do」。この曲は、「ポール・マッカートニー/Paul McCartney」が1957年に作曲し、1962年の「デッカ・レコード」のオーディションの時に録音されたという。しかし、結果としてオーディションに落ちてしまったんで、その後は録音されることもなく、「デッカ・レコード」にて録音されたこの曲は、非合法盤で広く知られていたが、「ザ・ビートルズ・アンソロジー1/The Beatles Anthology 1」(1995)において、公式に陽の目を見ることとなったという。

【 Like Dreamers Do 】

「♪ I, I saw a girl in my dreams     夢の中で一人の少女を見た
   And so it seems that I will love her   きっと彼女に恋してしまいそうな予感
   Oh you, you are that girl in my dreams  Oh、その夢の少女がきっと君
   And so it seems that I will love you   だからきっと君に恋してしまう予感

   And I waited for your kiss       だからキスを待ってるんだ
   Waited for the bliss           その喜びをね
   Like dreamers do           まるで夢の中のふたりみたいに
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 澤野からの第2作であるが、母国ハンガリーで自主制作盤として制作されたという実質デビュー・アルバム、「Golden Earrings」から。

Golden Earrings

Nikoletta Szoke ニコレッタセーケ /



「Nikoletta Szoke - Like Dreamers Do」
 
          
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# by knakano0311 | 2017-07-06 18:15 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)