大屋地爵士のJAZZYな生活

タグ:フウセンカズラ(風船葛) ( 5 ) タグの人気記事

私も負けじと花の種を蒔く

b0102572_1035744.jpg

 猫の額ほどもないスペースをめぐって、野菜派の妻Vs.花派の私の家庭内平和バトル。目下のところ、私は極めて形勢不利ではありますが、ささやかなるゲリラ的抵抗として、負けじと花の種を蒔いた。白黒で可愛いパンダのような「フウセンカズラ(風船葛)」の種と「ぬばたまの夜 ・・・」のように、黒いものをあらわす枕詞で、「ヒオウギ(檜扇)」の種である漆黒の「ヌバタマ(射干玉、夜干玉)」。

 「フウセンカズラ(風船葛)」は、毎年この時期種を蒔き、夏に咲く、緑がかった白色の小さな花よりも、むしろその後にできる紙風船のような形をした袋状の果実を観て楽しんでいる。

  ぬばたまの、黒髪変り、白けても、痛き恋には、逢ふ時ありけり   (万葉集)

 万葉集には、「ヌバタマ」 を読んだ歌が80首ほどあるそうで、この種も昨年聴いた「万葉集に歌われた植物」の講演で頂いたものである。「ヒオウギ(檜扇)」は、山地の草原に生えるアヤメ科の多年草で、花はオレンジ色で赤い斑点があり、8月頃咲くというが、午前中に咲き、夕方にはしぼむ一日花だそうだ。まだ見たことがないので、やはり開花は楽しみである。

b0102572_1754394.jpg
 ということで、今宵の曲、種、胡麻の種、「セサミ・ストリート/Sesame Street」。あのTV番組のテーマ曲。ア・カペラ・ジャズコーラス・グループとして1970年代に活躍した、「シンガーズ・アンリミテッド/The Singers Unlimited」。
  
 「シンガーズ・アンリミテッド」は、アメリカのシカゴで結成された4人組のジャズ・コーラス・グループ。多重録音の技術を用いた美しいア・カペラ・コーラスで人気を博した。当初、アメリカにおけるコマーシャル媒体製作のために結成されたグループで、人前でのライブ演奏を想定せず、それぞれのパートを重ね録りする、1人が複数パートを歌い4声を越えるハーモニーを作るなど、多重録音の技術によるハーモニーを構築している。1971年に「オスカー・ピーターソン・トリオ/The Oscar Peterson Trio」との共演によるアルバム、「In Tune (with Oscar Peterson)」でデビューを果たす。

In Tune (Reis)

Singers Unlimited / Verve



やさしく歌って~ベスト・オブ・シンガーズ・アンリミテッド

Singers Unlimited シンガーズ・アンリミテッド ユニバーサルクラシック



「Singers Unlimited & Oscar Peterson Trio - Sesame Street」

          
[PR]
by knakano0311 | 2017-05-10 09:08 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

九月の花、九月の歌 (2) ~ September ~

b0102572_1020054.jpg
b0102572_1048295.jpg

本当は夏の花なんでしょうが、我が家では、種を蒔くのが遅いため、花が咲き風船が膨らむのが、いつもこの頃になってしまう。「フウセンカズラ(風船葛)」。その種は、白黒でユーモラスで可愛い。(種の写真はNETより拝借)

風船から「ホオズキ(鬼灯、酸漿)」を連想するためか、なんとなく昭和のイメージがつきまとい、サウダージ(郷愁)を感じさせる。

そんな「昭和」を色濃く連想させる歌手が、このブログでも何度も取り上げている、「浜田真理子」。この人を知ったのは、ブレイク直前、2004年7月放映のMBS・TBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」であった。

b0102572_1058227.jpg

松江でOLし、子育てもしながら、年数回のコンサートを開く。ピアノを弾き語りながら、彼女の一瞬かすれる高音の「のび」と「間」が作り出す、あの独特な世界に魅せられて、アルバムも求め、コンサートへも何回か足を運んだ。近くのうどん屋で行われたミニ・コンサートにも行ったことがある。(参照拙ブログ「松江・宍道湖のほとりから~浜田真理子の世界」「うどん屋の二階で「浜田真理子」を聴く」 などなど)

「浜田真理子」。1964年生まれ。松江市出身のミュージシャン。学生時代よりバー、クラブ、ホテルのラウンジでピアノ弾語りの仕事をする傍ら、オリジナル曲を作りだめてゆき、1998年暮れ、1stアルバム「mariko」を、僅か500枚の自費リリース。一部のマスコミに取り上げられ完売、2002年に再プレスされ、東京のCDショップでロング・ヒットしたという。そんな彼女が2004年7月、TBSのドキュメンタリ「情熱大陸」で紹介されるや否や、大ブレイクしたのである。以後も松江で暮らしながら、音楽活動をしているが、その孤高の世界に対し、高い支持を与える多くのファンがいる。

「mariko」というデビュー・アルバムに収録されているのが、「September」。彼女の世界観が短い詩に込められた原点のような歌。「Mariko Live~月の記憶~2002.11.9 At Bunkamura Theatre Cocoon」にもライブ版が収録されている。

MARIKO

浜田真理子インディペンデントレーベル



Mariko Live~月の記憶~ 2002.11.9 at Bunkamura Theatre COCOON
浜田真理子 / インディペンデントレーベル
ISBN : B00008PT9X


【 September 】  作詞作曲;浜田真理子
 
「♪ I was born in September
   I met you in September
   And we Broke up in September
   Remember ?
   September means a lot to me ♪」

「September-浜田真理子」

         
[PR]
by knakano0311 | 2016-09-12 13:21 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

Up Up & Away , My Beautiful Balloon

b0102572_17144781.jpg
b0102572_1312334.jpg

植え付け期限ギリギリの7月になって種を蒔いた「フウセンカズラ(風船葛)」。ご近所ではもう、右下の写真のように風船がいっぱいに膨らんでいるのに、我が家のそれはやっと花が咲きだしたという状況。風船が出来るだけでも不思議なのに、こんな可憐な花が風船になるって、なお不思議である。

「風船」で思い起こされる曲といえば、これでしょう。大ヒットしましたね。

【 Up Up & Away 】

「♪ Would you like to ride in my beautiful balloon
   Would you like to ride in my beautiful balloon
   We could float among the stars together, you and I
   For we can fly we can fly
   Up, up and away
   My beautiful, my beautiful balloon
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」


1967年に「ジミー・ウェブ」によって書かれ、「フィフス・ディメンション/The 5th Dimension」によって歌われ、グラミー賞を受賞した大ヒットした曲。私は経験ありませんが、こんな夏の日、熱気球で空に上がるって気持ちいいんでしょうね。

Up Up & Away

Fifth Dimension / Buddha



「Up, Up And Away - The 5th Dimension」

          
[PR]
by knakano0311 | 2016-08-12 13:19 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

またそれぞれの生活へ

b0102572_1414521.jpg


お盆休みと誕生日を迎えた次男一家と、転職して神戸に帰ってきた三男が集まって久しぶりの餃子パーティ。前の日から妻はかなり張り切って準備をしていた。相当数作った餃子、あっという間になくなってしまった。この日の飯は、私が炭と七輪、土鍋で炊き上げた。集まって、飲んで、食って、そしてまたそれぞれの生活へと戻ってゆく。こんな繰り返しの毎年のお盆休みである。

息子たちを送るとき、「フウセンカズラ(風船葛)」に、まだしぼんでいるが、団扇のような小さな風船がついているのに気がついた。へえ、こんなところにできるんだ。これがどのように大きな風船に膨らんでいくのだろうか。興味は尽きない。

さて今宵のピアノ。「ジル・エキミアン・トリオ/Gilles Hekimian Trio」のアルバム、「EQUILIBRES」。「寺島靖国」氏の「Jazz Bar 2002」で取り上げられたフランスのピアノ・トリオ。そのときは、これはと興味を引いたが、幻の名盤、入手困難とやらで、いつのまにか忘れてしまっていたが、今回縁あって聴く機会を得た。

やはり、欧州ジャズ・ピアノ。静寂、陰翳、寂寥、哀愁 ・・・といった世界に引き込まれる。録音は1977年、澤野工房からのアルバムの発売が2000年。40年近い歴史の中でも色褪せない。プロフィルもキャリアも全く分からず、アルバムもこれ一枚のみらしい。こういうアーティストを生み出してくるヨーロッパのJAZZ風土は、やはり魅力的だと思わざるを得ない。感謝 ・・・。

パーソネルは、「Gilles Hekimian(piano)」、「Pierre Yves Sorin(bass)」、「Stephane Gremaud(drums)」。

GILLES HEKIMIAN TRIO ジル・エキミアン/EQUILIBRES

GILLES HEKIMIAN /



「Jazz Bar 2002」で取り上げられた「Inner Swing」を。

「Inner Swing - Gilles Hekimian Trio」

          
[PR]
by knakano0311 | 2015-08-20 16:46 | 音楽的生活 | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(87) ~ 夏の提灯 ~

b0102572_13392625.jpg
b0102572_13395459.jpg


「ほおづき(鬼灯)」とならぶ、夏の提灯、「フウセンカズラ(風船葛)」。種をもらって播いたのが6月の下旬ころだったであろうか。播いたのが遅かったので、やっと花が咲きだし、実をつけだした。ご近所のそれは、もうみごとな風船となってぶら下がっている。日本の夏の風物詩 ・・・。

b0102572_22284613.jpg

さて、今宵サウダージを感じさせる日本の歌手。さらなるサウダージ歌手は、「浜田真理子」。この人を知ったのは、ブレイク直前、2004年7月放映のMBS・TBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」であった。松江でOLし、子育てもしながら、年数回のコンサートを開く。ピアノを弾き語りながら、彼女の一瞬かすれる高音の「のび」と「間」が作り出す、あの独特な世界に魅せられて、アルバムも求め、コンサートへも何回か足を運んだ。

「浜田真理子」。1964年生まれ。島根県松江市出身のミュージシャン。県立松江南高等学校卒業、松江市でOLをしながら、東京などで年数回のコンサートを開いている。学生時代よりバー、クラブ、ホテルのラウンジでピアノ弾語りの仕事をするが、1998年暮れ、1stアルバム「mariko」を、僅か500枚の自費リリース。一部のマスコミに取り上げられ完売、2002年に再プレスされ、東京のCDショップでロング・ヒットしたという。そんな彼女が2004年7月、TBSのドキュメンタリ「情熱大陸」で紹介されるや否や、大ブレイクしたのである。以後も松江で暮らしながら、音楽活動をしているが、その孤高の世界に対し、高い支持を与える多くのファンがいる。(参照拙ブログ「松江・宍道湖のほとりから~浜田真理子の世界」「うどん屋の二階で「浜田真理子」を聴く」 などなど)

彼女の歌には、昭和の良き時代へのノスタルジア、サウダージが凝縮されている気がする。そんな彼女のアルバムからいくつかを再録 ・・・。

Mariko Live~月の記憶~ 2002.11.9 at Bunkamura Theatre COCOON

浜田真理子インディペンデントレーベル



「のこされし者のうた - 浜田真理子」

          

彼女の歌のタイトル、歌詞をみれば、昭和の良き時代へのノスタルジア、情念、怨念に彩られてることがよくわかる。例えば、「But Beautiful」収録の「ミシン」。

「♪  夜が更けて 町が少し静かになっても
    あなたは今夜もまた 帰らない
   ・・・・・・・・・・・・・
   あなたが買ってくれた古いミシンで
   今夜もひとり縫う 赤いドレス

   タカタカタ ・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   この赤い赤い赤いドレスを身につけて
   闇の中でくるくる踊りたい

   さあ もうすこしスピードを上げて
   古いミシン
   今夜もひとり縫う 赤いドレス

   タカタカタ ・・・           ♪」

But Beautiful

浜田真理子 / 美音堂



「ミシン-浜田真理子」

          

「ためいき小唄-浜田真理子」

          

そして極めつけのノスタルジー、サウダージは彼女の歌う「赤色エレジー」であろうか。私が1960年代後半、学生の頃から夢中になって読んでいた雑誌の一つが、青林堂の「月刊漫画ガロ」。1970年代初頭、そこに連載された作品に「林静一」の代表作「赤色エレジー」があった。私は観てませんが、その漫画を、原作者「林静一」が、自ら監督・作画を手掛けて、2007年に「画ニメ」化(映画化)された。挿入歌は「あがた森魚(あがた もりお)」オリジナルの「赤色エレジー」。

赤色エレジー [DVD]

ビデオメーカー



「赤色エレジー  - 浜田真理子」
 
          




 
[PR]
by knakano0311 | 2015-08-06 00:15 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)