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大屋地爵士のJAZZYな生活

万華鏡

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今日も春を思わせるようなうららかな日差し。ふと思い出して「万華鏡」を覗いてみた。万華鏡(まんげきょう)は、内部に鏡を張った筒を通して、ビーズや紙などの中に封入された着色された細片を見ることを楽しむ玩具の一種である。「カレイド・スコープ/Kaleidoscope」ともいい、かつては、百色眼鏡(ひゃくいろめがね)、錦眼鏡(にしきめがね)とも呼ばれたという。

この万華鏡、確か3年ほど前に、奈良・東大寺・戒壇院近くの工房で買い求めたものである。細片を中に入れたタイプのものでなく、先に凸レンズが付いているタイプ。だから、レンズを通していろいろデフォルメされた景色や形などを取り込み、万華鏡化して見ることができるので結構面白いのである。

春めいてすこし暖かさを増した光の中で、デジカメのレンズを万華鏡につけて、シャッターを切ってみた。いろいろ撮影モードを変えてみると、うまく撮れるモードが見つかる。カーテン、花、インテリア小物など手当たりしだいに撮ってみた。なにか少し楽しくなった。「人生は万華鏡」なんて言葉があったかどうかしらないが、さて私の人生は万華鏡だったかどうか。そして、これからは ・・・・ 。

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岐阜県関市にある「岐阜県百年公園」には、人が中に入ることができる巨大万華鏡があるという。

いまやジャズ、フュージョン界の大御所として知られる「デイブ・グルーシン/Dave Grusin」が、今から30年以上も前、ジャズ・シーンで活躍を始めた頃に録音した「カレードスコープ/Kaleidoscope」(1964)というアルバムがある。「Straight No Chaser」、「星影のステラ/Stella By Starlight」などのスタンダードを取り上げたジャズ・アルバムである。全編にわたってハード・バップ色の濃い演奏。この演奏でドラマーを勤めた「ラリー・ローゼン/Larry Rosen」は、この後、スムース・ジャズ、フュージョンのレーベルとして名高い、独立系音楽製作事務所「グルーシン・ローゼン・プロダクション(Grusin/Rosen Productions)」を共同設立するなど、音楽でもビジネスでも、グルーシンの無二のパートナーとなってゆく。彼らの人生も万華鏡であったようだ。

カレードスコープ

デイヴ・グルーシン / ソニーレコード



そのアルバムから、「イニズ」。 「Dave Grusin - Inez」。

          
 
 
   
by knakano0311 | 2011-02-10 08:50 | 音楽的生活 | Comments(0)
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