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大屋地爵士のJAZZYな生活

正月、故郷、雪景色

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今年も母親のケアのため、30日から1日までの年末年始は故郷・松本で過ごした。31日から断続的に降り出した雪は、夜が明けた元日の朝には5cmくらいに降り積もっていた。気温は零下6℃。元日からダイヤモンド・ダストを見ることが出来るかなと期待したが、太陽が雲間から顔を出すことがなかったため、願いはかなわなかった。そして、晴れていれば、いつも素晴らしい山なみを見ることができる西山・北アルプスもすっぽりと雪雲の中にかくれ、美しいが、寒々しい雪景色が目の前に拡がっていた。

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そんな雪道の中を歩いて、在所の氏神様「薄宮(須々岐水神社)」と須々岐水神社の別当寺で、飛鳥時代・聖徳太子創建という伝承をもつ古刹「兎川寺」におまいりをした。雪のためか過疎化のためか参拝客もまったくなく、人気のない境内に、色鮮やかな幡(ばん)がはためいていた。「薄宮」は「お船祭り」、「御柱」の行事を持つ古いお宮で、「日本後紀」延暦18年12月甲戌条に、高句麗から渡来した信濃国人卦婁真老(外従六位下)は「須々岐」の姓を与えられたとあり、この一族が、須々岐氏となり、この神社や寺を奉仕し、山家郷開発に当ったと考えられているようだ。史料には、865年には現在の神社に関する記述がされているという。故郷を離れてからもう大分経つが、そんなかっての在所の歴史に興味を覚えるきっかけに、この元旦参りや故郷散策はなっている。
そして、雪の降りしきる中央道・名神をこわごわ運転して帰宅した。高速道路1,000円の恩恵で松本ICから中国道・豊中ICまで2,050円。

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明けて2日は快晴。地元、清和源氏の祖である源満仲をお祀する多田神社へ初詣。ここは深刻化する不況など先行き不安定な世相を反映してか、例年をはるかに超える人出であった。源氏の紋所「笹竜胆(ささりんどう)」と徳川家の紋所「三つ葉葵」が鮮やかな神殿に願をかける人々でいっぱい。こんな光景を見ていると政治や経済のリーダーたちに「本当にたのんまっせ!」と言いたくなってくる。高齢者社会、老老介護、不況、都会/地方、高速道路無料化 ・・・日本のかかえる問題点の縮図をさっと一撫でした今年の正月ではあった。

さて、今回60回を記念する「NHK紅白歌合戦」。ことしは「歌の力」というテーマを設定したが、まったくの期待はずれ、ほとんどが「歌の力」どころか、それとは無縁の演出過剰の空騒ぎ、馬鹿騒ぎであった。しかも、白組の半数の出場者はグループ。何故こんなにアイドル・グループを出場させる必要があるのか。そんな中で数少ない見ごたえは、特別ゲストの「スーザン・ボイル」と「矢沢永吉」であった。彼らの存在感は他を圧倒し、別格であったといっていい。ゲスト以外のメンバーでは、過去のヒットの焼き直しのベテラン、過剰な騒ぎの中にのまれ、歌の力などない新人 ・・・。「もう今回で最後の紅白でもいいのでは」と感じるほどのただのバラエティ・ショーであった。「歌の力」を感じたアーティストはただ一組、「いきものがかり」だけであったというのは、いかにも寂しい。

YELL/じょいふる

いきものがかり / ERJ


by knakano0311 | 2010-01-04 10:19 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback(1) | Comments(0)
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