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大屋地爵士のJAZZYな生活

おやじのモノ語り(9) ~ヒーローなキャラたちー~

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アメリカへ出張して困ったのことの一つは家への土産である。はっきりいってろくな物がないのだ。だいたいどこへ行っても、メジャー・リーグ、NBL、NFLのキャップかTシャツ、後はナイキぐらいである。特に子供へとなると殆ど土産として選ぶものがないのである。ゲームや新作映画のビデオテープも考えたが、アメリカ以外の国でのプロテクトが施してあったり、再生方式が違うやらであきらめた。ナイキの靴を買ってきたこともあったが、1足なら何とかなるが3足となるとスーツケース一つではもう不可能。仕方がなく、ある時から、映画やアニメのキャラクターを土産に選ぶようになった。最も多かったのは、「スター・ウォーズ」のキャラクターである。当時(今でも?)、アメリカ本土でこのような精巧、精密で、安価な量産模型品を作れるわけがなく、殆どが日本製であった。それでも、私は無類の映画好きで、「スター・ウォーズ」大好き人間であったから、さあ大変、出張する度にキャラクターが増えていった。Xウィング、ライトセーバー、C-3PO、R2-D2、スター・デストロイヤー、ミレニアム・ファルコン号、タイ・ファイター、AT-AT などなど・・・・。結局のところ、自分がはまってしまったのである。映画はもちろんの事、アート展なども子供と見に行ったことも懐かしい。

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私にとって、スペースオペラ(宇宙大活劇)映画は「スター・ウォーズ」の前に「スター・ウォーズ」なし、「スター・ウォーズ」の後に「スター・ウォーズ」なし、といまだに思うくらいの大ファンである。とくに1977年から1983年にかけて公開された「スター・ウォーズ」の「旧3部作」は、SF映画の歴史を変えたパイオニアにして、いまだにその発想、ストーリー、画面のスピード、迫力には感嘆する。第一作「スター・ウォーズ」(エピソード4)*(1978年日本公開)の後、1980年「スター・ウォーズ/ 帝国の逆襲」(エピソード5)、1983年「スター・ウォーズ/ ジェダイの復讐」(エピソード6)**と続く旧3部作は次作の公開が本当に待ち遠しかった。「遠い昔、遥か彼方の銀河で・・・・」。あのオープニング・シーンが始まるともうゾクゾク、ワクワクしたものである。映画の原点、エンターテイメントそのものであった。
注)*;後に「新たなる希望」の副題がつけられた  **;後に「ジェダイの帰還」に変更された

スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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子供達もみんな巣立ってしまった今、かって土産として買っきたキャラクター達はの殆どは、壊れたり捨てられてしまって残っていないが、わずかに手元に残っているいくつかのキャラクターやパンフレット、DVDなどを引っ張り出したりしては、やはり「スター・ウォーズ」が好きだった子供達と、狭いマンションでみんなでビデオを観ていた頃の事を、妻と懐かしんでいる。
そして、先日、神戸元町・南京街の雑貨店頭で見かけた「ブルース・リー」の等身像。こんなキッチュなキャラに、思わず見とれ、嬉しくなっては写真を撮ってしまう昔と変わらぬ自分がいた。
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「アチョー~~!」という、あの甲高い雄たけびが世界中を熱狂させた、「ブルース・リー」のハリウッド初主演映画「燃えよドラゴン」。鬼才「ラロ・シフリン」のテーマ曲もずいぶんと有名になり、多くのJAZZバンドがカバーをしている。「東京スカパラダイスオーケストラ」のパワフルで、スピード感と緊張感に満ちたサウンドの「燃えよドラゴン」はアルバム「FULL-TENSION BEATERS」から。

FULL-TENSION BEATERS

東京スカパラダイスオーケストラ / エイベックス・トラックス



「Tokyo Ska Paradise Orchestra - enter the doragon(燃えよドラゴン!)」

          
by knakano0311 | 2009-10-12 09:03 | 爵士定規 | Comments(0)
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