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大屋地爵士のJAZZYな生活

あれから31年

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 平成7年(1995年)1月17日火曜日、午前5時46分52秒、マグネチュード7.3、最大震度7、死者6434人、全壊家屋104,906棟、全焼建物7,036棟、電話不通30万回線、停電260万戸、ガス停止86万戸、断水130万個、罹災世帯9,017世帯、避難人数30万名以上 ・・・・。かなり記憶は薄れてきたが、あの揺れは鮮明に覚えている。あれから31年。

 阪神淡路大震災のときも、全国から駆けつけたプロ、アマのミュージシャンたちによって、あちこちの避難所でボランティア・コンサートが開かれた。中越地震(2004年/平成16年)の時は、被災者から地元のラジオ局に、平原綾香の歌う「ジュピター」にリクエストが殺到し、被災者たちを力づけたという。

 中越地震の多くの被災者たちが、癒しと安らぎを求めて地元のラジオ局にリクエストをして、毎日のように被災地の空に流れたという歌、ホルストの組曲「惑星」に詩をつけて歌った「平原綾香/ジュピター」。  


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 Jupiter
 平原綾香
 Dreamusic






  
「平原綾香 - Jupiter」

     
   


   



# by knakano0311 | 2026-01-19 00:00 | 音楽のチカラ | Comments(0)

違和感 ・・・

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 1月17日(土)の朝日新聞朝刊、「between」のアンケートのテーマは、『「~させていただく」気になりますか?』。この言葉の使い方が気になる人55%、ならない人45%という結果だった。気になる理由は、『へりくだり過ぎて不自然、「します」で済むのに冗長 ・・』など。ならない理由は、「敬語として定着、柔らかい印象になる ・・」などであった。
  
 私は、理系で冗長が嫌いなためかもしれないが、違和感を覚え、「気になる」派である。接客、会議、メール、芸能人のなど、様々な場で日常化しているというが、私の経験では、はっきりと敬語が必要な場面以外あまり使っているのを見聞きしたことがない。頻繁に使われ出したのは1990年代からという。私が違和感を覚える最たる理由は、「誰に向かって許可を求めているのか」ということ。記事の例にもあったが、「店を・・時に開けさせていただきます」、「歌わせていただきます」などへの違和感は同感である。
  
 その他にも、「こちらが~です」と言えばいいものを「~になります」と言い、「~しましょう、しよう」と言えばいいものを「~しようじゃありませんか」と言う。時代の変遷によって新語ができたり、言葉の意味や使い方、ニュアンスも変わるので、目くじらをたてる必要もないのだが、どうしても違和感を感じてしまうのは、「年寄の繰り言」か ・・・。

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 今宵の曲、「言い換えれば/In Other Words」と歌うは「ダイアナ・パントン/Diana Panton」の。「Fly Me To The Moon」。「ホリー・コール/Holly Cole」、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」に続くカナダ出身の人気シンガー。カナダ・ジャズ界の重鎮「ドン・トンプソン/Don Thompson」のサポートを得て2005年に「Yesterday Perhaps」でアルバム・デビュー。その後、日本でも安定した人気を保っている。

 曲名や歌詞に「月」や「星」がでてくるラヴ・ソングばかりを集めたアルバム、「ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた/If The Moon Turns Green...」(2011)から。サポートは、ピアノ、「ドン・トンプソン/Don Thompson」、ギター、「レグ・シュワガー/Reg Schwager」、ベース「ニール・スウェイソン/Neil Swainson」。

 ヴァ―スから歌う「Fly Me To The Moon」の英語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。

「♪ 詩人というものは、
   たった一つの単純な想いを伝えるために
   たくさんの言葉を使うもの
   詩を歌わせるには
   思考と時間と韻が必要なんだ

   僕は音楽と言葉で遊びながら
   君のためにこの歌を書いた
   僕の言いたいことがちゃんと伝わるように
   これから一つずつ、言葉にしていくよ

   月へ連れていって
   星たちのあいだで遊ばせてほしい
   木星や火星で
   春がどんなふうか見てみたいんだ

   つまり――
   手を握ってほしい
   言い換えれば――
   ねえ、キスして

   ・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」


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 ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた
 ダイアナ・パントン
 MUZAK,Inc.







「Diana Panton - Fly me to the Moon (In Other Words)」

     






# by knakano0311 | 2026-01-18 00:00 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(0)

ついに断捨離を ・・・

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 ここ何年間かの懸案だったCDの断捨離をついに実行。CDの普及の最初の頃、1980年代から聴いたかなりの量をDVDなども併せて業者に買い取ってもらった。CDの前はレコードだったが、狭いマンションで場所を取るのと、レコードプレイヤーを子供が遊んで壊したことをきっかけにCDに転向した。物の所有に執着のある「昭和の男」で、ほぼ「団塊の世代」です。購入したものだけでなく、コピーしたものや配信で入手したものを入れると、PCのライブラリーに入っているアルバムは、3000枚ほどにのぼる。名残や未練はあるが、これも前へすすむためと割り切って処分した。


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 今宵の曲、「This House Is Empty Now」。かの「バート・バカラック/Burt Bacharach」と「ダイアナ・クラール/Diana Krall」のパートナー、「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」とのコラボによる。アルバムは、「Painted from Memory」(1998)。

 「This House Is Empty Now」、英語歌詞はこちら。

 こんな意味でしょうか。

「♪ この部屋は君に幻を映し出す
   覚えてるかい?
       この部屋がいつも笑い声であふれていた頃を
   でも今は全く見捨てられ
    怒りに満ちた声の残響だけが
       残されているかのよう
   君には窓枠に映る
       僕が見えるかもしれない
   みすぼらしい窓に
        荒れ果てた家
     
   この家は空っぽのまま
   君を引き止めるために
       僕にできることはなにもない
    教えて欲しい これからどうやって
       生きていけばいいんだ 君なしで 
  
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」
  
  
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 painted from memory
 Elvis Costello , Burt Bacharach
 mercu







 アルバムのパフォ-マンスとライブのパフォーマンスを ・・・。

「Elvis Costello, Burt Bacharach - This House Is Empty Now」


「Elvis Costello "This House is Empty Now" with Burt Bacharach」

     



 ところで、「村上春樹」は、彼の厖大なレコード・コレクションから、ビーチボーイズ、ドアーズ、H.メリル、T.モンク、B.ホリデイ、S.クロウ、スプリングスティーンほか、ジャズ、スタンダード、ロックの多彩なアーティストをピックアップし、訳詞とエッセイで紹介するジャズ、スタンダード、ロックの名曲集である「村上ソングズ」で、この歌「この家は今は空っぽだ/This House Is Empty Now」をこんな風に評し、2番目のヴァースを、こんな風に訳している。
    
「現代のスタンダード・ソングと呼んで差し支えないほどの、美しい奥行きを持った曲だ。バカラックのたどってきた人生の年輪のようなものが、しみじみとメロディの中に漂っている。」

「♪  ・・・・・・・・・ 
  
   そう、この家は今は空っぽだ。
   君をここにとどめておくための
   言葉はもうどこにもない。
   君なしでどのように生きていけばいいのか?
  
   ・・・・・・・・・・・・  ♪」 (村上春樹訳)

   
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 村上ソングズ (村上春樹翻訳ライブラリー)
 村上春樹
 中央公論新社












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 そして、「村上春樹」が、「村上ソングズ」で、イチオシしているのは、ストックホルム生まれのスウェーデン人で、有名なメゾ・ソプラノのオペラ歌手、「アンネ・ゾフィー・フォン・オッター/Anne Sofie Von Otter」。レパートリーは非常に広く、オペラや宗教曲、歌曲といったジャンルに広がっているという。異色の顔合わせ「アンネ・ゾフィー・フォン・オッター」と「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」とのデュオ、「This House Is Empty Now」を、コラボアルバム、「For The Stars」(2001)から聴いてみましょう。


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 For the Stars:
  Anne Sofie von Otter meets Elvis Costello
 Elvis Costello, Anne Sofie von Otter
 Dgg







「Bacharach: This House Is Empty Now ― Anne Sofie Von Otter & Elvis Costello」


  

# by knakano0311 | 2026-01-17 00:00 | 音楽的生活 | Comments(0)

10日後が楽しみだ

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 10日から始まった第1回目の炭焼き。窯入れ、窯焚き、蒸らし、ねらしの工程を経て、今日は綺麗な「浅葱(あさぎ)色」の煙を確認、ほぼ窯木の炭化が完了したと判断し、これ以上炭化を促進させないため、窯口などを砂で覆い、空気を遮断する「くどさし」を実施し、第1回目の炭焼きを終える。あとは10日後の「窯出し」を待つばかり。さてどんな炭が焼けているやら、ワクワク、ドキドキ ・・・。準備を含めると、1月8日から連続7日間の炭焼き。結構、高齢者には疲れるハード・スケジュール。さて、第2回目の炭焼きまでゆっくりと体を休めるとしたい。

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 今宵のピアノ、「Recreation(休養)」。スウェーデンの「ジョン・ヴェンキアー・トリオ/John Venkiah Trio」の演奏。アルバムは、「Elevation」(2017)。スウェーデンを代表するピアニスト、「ヤン・ラングレン/Jan Lundgren」から、「ジョン・ヴェンキアーは、私がマルメのミュージック・コンサーヴァトリーで会った最も才能のある若いミュージシャンのひとりだ。」と、高い評価を得たという。「マルメ」は現役時代スウェーデンの子会社のあった所で、出張時には、時々JAZZクラブへも行ったが、そんな名前のトリオはついぞ ・・・。もう30年も前の話だから・・・。

 パーソネルは、「John Venkiah(p, vo)」、「Simon Petersson(b)」、「Kristoffer Rostedt(ds)」。
  

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 Elevation
 John Venkiah
 Imogena AB






「Recreation - John Venkiah Trio」

     



  


# by knakano0311 | 2026-01-16 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)

達人な仲間たち

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 炭焼き2日目、3日目、4日目は、単純な作業の繰り返しでその作業以外は、まあ暇。仲間にはいろいろな達人がいて、炭焼きの合間に自分の趣味を楽しんだり、それを活かして我々をたのしませてくれる。狩猟免許を持ち、鹿肉を捌く達人。粘土で塗って閉じた窯口からは全く煙が漏れてこない塗りの達人。乾燥するための薪を安定して、きれいに積み上げる薪積みの達人。木工ならば何でも作ってしまう木工達人。その他にも、火燃やし達人、菜箸づくりの達人。そして器用に小刀を使って、コースターやらスプーンなどを作ってしまう小刀達人などなど ・・・。こんな達人たちに支えながら森林ボランティア、炭焼きをやっています。「お前は?」って。強いて言えば、門松作りの竹を鋭角に切断することと、「火打石」と「火打ち金」を使って火を熾すことくらいですかねえ。

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 今宵の曲、この時期の定番曲、「マイケル・チミノ/Michael Cimino」監督、1979年公開のアカデミー賞受賞映画「ディア・ハンター/The Deer Hunter」の中で使われたあの美しくも鮮烈な曲、「カヴァティーナ/Cavatina」。

 演奏は、「ミルチョ・レヴィエフ/Milcho Leviev」のピアノと「デイヴ・ホランド/Dave Holland」のベースのデュオで、アルバム「Up and Down」(1993)に収録されている。そしてこの曲、私のお気に入りでもある。録音は1987年9月、東京サントリー・ホールでのライブ。

 「ミルチョ・レヴィエフ」。1937年12月、旧共産圏ブルガリア生まれ。1960年にブルガリア国立音楽院卒業という、クラシックにベースを持つJAZZピアニスト。東西冷戦のまっただ中、1971年彼はJAZZのため、音楽のため、家族も祖国も捨てて、アメリカに渡った。

 「デイヴ・ホランド」。1946年10月生まれの、英国出身のジャズ・ベーシスト。1965年から'68年まで、ロンドンの名門「ギルドホール音楽学校」に学び、その後、ロンドンのクラブ・シーンで頭角を現したという。1968年に英国にツアーにきていた「マイルス・デイヴィス/Miles Davis」に誘われ、彼のバンドに参加。以後アメリカを活動の場としているようだ。

 「レヴィエフ&ホランド」、ヨーロッパ、クラシックに出自を持つふたりが、長くて数奇なジャズ・キャリアを経て積み重ねたものを全開したようにも思えるのがこのアルバム。ヨーロッパへの懐古、東欧への郷愁、古き良き時代のアメリカへの感謝 ・・・。

    
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 Up & Down
 Milcho Leviev+Dave Holland
 M.a. Recordings





   
 「カヴァティーナ/Cavatina」。
    
「milcho leviev + dave holland - cavatina」

     
   


     


# by knakano0311 | 2026-01-15 00:00 | 炭焼き小屋から | Comments(0)