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大屋地爵士のJAZZYな生活

れっきとした桜です

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 活動フィールドである兵庫県立一庫公園の桜は、第1ステージ、「エドヒガン(江戸彼岸)」、第2ステージは「ヤマザクラ(山桜)」と主役を替え、今は第3ステージ、「ウワミズザクラ(上溝桜)」が主役。ブラシのような形をしていて、ちょっと目には桜に見えませんが、「バラ科ウワミズザクラ属」の落葉高木、れっきとした桜です。


 和名は、「ウワミズザクラ」の古名を「波波迦(ハハカ)」といい、「ウワミズザクラ」は、非常に硬い木なので、古代の「亀卜(亀甲占い)」で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来するという。「古事記」の「天岩屋戸」の段に『天児屋命と太玉命を呼び、雄鹿の肩の骨とハハカの木で占い(太占)をさせた。』とあるという。

 この山では、よく似た「イヌザクラ(犬桜)」がちょっと遅れて咲くが、「ウワミズザクラ」が散ると、10連休の黄金週間(ゴールデン・ウィーク)、「令和元年」を迎える。


 さて今宵の曲、アルバムは、「古(いにしえ)」に因んで、「ポール・デスモンド/Paul Desmond」の「ボッサ・アンティグア/Bossa Antigua」(1964)。「ボッサ・ノヴァ/Bossa Nova」が「新しい何か」という意味にかけて付けられたタイトルで、「アンティグア=アンチック」、「古い何か」という意味のようです。「ジム・ホール/Jim Hall(g)」、「ユージン・ライト/Eugene Wright(bass)」、「コニー・ケイ/Connie Kay(ds)」のトリオをバックに軽快に展開されるボッサ・アルバム。前年、1963年にリリースされた「テイク・テン/Take Ten」と並んで、50年以上経った今でも私の愛聴盤となっている。

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 Bossa Antigua/ボッサ・アンティグア
 ポール・デスモンド/Paul Desmond
 RCAVI
 




タイトル曲の「Bossa Antigua」、そしてフルアルバムがアップされています。

「Paul Desmond - Bossa Antigua」

          

「Paul Desmond - Bossa Antigua Jazz Album」

          
   


    


# by knakano0311 | 2019-04-21 17:49 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

On The Street Where I Live

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 初夏を思わせるような明るく暖かい日差しを浴びてウォーキングを楽しむ道は、まるでボタニカル・ガーデン。「リキュウバイ(利休梅)」、「スパラキシス(和名:スイセンアヤメ)」、「ベニハナトキワマンサク(紅花常磐万作)」、「ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)」、「ツツジ(躑躅)」、「ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)」、「ウンナンオウバイ(雲南黄梅)」、「カキツバタ(杜若)」、「シロヤマブキ(白山吹)」、「シャガ(射干、著莪、胡蝶花)」、「ハナミズキ(花水木)」、「ハナモモ(花桃)」、「ライラック(リラ)」 ・・・。


 今宵の曲、「On The Street Where You Live(君住む街角)」。1956年に初公演され、また、「オードリー・ヘップバーン/Audrey Hepburn」主演で、1964年に映画化もされたブロードウェイ・ミュージカル、「マイ・フェア・レディ/My Fair Lady」のために制作された歌のひとつ。作詞、「アラン・ジェイ・ラーナー/Alan Jay Lerner」と作曲、「フレデリック・ロウ/Frederick Loewe」。


【 On The Street Where You Live(君住む街角) 】
                by Alan Jay Lerner/Frederick Loewe

「♪ I have often walked down the street before  いままで何度もこの通りを歩いてきたし
  But the pavement always            足元にある敷石も今までどおりで
  Stayed beneath my feet before         前と変わったわけではない
  All at once am I                でも君が住んでいる街だと知った途端
  Several stories high              ビル数階分ほど
  Knowing I'm on the street where you live   舞い上がった気分になってしまった

  Are there lilac trees               ライラックの樹はあるかい
  In the heart of town?               街のど真ん中に?
  Can you hear a lark in any other part of town?  街で雲雀のさえずりが聞こえるかい?
  Does enchantment pour               魅力が溢れ出しているかい
  Out of every door?                 どのドアからも?
  No, it's just on the street where you live  そうじゃないとすれば、こんな気分になるのは
                           それはきっと君がこの街にいるからだ

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」


 歌姫は、まず、1966年生まれのオランダのジャズ・シンガー、「イルセ・ヒュイツインガー/Ilse Huizinga」。ブロードウェイのナンバーを集めた魅力的なアルバム、「Beyond Broadway」(2005) から。彼女の夫で、アレンジャー、作曲家でもある「エリック・ヴァン・デル・リュイート/Erik van der Luijt」のピアノとのおしどりデュオ。

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 Beyond Broadway/ビヨンド・ブロードウェイ
 Ilse Huizinga/イルセ・ヒュイツインガー
 Maxanter







「Ilse Huizinga - On The Streets where you Live」

          

 次は、オーソドックスなスタンダードを自分の世界に変え、一幕の芝居を見るような、そんなアルバム作りをするという印象を持つ女性ボーカル、「ホリー・コール/Holly Cole」。映画「バクダットカフェ」の主題歌となった、「コーリング・ユー/Calling You」のカバーが収録されたアルバム「Blame it On My Youth」(1991)で注目されてから、もう25年以上経つのである。

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 Blame It on My Youth
 Holly Cole Trio/ホリー・コール・トリオ
 Blue Note Records






「Holly Cole Trio - On the street where you live」

          

 私が住んでいる川西市にも住んだことがあるという、日本人女性ジャズ・ボーカル、「ヌーン/noon」のアルバム、「Walk With The In New Orleans」(2007)から。

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 WALK WITH THEE IN NEW ORLEANS  
 noon/ヌーン
 ビクターエンタテインメント






「ヌーン/noon - 君住む街」

          
   


   


# by knakano0311 | 2019-04-20 18:02 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

山師の道しるべとなった花

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 今日も倒木処理を行う知明山山頂付近。咲く白い花は、アブラナ科植物、「ハクサンハタザオ(白山旗竿)」である。いつもは、その脇に別名、「金山草(かなやまそう)」ともいわれる「シダ(羊歯)」の仲間、「ヘビノネゴザ(蛇の寝茣蓙)」も茂っているのだが、どういうわけかそれは見られない。

 どちらも重金属を蓄積する奇妙な植物で、金・銀・銅山などの露頭や鉱床にはつきものの植物。いわゆる「山師」といわれる金属鉱脈を探す昔の人たちは、経験的にこれらの植物を道標(みちしるべ)、指標植物として利用していたという。また、土壌中のカドミウムを植物体中に高濃度で吸収するので、汚染土壌を効率的に浄化する植物としての研究もすすんでいるという。

 北摂には、「多田銀山」に代表されるように、一庫公園の「知明山(奇妙山)」を中心として箕面市、池田市、川西市、宝塚市、能勢町、豊能町、猪名川町の4市3町にわたる東西20km、南北25kmの広大な鉱山地帯が形成されており、奈良の大仏建造の折、この地域から産出した銅が献上されたという言い伝えも残っている。銅の精錬と、それに必要な炭。この地の特産の「一庫炭」との関連もありそうだ。この地域一帯には、全部で2800余の「間歩(まぶ;坑道)」が残っているという。一庫公園内にも多くの間歩が残っており、「エドヒガン」群落とともに川西市の天然記念物に指定された。

 そんな「ハクサンハタザオ」を踏んだり、傷つけないように倒木処理をおこなう。すっかり片付いた頂上付近からは、「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」を通して遠くの団地が望めるほど、見通しが良くなった。

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 さて今宵の曲、銀山にちなんで、「ルック・フォー・ザ・シルバー・ライニング/Look For The Silver Lining」。「幸福を求めて」という邦題が付いています。「Sliver lining」とは英語のことわざで、「Every cloud has a silver lining.」「どんなに黒い雲でもその裏側は太陽に照らされて銀色に輝いている」という意味がもとで、「どんな悪いことにも良い面がある/どんな不幸にも一筋の光明がある/不幸の中にも明るい希望があるものだ」という意味に使われ、落ち込んでいる人を励ますときに使われる。

 作詞「バド・デ・シルバ/B.G. DeSylva」、 作曲「ジェローム・カーン/Jerome Kern」によって1919年に作られた古い古いスタンダード曲。

【 Look For The Silver Lining 】   by B. G. DeSylva / Jerome Kern

「♪ Look for the silver lining      探してごらん 銀色に輝いている雲を
  Whenever a cloud appears in the blue  黒い雲が青空に現れたときはいつも
  Remember, somewhere the sun is shining 覚えておくんだ 太陽はいつも輝いていると
  And so the right thing to do      正しいことをしていればきっと
       is make it shine for you    君もいつか輝く時が来るさ

  A heart, full of joy and gladness   楽しさと喜びでいっぱいの心は
  Will always banish sadness and strife 悲しみや争いをいつも吹き飛ばしてくれる
  So always look for the silver lining だからいつも探してごらん 銀色に輝いている雲を
  And try to find the sunny side of life 人生の明るい面に目を向けてみよう  ♪」

 「チェット・ベイカー/Chet Baker」の十八番(おはこ)でした。「Chet Baker Sings」(1954)から。


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 Chet Baker Sings
 チェット・ベイカー
 Imports






「Look For The Silver Lining - Chet Baker」

          

 1969年生まれのオランダのジャズ・シンガー、「フェイ・クラーセン/Fay Claassen」が、「チェット・ベイカー」生誕75周年のトリビュートアルバムを企画した。それが、「フェイ・クラーセン・シングズ・チェット・ベイカーVol.1/Fay Claassen Sings Two Portraits of Chet Baker Vol.1」(2006)。「アムステルダムのため息」などとも呼ばれている彼女のハスキーな声に「チェット・ベイカー」を偲ぶ。

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 フェイ・クラーセン・シングズ・チェット・ベイカーVol.1
   /Fay Claassen Sings Two Portraits of Chet Baker Vol.1
 フェイ・クラーセン/Fay Claassen
 SPACE SHOWER MUSIC
 




「Look For The Silver Lining - Fay Claassen」

              
  


   


# by knakano0311 | 2019-04-19 10:27 | 炭焼き小屋から

山の吊橋まで

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 ご近所に桜の見所はいくつもあるが、私の森林ボランティアの活動フィールドである山、その麓のダム湖に流れ込む「一庫大路次川」の上流、「龍化渓谷」もそのひとつ。急流の渓谷美と桜がマッチする、ほとんど訪れる人もない知られざる桜の名所。途中で車を置き、渓谷に沿って歩く。昨年の大雨か台風で土砂崩れが起きたらしく、一部通行止めになっていて、この日も訪れる人を全く見かけなかった。

    
 途中に渓谷に架かる吊橋、「龍化吊り橋」があり、久しぶりに渡ってみようと思う。「♪ 山の吊橋ぁ どなたが通る ・・・ ♪」(山の吊橋/作詞:横井弘 作曲:吉田矢健治)というシニアには懐かしい「春日八郎」の昭和34年(1959年)の歌謡曲があるが、残念なことに老朽化が進み、今は通行禁止になっているので、誰も通ることができない。
 

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 引き返して車まで戻る途中、「ヤマブキ(山吹)」、「キブシ(木五倍子)」が崖を彩っている。


 さて、今宵の曲、「And So It Goes(そして今は ・・・)」。「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」の2ndアルバム、「リターン・トゥ・ユー/Return to You」から。たしか「ビリー・ジョエル/Billy Joel」の1989年リリースのアルバム、「ストーム・フロント/Storm Front」に収録されていて、ピアノだけをバックに歌ったシンプルな弾き語りのバラードだったように記憶している。


【 And So It Goes 】  by Billy Joel

「♪ In every heart there is a room  誰でも心にひとつ部屋を持っている
  A sanctuary safe and strong     安心で頑丈な聖域を
  To heal the wounds from lovers past かっての恋人から受けた傷を
  Until a new one comes along     新しい恋人が現れるまで癒す場所を

  I spoke to you in cautious tones  慎重な声のトーンで私はあなたに話しかけた
  You answered me with no pretense  あなたは見せかけをせずに答えてくれた
  And still I feel I said too much  でも私はすこし話しすぎたと感じている
  My silence is my self defense    だって沈黙こそが私を護ってくれる術だから

  And every time I've held a rose  バラの花一輪 手にしても
  It seems I only felt the thorns  いつも感じるのは刺ばっかりだった
  And so it goes, and so it goes   でも今は でも今は
  And so will you soon I suppose   でもあなたもきっとそうなるのね

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」


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 リターン・トゥ・ユー/Return to You
 サラ・ガザレク/Sara Gazarek  
 オーマガトキ





「Sara Gazarek & Josh Nelson - And So It Goes」

          

 オリジナルの「ビリー・ジョエル」でも聴いてみましょうか。

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 Storm Front/ストーム・フロント
 ビリー・ジョエル/Billy Joel
 Sbme Special Mkts.






「Billy Joel - And So It Goes」

          

「フレッド・ハーシュ/Fred Hersch」のソロ・ピアノでも。2018年、グラミー賞にノミネートされたアルバム、「Open Book」(2017)から。

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 Open Book/オープン・ブック
 Fred Hersch/フレッド・ハーシュ
 Palmetto Records / King International






「And so It Goes · Fred Hersch」

                
# by knakano0311 | 2019-04-15 13:18 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

あの音は ・・・

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 自然観察路を歩いていると、突然、「ダダダダダ ・・・・」と削岩機のような音が響く。見上げてみると、写真では見にくいですが、「コゲラ(小啄木鳥)」が一生懸命に枯れ木に孔を開けている。「ドラミング」である。全長15cmほどで、日本に生息する「キツツキ」としては最も小さい。あの小さな体で、よくあんな大きな音を響かせられるもんだ。(参照 コゲラのドラミング  クリックすると音が聞けます)


 公園は、「ヤマザクラ(山桜)」、「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」のほかに「コブシ(辛夷)」、「シデコブシ(四手辛夷)」や「ザイフリボク(采振り木 )」、別名「シデザクラ(四手桜)」などが満開を迎えている。


 さて、今宵の曲、ニューヨーク・マンハッタンにあった、「バード/Bird」と呼ばれた「チャーリー・パーカー/Charlie Parker」ゆかりのジャズ・クラブ、「バードランド/Birdland」にちなんだ名曲、「バードランドの子守唄/Lullaby of Birdland」から。1952年、ジャズ・ピアニスト、「ジョージ・シアリング/George Shearing」によって作曲され、のちに「ジョージ・デヴィッド・ワイス/George David Weiss」によって詩が付けられた超有名スタンダードナンバー。「ドラミング」じゃ子守唄にはなりませんが・・・。

【 Lullaby Of Birdland 】  by George Shearing / George David Weiss

「♪ Lullaby of birdland    バードランドの子守唄
  That's what I always hear, それはあなたが溜め息をつくときに 
  When you sigh,        いつも聞こえてくる音楽
  Never in my wordland      私の知っている言葉では
    could there be ways to reveal その時の想いを
  in a phrase how I feel     とても言い表すことができない

  Have you ever heard two turtle doves もしあなたが二羽のキジバトが
  Bill and coo, when they love?  愛し合う時のさえずりを聞いたことがあるかしら
  That's the kind of magic music  その音楽は私たちがキスする時
       we make with our lips   唇がたてる音に似ている
  When we kiss             魔法の音楽のようかも

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 まるで女性ボーカルの美魔女、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」。’50年代の懐かしいスタンダードを集めたアルバム、「Potions (From the 50s)」(2014)から。

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 Potions (From the 50s)
 Lyn Stanley/リン・スタンレー
 CD Baby






「Lullaby of Birdland - Lyn Stanley」

                
# by knakano0311 | 2019-04-14 11:23 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

さくら街道の丹波路を行く

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 桜の見所はご近所にもたくさんあるが、車で小一時間、ちょっと足を伸ばして、丹波篠山まで花見ドライブ。川西と丹波篠山を結ぶルートは、国道173号線と県道12号の2本あるが、この時期、いずれのルートも、桜が視界から消えることはなく、「さくら街道」と呼んでもいいドライブ・コース。まずやってきたのは、篠山市の東端、173号線に沿って流れる川の岸に1.5km位にわたって植えられた桜並木。私はずっと前から気がついて時々来ていたが、市もやっと最近、桜名所であることに気がついたようで、駐車場が設けられたり、ぼんぼりが飾り付けられていた。

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 篠山市街地に入り駐車場に車を置いてぶらぶら歩き出す。まずは歴代の篠山城主とゆかりのある「春日神社」の桜から。次の日、奉納能が行われるらしく重要文化財に指定されている能舞台はすっかり準備が整っていた。そして篠山城址へ。堀に垂れる桜、復元された大書院の大屋根を望む桜、石垣に映える桜、城跡から望む桜 ・・・、桜づくし。花見を満喫したあとは旬の食材を仕入れに再び市街地を抜ける。

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 今宵の女性ボーカル、「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」の最新アルバム、「ディスタント・ストーム/Distant Storm」から。

 1982年、米国シアトル生まれ。女性ジャズ・シンガー。幼少時からジャズを始めとした芸術に触れて育つ。ハイスクールでジャズを学び、在学中の2000年には「リンカンーン・センター」で行なわれた「エリントン・ジャズ・フェス/the Essentially Ellington Competition」で第1回「エラ・フィッツジェルド賞/Ella Fitzgerald Charitable Foundation Vocal Soloist Award」を受賞したという実力派。同年、南カリフォルニア大学の「ソーントン音楽スクール」に進み、幾多のジャズ・アーティストたちとも共演し、プロデューサーに認められ、2006年にデビューを果たした。デビュー盤は、「ユアーズ/Yours」(2006)、第2作、「リターン・トゥ・ユー/Return To You」(2007)で、ナチュラルでオーガニックな歌声が話題になった女性歌手である。

 自然体でシンプル、それでいてJAZZYな感性をも併せ持つオーガニックな歌声が「癒し系」と称される由縁であろう。リスペクトする「ブロッサム・ディアリー/Blossom Dearie」への想いを込めた最新アルバム、「花とミツバチ ~ブロッサムへ/Blossom & Bee」(2012)がリリースされたことを見れば、彼女の音楽的立ち位置が窺える。「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」と比較されたりすることもある「JAZZY,NOT JAZZ」派の代表格でもあったが、単独オリジナル・アルバムとしては7年ぶりの最新作で、大人ジャズ歌手に大変身した。

 離婚など私生活での大きな変化などがあり、これまでずっと彼女の表現を横で支えてきた「ジョシュ・ネルソン/Josh Nelson」と袂を分かち、従来の音楽スタッフを一新させてレコーディングに臨んだという。アメリカン・ジャズ・ボーカルのセンス、そして、より成熟さを感じさせるヴォーカルが素晴らしい。


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 ディスタント・ストーム/Distant Storm
 サラ・ガザレク/Sara Gazarek
 コアポート





 YOUTUBEにはまだアップされていないが、アルバムに含まれている曲で、英国人のシンガー・ソングライター、「ニック・ドレイク/Nick Drake」の曲、「リバーマン/Riverman」にアメリカの女性詩人、「サラ・ティズデイル/Sara Teasdale」の詩、「リバー/The River」を重ねたパフォーマンス、「The River/Riverman」が、プレ・レコーディングとしてアップされていた。

「Sara Gazarek - The River/Riverman」

          
   


     


# by knakano0311 | 2019-04-13 23:08 | おやじの遠足・街歩き | Trackback | Comments(0)

タムシバが気がかりで

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 7、8年前に見た全山を覆う「コブシ(辛夷)」の仲間、「タムシバ(田虫葉)」の絶景が忘れられず、この時期にになると、「タムシバ」ウォッチをこまめに行っている。というのも年によって開花の時期が異なり、桜の前に咲く場合も、後に咲く場合も有りなかなか定まらないからである。そして、咲いている期間が短い。


 今年は、桜と同時期に咲いたようで、「ヤマザクラ(山桜)」と並んで咲いている様が見てとれる。しかし、今年も残念ながら、かって見たあの絶景の再現とは行かないようである。また来年も「タムシバ」ウォッチをこまめに行わねばならない。もうこうなったら執念、冥土の土産に ・・・。

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 写真を撮って、車へ戻る道路の傍らには、「キイチゴ(木苺)」が群生している。「シロヤマブキ(白山吹)」にも似ているが、「シロヤマブキ」は花弁が4弁、これは5弁であるからして「キイチゴ」のようだ。こんなところに群生地があるなんて ・・・。

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 さて、今宵も昨夜に続いて、1995年生まれ、スペイン・バルセロナ出身のキュートなジャズ・シンガー&トランペッター、「アンドレア・モティス/Andrea Motis」。昨夜はジャズ・フレーバーの強いアルバムからだったが、今宵のアルバムは、「もうひとつの青/do outro lado do azul」。ブラジル音楽やカタルーニャ音楽への深い愛情をこめたアルバム、「もうひとつの青」はブラジルでレコーディングが行われたという。



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# by knakano0311 | 2019-04-12 18:23 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

桜は第2ステージへ

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 「エドヒガン(江戸彼岸)」が散り始め、活動フィールドである一庫公園のサクラは、第2ステージに移行したようだ。第2ステージの主演は、「ヤマザクラ(山桜)」。遠く北摂山系にパッチワークのように咲く、「エドヒガン」、「ヤマザクラ」を眺めながら、倒木処理に汗を流す。これでやっと山頂までの3ルートが開通し、安全に登れるようになった。

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 そして、助演は「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」、「コブシ(辛夷)」たち。その華やかさは、主役の「ヤマザクラ」にも決して劣らない。作業を終えて、森林ボランティア・クラブの総会。振り返れば、あっという間に発足7年が過ぎ、8年目を迎える。

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 女性ボーカルの世界でも、どんどん新しいスターが顔を出してくる。今宵のボーカルは、「アンドレア・モティス/Andrea Motis」。1995年生まれ、23歳の若さ。スペイン・バルセロナ出身のジャズ・シンガーで、トランペッター/アルト・サックスも手がける。音楽一家に育ち、7歳頃よりトランペットを吹き始め、音楽学校でジャズを学ぶ。講師でベーシストの「ジョアン・チャモロ/Joan Chamorro」と共作アルバムを手掛けるほか、10代からジャズ・バンドでキャリアを積み、2012年、17歳の時に「クインシー・ジョーンズ/Quincy Jones」がステージに上げたのを機に脚光を浴び、人気を博す。2017年に「インパルス!/Impulse !」より「エモーショナル・ダンス/Emotional Dance」でメジャー・デビュー。


 ピアノとボーカルという女性アーティストは多いが、トランペットとボーカルは女性では私は初めて。管楽器の場合は、吹き(?)語りができないという基本的な難問題があり、男性でも「チェット・ベイカー/Chet Baker」、「ルイ・アームストロング/Louis Armstrong」など、そう数は多くないと思う。取り立てて歌やトランペットが上手いわけではないが、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」を思わせるようなキュートな声と愛くるしいルックスを見ると、トランペットもキュートに聞こえてくる。世のオジサンたちに人気が出ること請け合いの新星女性ボーカリスト&トランペッター。デビュー・アルバム、「エモーショナル・ダンス」からいくつか。サポートを、「イグナシ・テレザ/Ignasi Terraza(p)」が務めているのも注目。

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 Emotional Dance/エモーショナル・ダンス
 Andrea Motis/アンドレア・モティス
 Universal


 


 
「Andrea Motis - Emotional Dance」

           

「Andrea Motis - He's Funny That Way」

           

「I Didn't Tell Them - Why Andrea Motis」

           

「You'd Be So Nice To Come Home To - Andrea Motis」

           



# by knakano0311 | 2019-04-12 10:41 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)

路傍の花、樹々の鳥(342) ~ 丹精込めたガーデンに ~

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 私はあまり園芸種や観賞用の洋花には興味はないのだが、ウォーキングで見かける丹精込められた庭に咲いている春の花を見るのは、楽しい。名前はほとんど知らないが、素直に美しいと感じるととも、。丹精込めて育てている家人の人柄もしのばれる。


 今宵のピアノ。「Private Garden」。 そのピアノの音の美しさは格別であるスイスの人気ピアニスト、「ティエリー・ラング/Thierry Lang」。ベテランなのにキャリアについてほとんど情報はなく、1956年生まれのスイス出身の作曲家、ジャズ・ピアニストで、フランスの芸術文化勲章を受章したということぐらいしか分からない。 また、過去のアルバムも再発がされていないので、どれも入手が困難なものが多い。 同名のアルバム、「Private Garden」(2003)から。 

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# by knakano0311 | 2019-04-11 23:11 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)

街のさくら ~ 桜の下に集う ~

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 団地の中の公園の桜、大型ショッピング・モール屋上の噴水と桜。それぞれの桜の下に集う人々。桜の下には笑顔が集まる。そして我が家の玄関から見えるすぐ近くの小山に咲く「ヤマザクラ(山桜)」。

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 さて、今宵のアルバムは、ジャズ歌手ではないが、POPS歌手としてもう円熟の域に達している大ベテラン、「カーリー・サイモン/Carly Simon」の「Into White」(2007)からいくつか。1945年生まれ、ほぼ私とおなじ歳。1970年代前半、よくも悪くもイケイケ、ハチャメチャで、スキャンダラスな話題や恋多き女のイメージで、「キャロル・キング/Carole King」や「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」と並ぶ人気を誇った。「ジェイムス・テイラー/James Taylor」との結婚・離婚を経てすっかり円熟した大人の歌手になった。


 そんな彼女が、アメリカのフォークソングを中心として、子供たちに歌い伝えたい歌を綴ったアルバムが「Into White」。「おお、スザンナ/Oh! Susanna 」、「ユーア・マイ・サンシャイン/You Are My Sunshine」、「オーバー・ザ・レインボー/Over the Rainbow」、「スカボロ・フェア/Scarborough Fair」、「ハッシュ・リトルベイビー~マイ・ボニー/Hush Little Baby ~ My Bonnie」・・・、そして「ビートルズ/The Beatles」の「ブラックバード/Blackbird」なども。そんな誰でも知っている懐かしい歌が満載されたアルバム。自宅で録音し、「ジェイムス・テイラー」との間にもうけた子どもも参加した楽しさいっぱい、家族和気藹々のアルバムである。


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 Into White
 カーリー・サイモン/Carly Simon
 Sbme Special Mkts.







「You Are My Sunshine - Carly Simon & Ben Taylor」

          

「Carly Simon - Over The Rainbow」

          

「Carly Simon - 'Hush Little Baby / My Bonnie'」

             



   
     
# by knakano0311 | 2019-04-10 10:03 | 地域の中で・・・ | Trackback | Comments(0)