そんな母にイギリスへの出張の土産にとあげた陶製の人形がある。現在はウェッジウッド(Wedgwood)の傘下に入っている老舗イギリス・コールポート社(Coalport China Ltd)の人形である。たしか、ヒースロー空港で買い求めたもの。「麗人が踊っているように見えるわね」と言って、大変喜んで、大事に飾っていたものである。
「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/Europian Jazz Trio」が「アバ/ABBA」のヒット曲「ダンシング・クイーン/Dancing Queen」を奏でるのは、アルバム「哀愁のダンシング・クイーン」。「哀愁のリベルタンゴ」と「哀愁のヨーロッパ」に続く「哀愁」シリーズ第3弾は、いつものようなジャズ・スタンダードやクラシック素材を一切使わず、「アバ」や「シンディ・ローパー」らのポップ・ヒッツを見事にJazzアレンジ。「なごみと癒しの風に乗ったEJTの新たな表情」とは、ある雑誌によるこのアルバム評。