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大屋地爵士のJAZZYな生活

リコール・回収・交換

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2,3日前である。家電量販店と電機メーカーからの一通の手紙。開けてみると、電気掃除機のリコールと無料交換のお知らせである。「使用時、まれに発煙・発火の恐れがあるため、無料回収・商品交換を実施する」とある。2年ほど前に購入し、いつの間にか掃除は私の役目となっているため、毎朝使っている愛機(大げさな!?)である。素直に交換に応じたが、電話の応対もきちっと訓練されていたらしく、要領を得た対応であった。

私もかって事業責任者の時、一度だけ防災関連機器の部品の不具合で、全品回収をしたことがある。関連する役所への対応、本社との対応策まとめ、対応窓口の設置、告知、追跡調査、回収、費用処理、品質歯止め措置 ・・・など一連の処理策に追われたことがあるので関係者の苦労が多少は分かる。何と言っても、顧客を補足するのが一番難しい。私の場合、一般消費者向け商品ではないので補足しやすいようにも思えたが、回収率が80数%からなかなか上がらず、収束するのに1年以上もかかった。それでも、最終的には、回収率は100%にはわずかに達しなかったことを覚えている。

さて、選挙の結果が出た。小選挙区制度の特性が強く出て、民主党の惨敗。例えるのは適当でないかもしれないが、この電気掃除機のように、国民からのリコール・回収・交換のようなものであったとおもう。3年前は、吸引力にすぐれている電気掃除機という触れ込みに期待して、購入したのだが、実際は吸引力もいうほどなく、消費税という追加の価格を請求され、挙句の果てに、本体、ノズル、ブラシとバラバラに分解し、機能不全に陥ってしまった。マニフェストという製品でいえば性能書がまったく信用ならなかったのである。商品にたとえれば性能と品質保証ができていないと同じことである。消費者を裏切るこんなメーカーはつぶれるのが当たり前。期待が大きかった分、失望もさらに大きかった。

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(グラフ;「小選挙区24% 比例代表15% 自民 民意薄い圧勝」;東京新聞より)

永年積み上げてきた巨額の財政赤字、行き過ぎた規制緩和により半数近くが非正規社員という格差社会を築き、高速道路の手抜き点検など民営化により、安全より利益が民営化企業の最優先課題となり、幼稚な民主党政権では背負いきれなかった自民党がつけ回しした課題がそのまま積み残されている。政権与党が自民党だったとして、原発推進派がまだうじゃうじゃいる自民党で、果たして大地震、原発事故にも対応できたのであろうか。民主党を回収して、国土強靭化と称し、さらに借金を積み上げてふたたび、公共事業、「ハコモノ」に200兆投資するという自民党を国民は交換商品として結果的に選んだのだ。

第3極? 選挙前に、これだけ多党乱立、離合集散を見せつけられれば、掃除機なのか洗濯機なのかも分からず、マニフェストもはっきりしないのでは、交換商品の対象にもならなかったのではないだろうか。前回の選挙から、政治に失望し一気に増えた無党派層は、関西を中心に一定に票を得たものの、石原氏と組んだ「日本維新の会」、小沢氏と組んだ「日本未来の党」をみて、失望あるいは戸惑いと危うさとブレを感じ、その行き場を失って、戦後最低の投票率となった「棄権」へと流れるか、ばらけてお互いにつぶし合ったのであろう。ともあれ、この自民党という交換商品が、この3年間の間に、どれだけ過去の反省に基づき、国民のニーズにあった性能と品質とを開発できたのか、そこを見極めるしかない。

前回で懲りたように、過剰な期待は禁物である。日本の将来にそう期待はもてないくらいに思っていた方がいい。暗澹たる思い。それに追い打ちをかけるような曲はどうでしょうか。この曲を聴いたら、「暗い」、「雨」、「寒い」、陰々滅滅」 ・・・といった気持ちが沈んでいくような言葉が浮かんでくる。そして、本当に冷たい雨が降ってきた ・・・。

「チェットベイカー/Chet Baker」の「Gery December」。

「♪ Shadows pass my window   影が窓を横切ってゆく
   Dark and lonely forms       暗く、孤独な影が
   Memories of a fire          炎の思い出は
   Become an ember          消えて残り火に
   Grey December            陰鬱な12月 ・・・       
    ・・・・・・・・・・・・・・・・           ・・・・・・・・・・        ♪」


Gery December

Chet Baker / Blue Note Records



「Grey December - Chet Baker」
 
          
 
by knakano0311 | 2012-12-18 11:03 | マーケッターとしてのシニアから | Trackback | Comments(0)
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