2012年(平成24年)用の手帳を買った。イタリア、モレスキン社の高価な手帳が人気があるらしいが、私は「能率手帳/WIC/#1711」。いつごろから使い始めたのか記憶にないくらい前から、ずっと同じ手帳を使っている。15~20年ぐらいになるであろうか。それまでに色々な手帳を使ったが、持ちやすいサイズ、見やすいレイアウト、使いやすいスペースなどが、私にとってはちょうどフィットしているので、これが気に入り、もうすっかり馴染んでしまっている。毎年、ほかのメーカーの手帳を手に取ってみたり、また実際に買って試してもみたが、1か月も経たずして、やっぱり元のこの手帳に戻ってしまったこともあった。もちろんパソコンなどの電子機器と併用して、スケジュール管理をしているのだが、この「手帳」による管理の便利さと「味」を捨て去ることはついにできなかった。出勤、出張には、この超アナログなツールのこの手帳と最先端のデジタル音楽携帯端末のiPODがいつもカバンに同居していた。
そして、完全リタイヤ後は、手帳などもう必要なくなるかとも思ったが、予想に反して、これが結構忙しく、また「毎日が日曜日」、曜日の感覚が希薄になり、生活にメリハリをつけるためにも、いまだにこの手帳、必要かくべからざる私の「ツール」となっている。そして結構何でも記入するためか、いわゆる「日記」というものをつける習慣はないのだが、このブログと並んでもう一つの「日記もどき」ともなっているのだ。まだまだ当分はこの手帳を離せそうもない。多分、皆さんもお気に入りの手帳、日記帳などおありでしょう。
もうだいぶ前の現役時代の古い手帳を眺めていたら、その片隅に、「矢沢永吉/東京」の書き込み。哀愁溢れるこのバラードが気に入り、酒席にはつきものの「karaoke」のために、この歌を覚ようと思ったメモであった。「矢沢永吉」。説明は不要であろう。62歳の今でもあのカッコよさ。日本のロッカーのなかで、私が好きな一人である。そういえば「Big Beat」なんぞも「karaoke」のレパートリーでしたなあ ・・・。もう全く歌うことなどなくなってしまった「karaoke」。ちょっと往時を偲んでみますか ・・・。
YOUR SONGS2
矢沢永吉 / GARURU RECORDS
「矢沢永吉 - 東京」