大屋地爵士のJAZZYな生活

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秋のかたち、秋のうた(2)  ~ どんぐりの歌が聞こえる ~

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今年は、遊びの山の「ドングリ(団栗)」が豊作のようである。こんな光景を見ると、秋が来たなと感じるのである。上から、「クヌギ(椚、櫟)」のドングリ、「コナラ(小楢)」のドングリ、そして「アラカシ(粗樫)」のドングリである。

さて、先だってのブログで取り上げた、「リオ・パラリンピック/Rio 2016 Paralympic Games」のドイツの義足の走り幅跳びの選手、「マルクス・レーム/Markus Rehm」であるが、8m21cmを跳んで、金メダルに輝いた(障がいクラス:T44)。この記録は、健常者の「リオ五輪」、第4位のアメリカの「ジャリオン・ローソン」の記録、8m25cmに次ぐ記録である。ニュースのコメンテイターの言葉にちょっとうなずけた。「眼鏡やコンタクト・レンズを着けても健常者の競技会に出場できるのなら、義足などでの出場についても、もう少し優しくあってもいい。」 (参照拙ブログ「スポーツ・スペクタキュラー・パラリンピック」

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秋の歌。「アーリー・オータム/Early Autumn」を選んでみた。オランダのおしどり夫婦アーティスト、「マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ/Marielle Koeman & Jos Van Beest Trio」。アルバム、「From The Heart」から。

1948年、「ラルフ・バーンズ/Ralph Burns」が「ウディー・ハーマン楽団/Woody Herman」に書き下ろした曲で、歌詞は1952年に、「ジョニー・マーサー/Johnny Mercer」が後付けで書いたもので、「次の秋は君と迎えることはないだろう」というせつない歌。


【 Early Autumn 】 
           作曲:Ralph Burns, Woody Herman 作詩;Johnny Mercer

「♪ When an early autumn walks the land and chills the breeze
   And touches with her hand the summer trees,
   Perhaps you'll understand what memories I own.
     初秋が大地を覆い、風を冷たくし、夏の木々にタッチする頃
     君はぼくが抱いていた思い出がなんだったかわかってくれるだろう   

   There's a dance pavilion in the rain all shuttered down,
   A winding country lane all russet brown,
   A frosty window pane shows me a town grown lonely.
     雨の中、公園のダンス場は閉鎖され、曲がりくねった田舎道は茶色になる
     霜の降りた窓ガラスを見ていると、街には人気がなくなっていることに気がつく

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   Darling if you care, please, let me know,
   I'll meet you anywhere, I miss you so.
   Let's never have to share another early autumn. 
     愛する人よ、もしまだ僕の気にかけているなら、どうぞ教えて
     僕は君に会いにどこへでも行くよ とても寂しいから 
     でも、きっと次の秋は君と迎えることはないだろう  ♪」


FROM THE HEART

マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ / 澤野工房



「Jos van Beest Trio featuring Marielle Koeman - Early Autumn」

          
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by knakano0311 | 2016-09-19 10:07 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

癒しの子供たち

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今日は我が山遊びの公園で、始まった秋の「自然体験学習」のサポート。兵庫県では、主に小学校3,4年生を対象に、「地域の人々の協力を得ながら、田畑や里山、水辺や地域の自然での体験活動等を通じて、自らが自然の一員であることを学ぶ」という「自然体験学習」を実施しているが、気候の良い春につづいて、秋の活動が始まったのである。今回は、近くにある小学校1,2年生4クラス。160名を超える大勢の子供たちを迎えてのサポート。ダム湖畔の駐車場までバスを迎えに行き、そこから公園まで350段を超える階段を昇ってゆく。ちょっぴり心配な半年前までは幼稚園生だった1年生。そして都会の平地にある学校だと何人かの脱落者が出るのであるが、さすが坂の上にある学校、毎日の登校で鍛えられているらしく、一人も遅れることはなく昇った。むしろ、日ごろの運動不足は先生の方で、相当あえいでいた様子。

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こうやって毎年いくつもの学校を見ていると、学校によって結構差があるのに気が付く。子供たちが活き活き溌剌としている学校、締まりがないというか子供達がだらけ放題の学校、あまりやる気がなく、手抜きが目立つ先生のいる学校。そして、集団に馴染めない子は、どの学校でも必ずいるし、「いじめの芽生え」に近いものもどの学校にもあるようだ。しかし、そんなことに関係なく半日、目一杯楽しんでもらうのが、我々爺さんの仕事と楽しみ。もちろん、ボランティアですが ・・・。 

さあ、今日のウォーク・ラリーの問題メニューは、「実のなる木の名前をしらべること」、「どんぐりや色の違う葉っぱを集めること」、「昔の人が使った炭窯跡を探すこと」。そして、「この山に住んでいる動物を探すこと」であった。動物は人前には姿をなかなか見せないので、ほぼ実物大の動物のパネルを置いたが、なんと、本物の鹿が数頭あらわれたのだ。

澄んだ空気、空の青さ、爽やかで心地よい風 ・・・。いい季節になったもんだ。子供たちの笑顔、元気一杯の歓声、それを見ているだけで、爺さんたちは癒されるのである。

「boy」という言葉を含む癒しの歌を挙げるとすれば、「ダニー・ボーイ/Danny Boy」でしょうか。「ロンドンデリ-の歌」として知られるアイルランド民謡の旋律に歌詞をつけたもので、男性に別れを告げる歌として解釈されることが多いが、戦地に赴く子供や孫を送り出す歌と解釈されることも多いという。歌うのは「アジアの癒し姫」こと、「ジャシンサ/Jacintha」。  

Here's to Ben: A Vocal Tribute to Ben Webster

JacinthaGroove Note



ア・カペラで始まる「ダニー・ボーイ」。透き通るようなその癒しの声が体中に染みわたっていく。

「jacintha - Danny Boy」

          
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by knakano0311 | 2012-10-11 00:15 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

廃墟でどんぐりを採る

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月に1回ほど地域の子ども達に「遊び」を教える自治会のボランティア活動を続けているが、年間最大のイベントが近づいてきた。自治会の文化祭の一つのコーナーであるが、子ども達に木工、木の実細工、手編み、折り紙、飛行機作りなどを楽しんでもらうイベントである。いつも大変な人気で、二日間にわたって行われるので、延べ300人を超える子ども達が参加する。そこで、大変なのは、材料の準備である。木の枝、木の実、牛乳パックなどは、すぐには集まらないからである。数ヶ月前から手分けして準備するのであるが、特に大変なのはどんぐり、木の枝。山遊びをするようになったので、「それは、まかせておけ!」と大見得を切ったのはいいが、さて今年はどんぐりが不作で、ウォーキングをするいつものコースには殆どないし、遊びの山にもあまり落ちていない。 

新しい穴場を開発しようと、国道を隔てた向かいの山へ向かった。そこは、宅地開発に失敗し、最近まで自然が無残にも破壊されたままになっていたところであるが、まだ多くの自然が残っている場所でもある。しかし第2名神高速道路の建設予定地になっているので、何年か先にはどうなることやら ・・・ 。

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山際まで住宅が密集しているとこををぬけ、一歩山に踏み込むと、そこは別世界であった。水路、ため池、クヌギ林 ・・・、かって里山だったであろうと思われる痕跡が残っている。さらに奥へ行くと、廃墟にぶつかった。石垣などは残っているが、建物は破壊されて瓦礫と化している。しかし、自然の回復力はすごいもので、廃墟は大方、雑木林、草むらに呑み込まれてしまっている。ここは何の廃墟だろうか? それはすぐにわかった。地面に散弾の薬莢が散乱しているのである。「クレー射撃場」だったのだ。廃棄されてから何年ぐらい経っているのだろうか? 確か、地図で「クレー射撃場」の表記を見た記憶があるが、バブルの終焉期かもしれない。「クレー射撃」なんてお金のかかる遊びをする人が少なくなったのか、住宅地がすぐ近くまで押し寄せたためか、多分そんな理由であろう。

人間の営みや建造物の痕跡なんぞ、たかが知れている。射撃場をすっかり呑み込んでしまった林や草むらには、「すすき」が背高く生い茂り、ここには鹿がこないのか、アベマキには大きな「どんぐり」がいっぱいに実っていた。うん、新しい「どんぐりの穴場」発見である。

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クレー射撃で使う銃は「ショット・ガン」、「I Shot The Sheriff (俺はシェリフを撃っちまった)」と歌うのは、レゲエの神様、「ボブ・マーレイ/Bob Marley」。 その曲をカバーして大ヒットさせたのが、スローハンド、ギターの神様、「エリック・クラプトン/Eric Clapton」。「I Shot The Sheriff」は、ソロとなって初の全米1位を獲得した1974年のアルバム「461 Ocean Boulevard」に収録されている。サンフランシスコのダウン・タウン、名物のケーブル・カーの起点となる広場で、抜けるような青空の下、ストリート・ミュージシャンが演奏していたのが今でも印象に残っている。

461オーシャン・ブールヴァード

エリック・クラプトン / ユニバーサルインターナショナル



いくつもの演奏がYOUTUBEにアップされているが、ここではもっともエキサイティングな、多分近年のライブと思われる映像を紹介しておきましょう。スローハンドといわれるギター・ソロがたっぷり聴けます。「Eric Clapton - I Shot the Sheriff」。

           
 
JAZZ畑でこの曲を見事にアレンジしたのが、「デオダード/Deodado」。アルバムは「Very Together」。「フュージョン」という言葉もなかった時代に、クラシック作品をJAZZYにアレンジした「ツァラトゥストラはかく語りき/Also sprach Zarathustra」で、全世界をあっといわせたブラジル生まれのこの鬼才、「I Shot The Sheriff」にも巧みなアレンジを施している。

ヴェリー・トゥゲザー(紙ジャケット仕様)

デオダート / ユニバーサル ミュージック クラシック



主に1970年代に活躍し、91年に事実上活動を停止していたアメリカの人気フュージョン・グループで、2002年再結成された「クルセイダーズ/The Crusaders」。その再結成アルバム「ルーラル・リニューアル/Rural Renewal」にずばり、「Shotgun House Groove」という曲がある。これぞまさしくあの懐かしいクルセイダーズ・サウンド。しかも、なんと「エリック・クラプトン」が2曲でブルージーなギター・ソロを聴かせるではないか ・・・ 。

Rural Renewal

Crusaders / Pra Records



これぞファンク、これぞグルーヴ。 「Crusaders - Shotgun house groove」
 
          
 
 
追記) 読者の方からの情報で少し調べてみました。この「猪名川クレー射撃場」は、1964年開業したが、都市伝説として流布されているような銃乱射事件や経営者射殺事件などではなく、銃の盗難事件によって1989年閉鎖に追い込まれたようである。その後、火災事件発生によりまったくの廃墟状態となり、サバイバルゲーム愛好家などのフィールドとして使われたり、都市伝説が流布されたようである。その後2007年に完全に取り壊され、現在のような完全な瓦礫の状態になっている。この射撃場は、山崎豊子の小説「華麗なる一族」にも登場するという。 
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by knakano0311 | 2010-10-24 09:29 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)