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大屋地爵士のJAZZYな生活

東欧の囁き姫を探して ・・・

ある読者さんからのリクエストです。「絶世の東欧美女たちが、ささやくように歌うボサノバ(往年のヒット曲)を聞きたい。」というリクエスト。「絶世美女シンガ―×東欧×ささやき系×ボサノバ」、相当に狭いストライクゾーンですね。

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私が知っている東欧の女性ジャズ・ヴォーカルといえば、「澤野工房」から売り出し中のハンガリー歌手、「ニコレッタ・セーケ/Nikoletta Szoke」、CDショップで迷った挙句、結局買わなかったが、ハンガリアン色の濃いJAZZを聴かせる、同じくハンガリーの「サローキ・アーギ/Szaloki Agi」(下右の写真も)、そしてこのブログに時々コメントをお寄せいただいている「風呂井戸」さんのブログで教えていただいたポーランドの「アガ・ザリヤン/Aga Zaryan」くらいでしょうか。

いずれも実力、容姿とも申し分なく、図鑑にのせたいレベルの美女シンガーであることは間違いない。しかし、「美女シンガ―×東欧」というリクエストは満たしているも、「ささやき系×ボサノバ」という条件を満たしているとは言い難いような気がします。

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東欧については、「JAZZ空白地域」というのではなく、「知る人ぞ知る」という「JAZZアーティスト情報空白地域」なのです。1989年11月10日の「ベルリンの壁崩壊」以前は、JAZZはアメリカ帝国主義、西側資本主義の象徴する堕落した音楽として、JAZZアーティストたちは迫害を受けたとも聞いています。しかし、壁崩壊から23年もたっているのです。JAZZが根付いていないはずはないのです。なかなかメジャーでない東欧の国のアーティスト達をこまめに発掘して、紹介するレコード会社が殆どないということです。

さあどうしましょう・・・。しかし、便利な世の中になったもので、Googleを駆使すれば、かなりの情報が集まってきます。間違いなく日本ではマイナーである東欧のJAZZボーカルをちゃんとフォローしている先達たちがいることに、あらためて感心しました。しかし何人かチェックしてみましたが、結論から言うと、残念なことに、最後の条件、「ボサノバ(往年のヒット曲)」という所がクリアーできませんでした。どなたか、これらの条件をクリアできるアーティストをご存知の方がいましたら、ご紹介願います。

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チェックしたのは、こんなアーティスト達です。いずれもアルバムを聴いたのではなく、YOUTUBEでのチェックですので ・・・。

【ハンガリー】  「コズマ・オルシ・カルテット/Kozma Orsi Quartet」、「ハルチャ・ヴェロニカ/Harcsa Veronika」、「アグネス・ラカトシュ/Agnes Lakatos」
【チェコ】  「イヴォンヌ・サンチェス/Yvonne Sanchez」
【ポーランド】  「アンナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」


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そんな中で、「ボサノバ(往年のヒット曲)」という条件をのぞけば、一番近かったのは、「ハルチャ・ヴェロニカ/Harcsa Veronika」でしょうか。資料によれば、2008~2009年に「Speak Low」、「You Don't Know It's You」、「Red Baggage」の3枚のアコースティック・ジャズ・アルバムを立て続けにヒットさせたハンガリーの歌姫。2008年にはイタリアのクラブ・ジャズのカリスマ・ギタリスト、「ニコラ・コンテ/Nicola Conte」のツアー・ボーカリストに抜擢される。その後自らが中心となって結成したバンド、「ビン・ジップ/Bin-Jip」を率い、日本にも多くのファンを持つという今が旬のアーティスト。

YOUTUBEのリスト(クリックください)をあげておきますので興味ある方はどうぞ。そんな中から、往年のボサノバのヒット曲ではありませんが、「悲しき願い」を。ハンガリー版「リサ・エクダール」といえそうです。

 
「Harcsa Veronika - Don't Let Me Be Misunderstood」

          

そして、私にも何人かの「東欧美女シンガー」の発見がありました。まずラテンのパッションを感じさせる「イヴォンヌ・サンチェス/Yvonne Sanchez」。それもそのはず、イヴォンヌはポーランド生まれだが、半分キューバの血を引いているという。黒い髪、キリッとした強い眼差し、セクシーな唇を持つエキゾチックな顔立ちにそれが見て取れる。1994年から活動拠点として、隣国チェコのプラハに惚れ込んで移住、以降現在に至っている。98年にはチェコの「ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤーに選出されたという。

インヴィテーション(イヴォンヌ・サンチェス/Gats)

イヴォンヌ・サンチェス / ガッツプロダクション



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そして、吸い込まれそうな碧い瞳を持つポーランドの「アンナ・マリア・ヨペク/Anna Maria Jopek」。資料によれば、ヨペクは1970年、ポーランド生まれ。幼少時からクラシック・ピアノを学び、17歳で「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」を聴き、ジャズに開眼したという。1997年にポーランドでアルバム・デビューし、すでに自国ではかなりの支持を得ており、これまでにもう9枚のアルバムをリリースしているという。なかでも、2002年の「ウポイエニェ/Upojenie」は、「パット・メセニー/Pat Metheny」の全面的協力を得、彼の楽曲にポーランド語詞を乗せて歌った作品で、本国で10万枚のセールスを記録。日本でも輸入盤ファンの間で話題を集めたという。日本を代表するピアニスト、「小曽根真」とコラボした、「Anna Maria Jopek & Makoto Ozone: HAIKU(俳句)」というアルバムもある。

ウポイエニェ

パット・メセニー&アンナ・マリア・ヨペク / ワーナーミュージック・ジャパン



メセニーのプロデュース、あるいはアレンジの見事さと言っていいかもしれないが、ヨペクの声の特質を見事に楽器的に使うことに成功した曲、「Are you going with me?」をライブから。それにしても、ヨペクの声の透明さは特筆。

「Pat Metheny & Anna Maria Jopek - Are you going with me?」

       

さて、アンサーになっていたでしょうか ・・・。 

    
by knakano0311 | 2012-06-03 00:06 | おやじのジャズ | Comments(0)
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