デビュー・アルバムは、「One For My Baby」(1995)。そして第2作は、これが大分昔にAmazonでオススメされ、彼女の中では、私の最もお気に入りとなったアルバムなのだが、「Be Cool Be Kind」(2001)。このアルバムは、「国民にラジオで最も多くリクエストされたジャズ·レコード」として、グラミー賞3部門にノミネートを受けた。タイトル曲ほか、「風のささやき/The windmills of your mind」には私が聞き惚れてしまう。そしてあと一枚が、これが2004年にリリースされた最新作?なのだが、日本人ギタリスト「笹島昭夫/Akio Sasajima」とコラボした「Carla With Akio」のたった3枚のみ。もっともっと評価されてもいい歌手ではないだろうか。そしてもっともっと聴きたいのだ。
「Here's To Love」でコラボしたギタリスト、「Akio Sasajima」との新しいデュオ・プロジェクトによる新アルバムが2012年にリリースされるという情報もあるが、いまだにその気配はない。待ち人来たらず。しばらくは期待してじっと待たねばなるまい。
「おとなのいい女」の魅力にあふれる本格派であるが、残念なことに「幻の歌手」と言わざるを得ないほどの寡作ぶり。そんなことからYOUTUBEにもほとんどアップされていないが数少ない中から、「Be Cool Be Kind」に収録されている「The Touch Of Your Lips」を ・・・。いや、いいですね。