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大屋地爵士のJAZZYな生活

おやじのモノ語り(6) ~さあ、アウトドアへ~

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本当に長い間使っているバッグがあります。西宮にある老舗のセイルメーカー、キングセイル製の黄色のセイルバッグ。ヨットに熱中していた独身の頃から使っていますから、すでに30年は優に超えています。ヨットのセイル地、帆布製で頑丈、堅牢そのもの。相当な量が収納でき、濡れた衣類と乾いた衣類も分けられる優れもの。ヨット活動を引退してからも、旅行・アウトドア、トレーニング・ジム用にと使い、相当乱暴に扱ったが、びくともせず破れやほつれなどどこにも見当たりません。プラスティック製のジッパーの爪が経年変化でいくつか折れている程度。その頑丈さには驚嘆します。このまま使っていても、私の寿命より長持ちするのではないかと思うくらい。まさに良心的な職人仕事に拍手!
濃紺のブルゾンは、仕事の関係で、ある国際的な団体に所属していたとき、その団体から頂いた撥水加工の施してあるロゴマークが入ったブルゾンです。サンフランシスコでその団体の総会があり、アフター・ファイヴのイベントで、メンバーの殆どが揃いのブルゾンで「SFジャイアンツ」の試合を観戦に行ったときのものです。ちょっとした雨などはものともせず、防寒性にも優れていて海外旅行、ウォーキング、街歩きなどに欠かせない一着となっています。そして、何にもまして、この濃紺の色を私は大変気に入っているのです。

Ball Park(球場)では、ちょうど、バリー・ボンズ(Barry Lamar Bonds)のホームラン新記録が間近で、球場の外壁にボンズのホームラン数のパネルがかかっていたことを覚えていますが、観戦した試合はボンズにはホームランどころか、ヒット1本もでず、SFジャイアンツが負けました。そして、試合が終わって、観客もまばらになった球場には、「トニー・ベネット」がうたう「霧(想い出)のサンフランシスコ/I Left My Heart In Saint Francisco」が、ただ朗々と流れていました。

ベスト・オブ・トニー・ベネット

トニー・ベネット / ソニーレコード



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アウトドアには欠かせないこのスイス・アーミ-・ナイフ、日本風にいえば「十徳ナイフ」ですね、これももらいものです。当時スイスに本社のある企業グループに買収されたドイツの企業と長いお付き合いがあり、そこから頂いたものです。訪問するたびに何本か頂いたのですが、今ではこの一本しか残っていません。最近は便利になって、栓抜きとか缶切りなどを使うあまり機会はあまりないとはいえ、いかにもコンパクトで機能的で美しく、Nikonの双眼鏡とともに「男の道具」を感じさせるお気に入りのアウトドアの「道具」の一つである。

「平賀マリカ」に続く、二人目の日本若手女性ボーカルの「My Favorite Things」は「安富祖貴子」の「ニーナ・シモン」のレパートリーを中心に据えた2006年のデビュー・アルバム「魂/KON」から。日本人離れをした共鳴箱としての体の厚さとソウルの熱さを感じさせる久々の大型新人。黒人兵が多く集まる基地の街・沖縄の金武(きん)の出身と聴けば納得。もうすでに3枚のアルバムがリリースされている逸材。

魂/Kon

安富祖貴子 井上陽介 大隈寿男 安井さち子 知念嘉哉 川嶋哲郎 金子雄太エムアンドアイカンパニー


by knakano0311 | 2009-06-08 09:44 | 爵士定規 | Comments(0)
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