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大屋地爵士のJAZZYな生活

スエーデン美女シンガー図鑑(その3) ~ロヴィーサ~

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スエーデンには何回か仕事で行ったことがあるが、たしかに美人が多い国だと感じた。スレンダーで長身、長い金髪をなびかせながら歩く姿は本当に見惚れるほど格好がいい。しかし服装はどちらかと言ったら地味。言い換えればそんなことにお金をかけない。まずスカート姿を見かけないし、ブランド物など身に着けていない。日本でいえば「ユニクロ」に相当する「H&M」(ヘネス・アンド・マウリッツ/Hennes & Mauritz AB)」などのような「ファスト・ファッション」を愛用したり、親譲りのセーターなどを大事に使っているようだ。防寒ジャケットなどは、男女兼用デザインであるという。税金が所得の半分程の、高福祉高負担の国。彼らがお金をかけるというか、大事にするのは、人生を楽しみ、愛する家族と過ごすための、家、セカンド・ハウス、ボート、バカンス ・・・など。スレンダー、長身、小顔、金髪、碧い目、透けるような白い肌 ・・・。東洋人の僻みかもしれないが、こうなれば何を着ていても、似合ってしまうような気がするのだ。

色々と屁理屈をつけて紹介してきたスエーデン美女シンガー図鑑、第3弾は「ロヴィーサ/Lovisa」。聴きながら、4月下旬だというのに、まだ1m半ほど雪が残り、川が全面結氷していた北緯60度近くの街、ウメアのホテル。フロントの女性が「ロヴィーサ」似の美人だったことを思い出していた。

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「ロヴィーサ」は、1981年ストックホルム生まれの30歳。ストックホルムの音楽学校で学んだ彼女は、2006年にリリースされた「ザット・ガール/That Girl」でデビューを果たした。その若さを感じさせない落ち着きあるボーカルと高い音楽性は、デビューと同時にスウェーデンの人々の高い評価を得たという。スウェーデンが生んだ伝説の歌姫で、2005年に不慮の死を遂げた名ジャズ・シンガー、「モニカ・ゼタールンド(セッテルンドとも)/Monica Zetterlund」を記念して創設された奨学生に、「ロヴィーサ」が選ばれたというから、その実力も折り紙つき。

透明感のある声とヴィブラートをあまりつけないナチュラルでオーガニックな歌唱が魅力。

ザット・ガール

ロヴィーサ / スパイス・オブ・ライフ



「ロヴィーサ」の2作目はボサ・ノヴァ・アルバム。私が気にいったのは、「ジョージ・ガーシュウィン/George Gershwin」の有名なスタンダード、「Someone To Watch Over Me」のボッサ・アレンジ。新鮮で清々しい。

ザット・ガール・フロム・イパネマ

ロヴィーサ / EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)


 
ナチュラルでのびやかな声が恋に焦がれる女性の心をシンプルに歌いあげる。

「Lovisa - When I Fall In Love」


 
          

                                       
                                                      
by knakano0311 | 2012-05-10 00:06 | おやじのジャズ | Comments(0)
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