大屋地爵士のJAZZYな生活

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主役はやはり紅葉

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 燃えるような紅葉。朝夕の寒暖の差が激しいので、今年の色付きは見事。今、公園の主役はやはり紅葉。近隣の施設から多くのお年寄りが訪れていた。紅葉を脇目にクヌギの伐採へと向かう。

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 さて、今宵のお久しぶり歌姫は、「サーシャ・ダブソン/Sasha Dobson」。1980年、カルフォルニア州サンタクルーズで生まれ、ニューヨークを拠点に活動するシンガー・ソングライター。父はジャズ・ピアニスト、母は歌手、兄はドラマー&ヴィブラフォン奏者という音楽一家に育ち、5歳から、「ザ・ダブソン・ファミリー・バンド/The Dobson Family Band」で、家族と共にジャズを歌ってきたという。カリフォルニアで開催される「モントレー・ジャズフェスティバル/the Monterey Jazz Festival」、1991年に家族でエントリーしたときは、彼女は何と12歳だったという。

 デビュー・アルバムは、2006年にリリースされた「モダン・ロマンス/Modern Romance」ということになっているが、実際は、「The Darkling Thrush - Sasha Dobson with The Chris Byars Octet」(2004)であるという。自由奔放というか、その荒削りの歌い方にちょっと魅力を感じたのがきっかけ。2008年に、彼女と「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」、「キャット(キャサリン)・ポッパー/Catherine Popper」の女子三人によって結成されたカントリー・バンド、「プスン・ブーツ/Puss N Boots」(「長靴をはいた猫」の意味)が、アルバム、「No Fools, No Fun」をリリースして、ちょっと話題になったこともある。

 アルバム、「モダン・ロマンス」から、「ノラ・ジョーンズ」の出世作、「Don't Know Why」の作詞・作曲を手がけ、本作もプロデュースしている「ジェシー・ハリス/Jesse Harris」の作詞・作曲のボッサ・テイストが心地よい「Without You」を。

【  Without You 】   by Jesse Harris

「♪ So you roam, and you roam     あなたは一つところに落ち着けないのね
  You say that no place is your home  ここは俺のホームと違うと言ってね
  So I will roam too           だから私もまた一つところに落ち着けない

  I don't wanna stay, without you    あなたと一緒じゃなけりゃいやなの
  There's nothing here, nothing here    だって何もないから
  It's time for me to disappear       もし愛が続かなければ
       if love won't come through     わたしは消えるわ

  I don't wanna stay without you      だってあなたと一緒じゃなけりゃいやなの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」


モダン・ロマンス

サーシャ・ダブソン / プランクトン



「Sasha Dobson - Without You」

          
   


   
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by knakano0311 | 2017-11-09 14:01 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

紅葉のたよりを聞き、急いで ・・・

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紅葉のたよりが各地からちらほら聞こえてくる。今年は秋が急速に深まっているようだ。ところでわが「遊びの山」には、「出会いの谷」という紅葉の名所がある。湖畔の駐車場から山腹の公園へと続く長い階段の両側のモミジがそれは見事な真っ赤なトンネルをつくるのである。紅葉のたよりを聞いたからには、この紅葉が今年も一層鮮やかに見えるようにと、昨年から続けている手入れを急いで始めた。作業は、景観を邪魔する雑木の伐採や枝打ち、枝に絡み覆いかぶさる藤蔓(ふじづる)の除去などである。作業を終えた階段は、見違えるように見通しがよくなり、紅葉の見頃を迎えられそうである。

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そして、この谷にはもう一つの隠れ名所がある。「猪の沼田場(ヌタ場、ぬたば)」である。「沼田場」とは、イノシシなどの動物が、体に付いているダニなどの寄生虫や汚れを落とすために、泥を浴びる場所のことである。私自身は実際にその行為は見たことがないのであるが、夜に現れて泥浴びをするという。「のたうちまわる」言葉があるが、これは「ぬたうちまわる」から変化したという。遊びの山にある野生動物の習性の痕跡の一つ。

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さて、今宵の女性ボーカル、久々の日本女性ボーカルで、「Akiko Osada/長田明子」。私にとっても、あまり馴染みのない歌手であったが、CDショップの店先で視聴して、ちょっと気にいって手に入れた一枚だったように記憶している。

ライナーノーツによると、1947年生まれ、私の一つ年下。「昭和音楽大学」の前身でオペラを学んだ後、レコード会社の制作部に勤務し、「小椋佳」、「上田正樹」など数多くのアーティストのレコーディング・ディレクターをつとめたという。1986年、ビッグバンドを結成し、専属ボーカリストとして音楽活動を始める傍ら、ヴォイス・トレーナーとしても活躍を続けていた。そんな彼女の夢が、ファンである「エディ・ヒギンス/Eddie Higgins」との共演、アルバム制作であったという。その夢が、1999年、52歳、ニューヨークでやっと実現した。

50を過ぎて夢を実現した彼女に拍手を送りたいが、昼間は、晴れたらウォーキングに山遊び、そして炭焼き。そして、夜と雨が降ったらJAZZ、読書、映画三昧にブログ書き。現役時代漠然と思い描いていたそんな私の生活が定着したのは、60を過ぎて半ばの頃であった。

自然体、円熟味のあるヴォーカル。ヒギンズ率いるトリオの軽快なサポート。ジャズへの愛情あふれるスタンダード集、「マイ ロマンス/My Romance」。

マイ・ロマンス

エディ・ヒギンズ・トリオ・フィーチャリング・長田明子 / セレソン



「Eddie Higgins Trio Featuring Akiko Osada - East Of The Sun」

          
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by knakano0311 | 2015-10-23 14:19 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(2)

色づき始めた遊びの山

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遊びの山が色づき始めた。一番早く色づく「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」は、もう真っ赤に染まり、「コナラ(小楢)」、「クヌギ(椚)」なども色づきはじめている。この山に自生する「柿」もたわわに ・・・。例年より早い朝夕の冷え込み。この寒暖の差が、色付きや実りを促しているようだ。山遊びが楽しい季節が今年も始まった。

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今宵は、「リーサ/LISA(Lisa Lovbrand)」。1987年スウェーデン、ストックホルム生まれ。歌手兼女優。幼少の頃からボーカル・レッスンを受け、聖歌隊で歌うなどし、またミュージカルや演劇の勉強をしながら育ったという。21歳の時には「ミス・ラップランド」に選ばれたこともあるという美貌の持ち主。エンターテインメント全般を学び、やがてショウ・ビジネスの世界へ。スポーツ万能、ダンスも抜群という。ジャズ歌手としてのデビュー作は「エンブレイサブル/Embraceable」(2007年)。まさに、「天は二物も三物も与えた」と言ってもいい。(拙ブログ「スエーデン美女シンガー図鑑(その6) ~リーサ/Lisa~」より抜粋)

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デビュー・アルバム、「Embraceable You」によるが、このアルバムでは、彼女自身の作詞になる1曲をのぞいて、すべてジャズとPOPSの名曲のカバー。しかも、共演者に「クリス・ボッティ/Chris Botti」、「デヴィッド・フォスター/David Foster」とそうそうたるゲストを迎えてのアルバム。 


エンブレイサブル

リーサ / スパイス・オブ・ライフ



「クリス・ボッティ/Chris Botti」のトランペットをフューチャーした、ガーシュウィン兄弟の手になるアルバム・タイトル曲「エンブレイサブル・ユー/Embraceable You」。

「Lisa Lovbrand feat. Chris Botti - Embraceable You」

          

プロデューサーとしての名前の方が有名な「デヴィッド・フォスター/David Foster」とのデュエットで、「When I Fall In Love」。

「When I Fall In Love - Lisa Lovbrand & David Foster」

          

Lisa Lovbrand - Let Me Love You

Lisa Lovbrand /



「LISA」ご本人の映像と一緒に ・・・。舌足らずな歌唱がたまりません。

「I Will Wait For You - Lisa Lovbrand」
 
          
  



  
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by knakano0311 | 2014-10-25 10:20 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

冬が来る前に ・・・

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風が吹くと、真っ赤に色づいた葉が、まるで吹雪のように舞い落ちてくる。故郷・松本。紅葉ももう終わりの時期を迎えているのだ。「冬が来る前に ・・」と母親の顔を見にやってきたが、多分、今年最後の帰省となろう。いつものように朝、実家の近辺を散歩する。いつもながらのことであるが、「目にも鮮やか」とはこのことを言うのであろう。全山が言葉を失うくらい美しく色づいている。やはり、故郷の紅葉が、私の想いこみもあってか一番美しい。いつもの散歩コースの一番奥、山の際には写真のような光景。仕事の場である果樹園や畑、憩いの場、暮らしの場としての家、先祖を弔う場の墓地とが、ひとつになって、一面の「赤」の中にひっそりと佇んでいる。こんな風景を見ると、50年近く前に故郷を離れ、都会で企業に就職し、そこで定年を迎えた私の感傷として、先祖代々営々と続いてきた人の営み、その歴史、あるいは土地に根差している人の強靭さというものを感じてしまうのである。

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紅葉や真っ赤に熟れた林檎の畑、もう枯葉ばかりになってしまった葡萄園の中を抜けていくその散策路の傍らには、古からの村人が、村落や家々の平穏無事を祈って村の結界に置かれたのであろう、いくつもの野の仏や道祖神が、ひっそりと佇んでいる。この仏たちを見ると、やはりまた、この土地にずっと暮してきた人々に思いを馳せてしまう。実家の隣村の鎮守様から、細い道を下ってくると、古い土塀が朝日に明るく映えていた。

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さて、帰省で少し感傷的になったところで、今宵のピアノは「ジョバンニ・ミラバッシ/Giovanni Mirabassi」。何人かいる私のご贔屓のイタリア出身のジャズ・ピアニストの中でも、その哀愁、そのガッツでは、「エンリコ・ピエラヌンツイ」と並んで双璧をなすピアニスト。1970年、イタリア・ペルージャの生まれ。3歳よりピアノを始め、10歳の頃、ジャズに興味を持ち自己流で勉強を始めたという。17歳で「チェット・ベイカー」と共演、1992年からはフランスを拠点に活動するヨーロッパ最有力のピアニストである。(参照拙ブログ「もしもピアノが弾けたなら(19) ~たどり着いた一里塚から~」など)

私も聴いたときは衝撃を受けたのだが、2001年に発表したソロ・ピアノによる反戦歌、革命歌集「Avanti!」で、フランス・ジャズ界最高の栄誉である「ジャンゴ・ライハイルト賞」の「最優秀新人賞」を獲得した。彼は最も影響を受けた音楽家として、同じイタリアが生んだ偉大なジャズ演奏家、「エンリコ・ピエラヌンツィ」をあげている。2007年11月には、それまで支援を受け日本での知名度も上がってきた「澤野工房」からレーベルを変え、ニュー・アルバム「新世紀」を発表した。その後、「ブルーノート東京」でのライブ盤などのリリースはあるが、どうもパッとしない印象がある。「澤野工房」時代の「冴え」や「切れ」を持ったあのミラバッシはどこへいってしまったのであろう ・・・。

そんな彼を懐かしむアルバム「プリマ・オ・ポワ/Prima O Poi 」から「ハウルの動く城のテーマ」。「宮崎駿」のアニメのテーマ曲である。なぜ、ミラバッシがこの曲を取り上げたかは分からないが、シャンソン歌手「クミコ」によって、「人生のメリーゴーランド」というタイトルで歌われたのでご存知の方も多いと思う。   


プリマ・オ・ポワ

ジョバンニ・ミラバッシ・トリオ with フラビオ・ボルトロ / ビデオアーツ・ミュージック




「Giovanni Mirabassi - Howl's Moving Castle」

          
 
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by knakano0311 | 2012-11-10 14:10 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)

勝尾寺の紅葉に酔う

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この紅葉の色をなんと表現したらよいのであろうか。つたない私の写真ではとても表現し切れていない。

紅葉の見ごろもそろそろ終わりに近づき、今日は大阪の紅葉の名所のひとつ、「勝尾寺(かつおうじ)」へとやってきました。大阪・箕面山中にある「勝ち運祈願の寺」として、関西ではよく知られたお寺。創建は奈良時代。平安時代、第6代座主の行巡上人が清和天皇の病の平癒をこの寺で祈ったところ、新たかな効験があったため、「王に勝った寺」という意味の「勝王寺(かつおうじ)」という寺号を天皇から贈られたが、寺は「王」の文字をはばかって、読みは同じで「勝尾寺」としたという。以来、源頼朝による伽藍再建や豊臣秀頼の山門再建など多くの幕府の将軍や戦国武将たちの「勝ち運信仰」を集めてきたという。その「勝尾寺」の紅葉が最高の見ごろを迎え、全山が燃え立っていると聞いてやってきたのである。

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箕面の大滝あたりも有名な紅葉の名所であるが、何回か訪れているので寄らずに、赤や黄色の落葉が乱舞するその脇のワインディング道路をあがってゆく。やはりこの寺は名所とあって、結構な観光客。秀頼の再建した山門をくぐると、8万坪の境内は、一体何本のモミジがあるのであろうか、イチョウ、カエデ、ドウダンツツジなどと競って、まるで評判どおり燃えるように色づいている。多分今年の紅葉の見納めにふさわしい見事さであった。

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「必勝祈願の寺」の名が示すように、全山のいたるところに、この寺の名物「勝ちダルマ」が置かれている。大阪市内からも近いため、いろいろな勝負事、スポーツ試合、あるいは受験などで「勝ち」を祈る人たちが気軽に訪れ、祈願をしていくようである。


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しかし、その昔は、人里はなれ自然の中に頼朝再建の薬師堂や秀頼再建の本堂、法然上人が4年間修行したといわれる二階堂などの伽藍が配置され、山を道場とし、宗派を超え、多くの僧が訪れた修行の寺であったようだ。

全山を彩る紅葉の競演にふさわしいアルバムをと探してみました。最近リリースされたアルバムで、私の好きなベテラン・ベーシストの「チャーリー・ヘイデン/CHARLIE HADEN」が率いる「Quartet West」と女性ボーカル、ストリングスとの共演アルバム「ソフィスケイテッド・レディズ/Sophisticated Ladies」なんぞどうでしょうか。共演するのは、今を代表する洗練された旬の女性シンガーたち、「カサンドラ・ウィルソン/Cassandra Wilson」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」、「メロディ・ガルドー/Melody Gardot」、「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」、「レニー・フレミング/Renee Fleming」、そしてチャーリーの伴侶でもある「ルース・キャメロン/Ruth Cameron」。しっとりとした女性ボーカル、この上質なJAZZは、あんなにも美しい紅葉を見た夜にふさわしい ・・・ 。

ソフィスティケイテッド・レディース

チャーリー・ヘイデン・クァルテット・ウェスト / ユニバーサル ミュージック クラシック



上のアルバムから、ヘイデンがこのブログでも取り上げたことがある若手女性ボーカル「メロディ・ガルドー」との共演で、「If I'm Lucky」を。  Charlie Haden(double-b)、Ernie Watts(ts)、Alan Broadbent(p,cond)、Rodney Green(ds)、Melody Gardot(vo)

          
 
 
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by knakano0311 | 2010-11-27 09:58 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

ご近所の秋・・・

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前夜の雨もあがり、朝刊を取りに表に出たら、目に飛び込んできたのは、鮮やかな「赤」の錦。
しばし見とれていました。昨夜の雨と、ここ数日来の冷え込みで、近くの雑木林が写真のように、すっかり紅葉していました。現在の住まいに移ってきてから16年ほどになるでしょうか、以前は大阪市内のマンションに暮らしていたので、自然の移ろいには殆ど気が付かなかったのですが、今住んでいるところは、町全体が木や花を大事にする気風が満ちているので、四季折々の木々や花が楽しめるいい街だと感じています。


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さればということで、我が家のご近所といってもいい、定番紅葉の名所、箕面(みのお)へといってきました。ここは滝と紅葉で古くから有名である。落差33mの滝は、箕面大滝とも呼ばれ、日本の滝百選の一つに選定されている。滝壺のほとりには、かって画家田能村竹田らと、ここを訪れた江戸時代の儒学者「頼山陽」の滝を愛でる漢詩を記した立て札が建っています。
「萬珠濺沫砕秋暉 仰視懸泉劃翠微 山風作意争気勢  横吹紅葉満前飛」
「萬珠、沫(あわ)をそそいで、秋暉に砕く。 仰ぎ視る懸泉の翠微を劃するを。 山風、意をなして、気勢を争い。 横さまに紅葉を吹いて、満前に飛ばしむ。」 

そもそもは役の行者が修験道の修行の場として開いたところらしく、「瀧安寺」の寺伝によれば658年(一説には650年)に「役小角」によって創建されたという。当初は箕面寺と号していたが、後醍醐天皇から「瀧安寺」の勅額を賜って改名した。本尊は瀧の神格である弁財天。古くから山岳修行の霊場として知られ、空海や日蓮、蓮如が修行したほか、現在も護摩法要が行われている。

今最高に見ごろの紅葉。いつもより多いとはいえ平日のためそれほどの人出ではなく、ゆっくり紅葉狩りを楽しめました。

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そして、昼食は時々訪れる「みのお山荘 風の杜」で季節の弁当をいただく。窓からは写真のように、大阪平野が一望でき、ここも四季を通じて美味しい食事と絶景が楽しめる我々のお気に入りの食事処。なだらかですが一番高いところが「生駒山」。その向こうが奈良県になるわけですが、こう観ると「生駒山」が大阪平野、河内の象徴的な山ということがよく分かりますね。




秋を代表するスタンダードといえば「枯葉/Autumn Leaves」。若くして彼岸へ渡ってしまった「Eva Cassidy」が遺した渾身のライブ・アルバムに収録された「枯葉」が聴く人の心を打つ。
1996年1月にジャズクラブ、ブルース・アレイで行われたこのライヴ盤、「Live at Blues Alley」。ジャズをメインとしたスタンダード・ナンバーで構成され、ブルース調のJAZZナンバーとバラードが交互に演奏される。「Cheek to Cheek」、 「Bridge over Troubled Water」、 「Fine and Mellow」 、「Blue Skies」、「Fields of Gold」(Stingの名作)、「Autumn Leaves」など。
この年の暮れに彼女は急逝した。生前4枚のアルバムを残しているが、このライブ版がまぎれもなく、最高傑作である。

Live at Blues Alley
Eva Cassidy / Eva Music
ISBN : B000009PO2
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「Eva Cassidy - Autumn Leaves (Live at Blues Alley)」

          

そうそう、「Autumn In New York」も忘れずに挙げておかなければいけませんね。

有名なベーシストのジェイ・レンハートを父に持ち、8歳から歌い始め、高校でゴスペル、16歳で父と共にクラブの昼の部に出演しボーカルの腕を磨いたと聞くから音楽一家育ちの筋金入り。スタンダード中のスタンダードをタイトルにしたアルバムは、「ニューヨークの秋」。デヴィッド・マシューズのアレンジによる、有名スタンダード曲集で、アクのないクリアな声質、原曲のメロディーをストレートに歌って無難にまとめている。

ニューヨークの秋
キャロリン・レンハート デヴィッド・マシューズ・トリオ / キングレコード
ISBN : B0000844BF
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by knakano0311 | 2008-11-30 00:24 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

我が家の歳時記  ~ 武田尾・廃線の紅葉ハイキング ~

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三連休、といってもあまり関係ないが、家でたまりにたまったCDなどの片付けをしていたので、気分転換に、ことしは遅かったが、今が見ごろの紅葉を見に行ってきました。場所は宝塚から武庫川の渓谷に入った近くにひなびた温泉があることでも知られている「武田尾」。JR福知山線の複線化と電化に伴い、ルートが変わり、新しいトンネルと線路がひかれ、昭和61年(1986)に廃線になった線路が、ハイキングコースとなっている。その武庫川渓谷に沿った旧線路の紅葉が見事である。ハイキングコースの起点は、JR福知山線、武田尾駅か生瀬駅でその区間がコースとなっているが、その一部を紅葉を見ながらの散策。

この旧線路沿いには、水上勉の小説「櫻守」のモデルとなった、桜博士と呼ばれた故笹部新太郎氏の「桜の園」と、山荘「亦楽山荘」があったところである。「桜の園」は、笹部氏が、昭和40年代ごろまで桜の研究に使用した演習林で、面積は約40ヘクタール。全国から集めた桜を接ぎ木するなどして丹念に植栽し、桜の本数は5千本を超えたとも言われている。昭和53年に笹部氏が亡くなったあと、演習林は放置され、ヤブツバキやイロハモミジなどが繁茂する雑木林となっていたが、市や地元の人たちが、桜の園を遺族より買い受け、森林の形態の整備や遊歩道整備などを実施した。 そして廃線後も、地元の「桜守」たちが「桜の園」を守り、廃線沿いに、桜を植え、今も守り、春は桜、秋は紅葉の名所となっている。

コースに、数箇所のこるトンネルは真っ暗で、懐中電灯を忘れたので、携帯電話のライト機能を頼りに恐る恐る歩きましたが、トンネルを抜けると真っ赤な紅葉。その鮮やかなコントラストの見事さに目を奪われました。

前回に続いて「枯葉」シリーズ。それまでのシャンソンの名曲を「JAZZの名曲」に仕立て上げた屈指の名盤。実質のリーダーであった「マイルス・デイビス」が率いる最高のミュージシャンたちによる名演。特に、マイルスの絶妙なミュート・プレイが冴える「枯葉/Autumn Leaves」。この曲はジャズのベスト3に入る人気曲だが、それもすべて本作におけるマイルスの名演がゆえである。

Somethin' Else
Cannonball Adderley / / Blue Note
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「Cannonball Adderley feat. Miles Davis " Autumn Leaves" (1958)」

          


そして、水上勉の小説「櫻守」。櫻の時期にまた訪れてみようと思う。

櫻守 (新潮文庫 み 7-9)
水上 勉 / / 新潮社
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by knakano0311 | 2007-11-25 16:12 | 我が家の歳時記 | Trackback | Comments(0)