「ウルスラ・アンドレス/Ursula Andress」1936年生まれ、スイスのベルン出身。筋肉質な大型グラマーぶりと独特の美貌を買われ、『007 ドクター・ノオ』の初代ボンドガールのハニー・ライダー役に抜擢された。1964年度の「Most Promising Newcomer - Female Golden Globe」に選ばれ、PLAYBOY誌でヌードになるなど、セックス・シンボルの地位を確立した。最初のインパクトがきつかったためか、彼女の以後の映画も観た記憶ががないなあ。ところで、ウルスラもスイス・ドイツ訛りがめちゃくちゃきつく、ダニエラと同じように吹き替えだったという。
最近、第一作「ドクターNo」から「ピアース・ブロスナン」主演の「007 ダイ・アナザー・デイ(Die Another Day)」までのシリーズ20作を見直しました。私の感想としては、決して女性蔑視ではないのですが、ロジャー・ムーアの作品くらいまでが、荒唐無稽な大人の男の憧れるおとぎ話として楽しめたシリーズではなかったのでしょうか・・。
「ロシアより愛を込めて/From Russia With Love」の同名の主題歌は「マット・モンロー」が歌い、大ヒットし、今ではスタンダード化した感がある。収録されている青春時代よく通ったグリルのマスターのお気に入りの「ゲイリー・マクファーランド/Soft Samba」で往時をなつかしんでみようか。当時、全盛だった「ビートルズ」やPOPS、映画音楽などを取り上げ、JAZZYなボサノバにアレンジし、そのセンスの良さにびっくりした一枚でもある。