人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大屋地爵士のJAZZYな生活

入道雲を見なかった日

入道雲を見なかった日_b0102572_23291296.jpg

台風一過。山遊びの仲間が集まれば、自然と今年の猛暑や今日の爽やかな風、秋めいてきた気配などが話題となる。「初めて夜はクーラーなしで寝た」とか、「窓を開けていたら、おにやんまが飛び込んできた」とか、「いや、俺の家はこうもりが・・・」とか、「菜園の野菜が猪に掘り返されて全滅」とか、なかなかの自慢の話題に花が咲く。そこで山遊びのフィールドである公園の管理者から一言、「先日、西の崖下で大きな牡鹿が溝にはまって、身動きできずに死んでいた」。この一言、その決定的なビッグ・ニュースにみんなシュン ・・・。

今年の猛暑、この山にも影響を与えているようである。鹿といい、猪も餌がない様で、猪は山の湿った場所、朽木のある場所はもとより、普段は手を出さない駐車場の植栽まで、たぶんミミズや虫のいそうな場所を探してほじくり返していた。写真は猪が掘り返した痕である。育成している「エドヒガン」の苗が心配になったが、こちらは、フェンスに囲まれているので大丈夫、着実に大きくなっている。

今日の山作業も、クヌギ林の雑木の伐採。吹き抜ける風が心地よいのか、先週に比べ、汗の出方、疲れ方が違うのがはっきり感じられた。仲間の皆さん、先週あたりより2、3本多く伐採がはかどったようだ。

入道雲を見なかった日_b0102572_1344219.jpg

やはり秋がちょっとだけ訪れたんでしょう。今日は一日入道雲を見なかった日であり、我が家もクーラーを入れなかった日でもあった。

食卓には、先日ふるさとで仕入れたきた巨峰のジュース、ジャム、ラ・フランスのジュースが並び、ここにも一気にふるさとの秋の気配が漂う。

そんな時、「姪の結婚式も無事終わり、日本へ帰ってきた」と妹からの電話。NYにはもう秋の気配が漂っていたとも言っていた。

「ニューヨークの秋/Autumn In New York」。「ヴァーノン・デューク/Vernon Duke」が1934年に作詞作曲の、これもスタンダードの名曲。 
「♪ ニューヨークの秋はなぜこんなに魅力的なんだろう ・・・ ♪」で始まる歌い出し。この歌は、9.11.以降は犠牲者達への鎮魂歌としても取り上げられるようになったという。

「ジョー・スタッフォード/Jo Stafford」が歌うメランコリーなNY賛歌。

ニューヨークの秋

ジョー・スタッフォード / EMIミュージック・ジャパン



あれから9年。9.11.への鎮魂もこめて、YOUTUBE ・・・。 「Jo Stafford/Autumn In New York」。

          
by knakano0311 | 2010-09-11 13:11 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
<< ガチョ~~~~ン! ソウル・フードの花 ~晩夏の蕎麦畑~ >>