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大屋地爵士のJAZZYな生活

60歳過ぎたら聴きたい歌(64) ~ 冬が来るまえに ~

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(松本市公式観光情報ポータルサイトより)  

一転して、雨、寒さ、そして木枯らし。冬の到来も間近のようである。ネットでのぞいてみたら、故郷北アルプスはもうすっかり雪化粧をしている。私は、信州という、真冬には零下10度を超えるという寒い地方で育ったためか、関西へ来ても、あまり冬の寒さは苦にならなかった。もともと電気毛布やらアンカが嫌いで、寝るときも、自分の体温でゆっくりと布団が温まっていくことに無上の快感を感じていた口である。寮から出て一人暮らしを始めたのが2月。電器屋さんへ電気コタツを買いに行ったが、時季遅れとやらでもう売っていなかったため、結局その冬の残りの日は、暖房なしで過ごしたのである。真冬のストックホルム、シカゴ、ミネアポリスなどの出張も一向に苦にならなかった。下着もいまだに、一年中ランニングとトランクスで過ごしているので、妻からすれば、洗濯物が少ないので、多分喜んでいるものの、「本当に寒くないの?」と奇異な目は隠せない。

しかし近年、年をとるに従って 足にだいぶ寒さを感じるようになった。そこで最近流行の「ヒートテック」などというハイテク素材でできた靴下を買ってきた。これが暖かいのだ、今年の冬は放せそうにもない。来年は「下着」、電気毛布などとエスカレートしていくのだろうか ・・・ 。あまり格好をつけず、抵抗もせずに「年だから」と自然に任せるほかはあるまい。


冬が近づいてくると、特別な思い出があるわけではないのに、なぜか思い出す歌がある。「オフコース」の「冬が来るまえに」である。この曲は1976(昭和51)年11月に発売された「オフコース」のアルバム「Song Is Love」に収録された歌で、作詞、作曲は「小田和正」である。「小田和正」氏とは、多少因縁がある。彼は同じ大学の1年後輩で建築を専攻して、混声合唱団で活動していたため、直接の接点はなかった。しかし、キャンパスかダンパーあたりで出会っていた可能性はかなり高いのである。そして、妻の兄とは中学校、高校と同級生だった。妻の実家の横浜・金沢文庫駅前、すずらん通り商店街には、まだ小田の実家の薬局が残っているのではないだろうか。1976年といえば、結婚した翌年である。多分、こんな因縁が、この美しいバラードに私の関心を惹きつけ、今も冬が近づいてくると思い出すのであろう。このタイトルと同名異曲である「紙ふうせん」のヒット曲「冬が来るに」がありますが、こちらも名曲でしょう。

SONG IS LOVE(紙ジャケット仕様)

オフコース / EMIミュージック・ジャパン




「オフコース/冬が来るまえに」。

          

歌詞はこちら。  
  
by knakano0311 | 2010-11-23 09:44 | 60歳過ぎたら聴きたい歌 | Comments(0)
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