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大屋地爵士のJAZZYな生活

天空のソナタ始まる

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上天気。妻のリクエストで、いつも私が山遊びしている公園に出かける。今日は、山仕事を離れて、ウォーキングを楽しむための来園。1ケ月ぶりに公園を一周してみた。もうすっかり、春である。

「コブシ(辛夷)」は、その純白の花を満開に。「サンシュユ(山茱萸)」も満開。そして、「ダンコウバイ(壇香梅)」も咲き始めた。なんといってもお目当ての花は、「エドヒガン(江戸彼岸)}。それがほころび始めたのがうれしい。「エドヒガン」は、「ソメイヨシノ(染井吉野)」より早く開花するのが常であるが、ことしの開花は10日ほど早そうである。私は、「天空のソナタ」と勝手に形容しているのだが、「ソメイヨシノ」と違って、手の届かないような高いところに可憐な花が咲く。下から見上げると、まるで霞のようである。もうすぐ、空一面、あの「天空のソナタ」が見ることができるのだ。我が家で実から育てている「エドヒガン」は、まだまだ花が咲くまでには時間がかかるが、それでも一斉に若葉が芽吹きだし、命の強さを感じる。

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JAZZに夢中になっていた学生時代を別にして、わたしがピアノ・トリオにはまりだしたのは、たしか90年代のであったろうか。そのきっかけは、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」と「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」であったと記憶している。

そんなご贔屓のトリオの一つ、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ(EJT)」のクラシック素材をジャズ化したアルバムの一つに、「天空のソナタ」がある。60年代に一世を風靡した「ジャック・ルーシェ/Jacques Loussier」、「オイゲン・キケロ/Eugen Cicero」などを除けば、近年、クラシックのジャズ化という点では、最も成功したトリオではなかろうか。

天空のソナタ

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / エム アンド アイ カンパニー



そのアルバムから、タイトル曲、「天空のソナタ/SONATA」を。原曲は、18世紀に活躍した「ドメニコ・スカルラッティ/Domenico Scarlatti」の「ソナタニ短調K.9(L413)」。ベルギーのシュルレアリスムの画家、「ルネ・マグリット/René François Ghislain Magritte」の絵と一緒にお楽しみください。

European Jazz Trio - Sonata D minor K 9 (D. Scarlatti )」
 
          


 
by knakano0311 | 2013-03-23 23:07 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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