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大屋地爵士のJAZZYな生活

どっこい、まだまだ納税者です

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所得税の確定申告の時期である。駅前のホールに、毎年臨時の税務署の出張所が出来、申告を受け付けてくれる。定年退職してからは、その翌年から、国税庁のホームページにアクセスし、パソコンで所定の用紙に記入し、プリントアウトして提出している。最初は、e-Tax(電子申告)も考えたが、最初の手続きがややこしく、紙で提出する方法でも、ほとんど待つことなく提出でき、駅前での用事もかねて提出するので、そう煩わしさを感ずることもない。

最近は、e-Tax(電子申告)の人が増えたのか、源泉徴収の仕組みが変わったから、確定申告者数が減ったのか、臨時の出張所の開設期間が1週間と、以前に比べ、大幅に短くなっている。2月1日から開設されるので、早速、国税庁のHPにアクセスして記入を終えた。

今年も還付金はあるものの、現役時代に比べればわずかながらの所得税を収めることとなる。ただただ年金をもらうだけでなく、ちょっとはお国のためにもなっているのかいな?。「どっこい、まだまだ所得税納税者 ・・・。」などと、愚にもつかない自己満足にひたってみる。

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さて、本日の「お久しぶりピアノ・トリオ」は、「ステファノ・ボラーニ/Stefano Bollani」、「アンドレア・パガーニ/Andrea Pagani」、「ジョン・ディ・マルティーノ・ロマンティック・ジャズ・トリオ/John Di Martino's Romantic Jazz Trio」、「レナート・セラーニ/Renato Sellani」に続く、またまた甘い甘いイタリア男のピアノ・トリオと参りましょうか。

「ダニーロ・レア/Danilo Rea」。「ニニ・ロッソ/Nini Rosso」(なつかしい~~!)に息子のように可愛がられ、彼の来日時のバンドのピアニストを務めたというから、その甘さは期待できるところ。(拙ブログ参照「もしもピアノが弾けたなら(5) ~イタリア式恋愛術(2)~」)

「ダニーロ・レア」は、1957年、ヴィチェンツァ生まれ。1975年にローマ音楽院を卒業。すぐにピアノ・トリオ、「トリオ・ディ・ローマ/Trio Di Rome」を結成して注目されたという。以後イタリアにやってきた多くのジャズ・ミュージシャンと共演したり、欧州、アメリカなどツアーし腕を磨いたという。やがて、「Enzo Pietropaoli(b)」、「Fabrizio Sferra (ds)」らと、いずれご紹介したいと思いますが、 「ドクター3/Doctor 3」というトリオを組み、1999年には、アルバム、「ザ・テイルズ・オブ・ドクター3/The Tales of Doctor 3」で最優秀イタリアンCD賞を受賞したという。

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アルバムは、2009年リリースの本邦デビュー盤、そのタイトルもズバリ、「ロマンティカ/Romantica」。あのヴィーナス・レコードからのリリースとくれば、ジャケットも妖しげであぶなげである。「カタリ・カタリ」、 「サンタ・ルチア」 、「帰れソレントへ」などのナポリ民謡やイタリアの美しいラブ・ソング集。ラテン系であるイタリア音楽の持っている情熱と哀愁が、ひしひしとつたわってくるエモーショナルな演奏が堪能できる。アルバム最後の曲は、なつかしのトランペッター、「ニニ・ロッソ」へのオマージュ、「夜空のトランペット」で、抒情あふれる見事なJAZZで締めくくられる。メンバーは、レアの他、「ステファノ・ボラーニ・トリオ」の一員、「アレス・タヴォラッツィ/Ares Tavolazzi(bass)」。そして、「ロベルト・ガット/Roberto Gatto(drums)」は、イタリアを代表するジャズ・トランペッター、「エンリコ・ラバ・カルテット/Enrico Rava Quartet」の一員である。

ロマンティカ(紙ジャケット仕様)

ダニーロ・レア・トリオ / ポニーキャニオン



まずは、あのよく知られている曲、「カタリ・カタリ(つれない心)」から ・・・。
「Core 'Ngrato (Catari Catari) - Danilo Rea Trio」

          

そして、邦題「どうしたの」。なんとも美しい愛のバラード。
「che cosa c´e - danilo rea」

          
by knakano0311 | 2013-01-31 00:15 | マーケッターとしてのシニアから | Comments(0)
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