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大屋地爵士のJAZZYな生活

走り梅雨

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昨日も一日雨、そして今日も。天気予報の解説を聞いていたら、「走り梅雨」というらしい。

『走り梅雨;五月のころ、梅雨入りする前の、梅雨を思わせるぐずついた気候 (広辞苑)』

梅雨の前触れ、予行演習のようなもので、俳句の季語にもなっているという。

        走り梅雨 山の匂ひを 近うせり  (岩田沙悟浄)

こんな日は、音楽でも聴いて過ごすのが一番。歌謡曲もそうだが、JAZZ、洋楽にも「雨の歌」は多い。雨に寄せる思いは、洋の東西を問わず共通といったところか。「Rain drops keep fallin' on my head」、「Just singin' in the rain」、「Come rain,Come shine」、「Have you ever seen the rain」、「Rainy days and Mondays」、「September in the rain」、「Here's rainy day」 ・・・ 。

そんな中で、ボサノバの雨の歌2曲はどうですか。「ジョルジュ・ベン/Jorge Ben」がオリジナルでヒットさせ、そのあと「セルメン66」によってさらに大ヒットした「Constant Rain (Chove Chuva)」。「♪ Chove Chuva/Constant is the Rain/Chove-Chove-Chove Chuva/Endless is the Pain ・・・・ ♪」。「Chove-Chove-Chove (ショヴィ-ショヴィ-ショヴィ)」は雨音で、雨に悲しい恋の思いを託した歌である。

分岐点~コンスタント・レイン

セルジオ・メンデス&ブラジル’66 / ユニバーサル ミュージック クラシック



CONSTANT RAIN - SERGIO MENDES & BRAZIL´66

          

もう一曲は、名曲「黒いオルフェ」の作者としても知られる「ルイス・ボンファ/Luiz Bonfa」の美しい「ジェントル・レイン/The Gentle Rain (やさしい雨)」。この曲も多くのアーティストに演奏されています。

「♪ ・・・ I feel your tears as they fall on my cheek/They are warm like gentle rain ・・・ ♪」  

こんな素敵な歌詞ですが、あえて「European Jazz Trio」の演奏で、「カレル・.ボエリー/Karel Boehlee」がピアニストだった初期のアルバム「スェーデンの城」から ・・・ 。

European Jazz Trio - The Gentle Rain

          

 
 
by knakano0311 | 2011-05-11 10:36 | 音楽的生活 | Comments(0)
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