6月の下旬から眼を和ませてくれているご近所に咲く、炎天の花、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」。もう下の方の花は散り、入道雲と鮮やかなコントラストをみせているのは、上の方に咲く花。長らく楽しませてくれたが、そろそろ終わりかな ・・・。いろいろあったこの夏も去ろうとしている。歳をとると、季節が過ぎゆくのが速く感じるという。
さて、タンスから取り出してきたのは、「エルマー・ブラス・トリオ/Elmar Brass Trio」。アルバムは、ひと夏の夢の終わりにふさわしいかな? 「Night Dreamer」。
「エルマー・ブラス/Elmar Braß」。ドイツの男性ピアニスト。1979年生まれの若さ。ナイジェリアで育ったが、帰国後11歳の時よりピアノのレッスンを始め、その後音楽学校で、ジャズ&クラシック・ピアノを学び、「モントルー・ジャズ・フェスティバルにも参加したという。ほとん馴染みがないが、いままでに3枚ほどアルバムをリリースしていて、澤野工房が注目し、2010年に期待して日本で売り出した若手。そんな情報しかありません。
日本デビュー。アルバムは、「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」で知られた「Night Dreamer」がタイトル。リラックスした雰囲気と小粋にスウィングするピアノですが、やはり、クラシックにベースを置く、欧州らしい気品、雰囲気が顔を出す。サポートは、「Markus Schieferdecker (bass)」、「Guido May (drums)」。
NIGHT DREAMER
エルマー・ブラス・トリオ/澤野工房
Elmar Brass : piano
Markus Schieferdecker : bass
Guido May : drums
残念なことにTOUTUBEには、まったくアップされていません。
「澤野工房の紹介ページ」より試聴ください。