いつものウォーキングの道筋にある溜め池には、その鮮やかな黒白のコントラストからして、「キンクロハジロ(金黒羽白)」であろうか、水鳥が羽を休めている。なぜか今年は例年より、群れている水鳥の数が少ないようだ。隣町の伊丹市の野鳥で知られている瑞ヶ池(ずがいけ)では、鳥インフルエンザ陽性の水鳥の死骸が見つかったという。すぐ近くには、やはり水鳥が飛来することで有名な昆陽池(こやいけ)もあり、たいしたことがなければいいが ・・・。
今日は節分。ええ、買ってきましたとも、関西地方の節分三種の神器。「いわし」、「福豆」、「太巻き」。ヒイラギと鬼の面はお店のサービス。さっ、これで今年は我が家に福が来るのは確実である。
そして、商店街の花屋には、「桃」、「梅」、「チューリップ」、「ヒヤシンス」、「水仙」など早春を彩る花が一杯。妻は、「チューリップ」と「ヒヤシンス」の寄せ植えを買い求めた。我が家も少しは春めいて、明るくなるだろう。大阪城の梅林でも早咲きの梅がいい香りを漂わせているという。もうしばらくすれば「観梅」の季節。今年はどこの梅を見に行こうか。
山遊びでみつけた繭(まゆ)。蝶であろうか、それとも蛾であろうか? ここにも春を待ち焦がれている生き物がいる ・・・ 。
「冬」がテーマのJAZZをご紹介しているが、今回は「ウィンター・ムーン/Winter Moon」。歌うはオーストラリアのピアノ弾き語り、わがイチオシJAZZミューズ「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」である。元々の曲は、アルト・サックスの「アート・ペッパー/Art Pepper」に詩をつけ、「ホギー・カーマイケル/Hoagy Carmichael」が歌ったものがオリジナルらしい。アルバム「Winter Moon」でペッパーばりの泣けるようなサックスを吹いている「トム・ベイカー/Tom Baker」は彼女の恋人であったが、突然亡くなってしまったという。そんなことを知って、この歌を聴くとまた彼女の切々たる歌唱が違ったシーンに見えてくる。アルバム「SMILE」は、「Winter Moon」を含む6CDからのベスト盤。
Winter Moon
Janet Seidel / La Brava
SMILE
ジャネット・サイデルインディペンデントレーベル