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大屋地爵士のJAZZYな生活

メンテナンス  

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築20年、我が家のメンテナンスが始まった。外壁、屋根などの塗装である。年齢的にも資金的にも余裕のあるうちにと一大決心をしたうえでの工事である。我が家の一大関心事には違いなく、妻は、カタログの色見本を見ては、色選びに余念がなかった。台風15号が来ているというので、昨日(21日)からの開始は延期になるかと思いきや連絡があり、塗装屋さんは「予定どおりやります」という電話であった。「大丈夫かいな」と心配していたが、実際、この辺は雨だけで風はほとんどなく、さすがプロである、あれよあれよという間に4時間ほどで足場が組みあがってしまった。しかし皮肉なもので、組みあがるころには、すっかり雨もやみ、青空さえ見えていた。これから手塗で1週間ほどかかって工事が完了する予定。高水圧の洗浄後、汚れが落ち、すっかりきれいになった階段に私も妻もびっくり。

さて、リタイア爺さんの「心のメンテナンス、リフレッシュは?」と問われれば、私の場合は、やはりジャズ、映画、ミステリーであろうか? 昔からちっとも進歩がない ・・・。いやいや、最近は「山遊び」が一番かもしれないのですが ・・・。

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さあ、リフレッシュのための今宵のJAZZピアノは、「ロバート・ラカトシュ/Robert Lakatos」を選んでみました。「ハンガリーが生んだ俊才が奏でる類まれなる美音とスウィング感。切ないため息のような絶品のバラードが至福の夜へと誘う」というコピーに偽りなし。ラカトシュは、私がピアノ・トリオに望む四要素、「美しさ」、「切なさ」、「力強さ」、「心の奥に届く深さ」をすべて持っている。澤野から何枚かのアルバムがすでにリリースされているが、どれもが期待を裏切らない出来栄え。

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SO IN LOVE  ロバート・ラカトシュ・トリオ/澤野工房





3年ほど前に聴いたコンサート、彼の外見は相撲取りかと見間違うような大男であった。しかし、いったん弾き始めると、その繊細で、鮮やかなタッチで紡がれる音色は、無骨な外観からは想像できないくらい美しい。そんな彼の指先が奏でた美音が今でも耳に残っている。デビュー・アルバム「SO IN LOVE」から、オリジナルの美メロ、「Alemande」を。この曲は、「寺嶋靖国」氏セレクトの「Jazz Bar 2005」にも収録されている。

「Alemande-Robert Lakatos」

          
by knakano0311 | 2011-09-22 17:56 | おやじのハコものがたり | Comments(0)
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