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大屋地爵士のJAZZYな生活

残された庭で ・・・

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法事で二泊三日の弾丸帰省。いつものように中央高速長野道、塩尻インターを出た頃から、ものすごい雨に見舞われた。「短時間集中豪雨」とは、きっとこんな雨のことを言うのであろう。あまりの激しさに、実家に入ることもできず、ひとしきり車の中で待つ始末。雨が止んだあとはうっすらと薄日も射し、山からは一斉に水蒸気が立ち上ってゆく。

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さて翌日は、晴れ。今年は雨が多いためか、実家の庭が大変なことになっている。前回帰省の7月末に刈ってはおいたのだが、そんな効果はもう跡形もなく、庭一面に雑草が生え放題、しかも相当な丈まで伸びている。親父が生前、菜園として楽しんでいた畑、そして丹精込めていた枯山水風の庭、あわせて相当な広さである。業者に頼むという選択肢もあるが、自分でやろうと思って前回から買った刈払い機をもちだし、法事に行く前と帰ってから、そして翌日の数時間、草刈と草抜きに汗を流した。いや、子供に広い庭を残すのも考えものであることを素直に実感 ・・・。

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さて、今宵は「ティチィアン・ヨースト・トリオ/Tizian Jost Trio」。ドイツはミュンヘンで活躍しているピアノ・トリオ。「澤野工房」が売り出しに力をいれ、たしか4枚ほどのCDをリリースしている。

「ティチィアン・ヨースト」。1966年、ドイツのカッセルに生まれ、ミュンヘンの郊外で育った。チェロとオルガンのレッスンの他に、6歳で最初のピアノのレッスンを受けたという。13歳から14歳の時に、ジャズに強い関心を持つようになり、18歳の時には、もうジャズ・ピアニストとして初のプロ契約をし、ミュンヘンに移った。

日本でのデビューは、2005年、「Our Reflections」。今は亡き、「クラウス・ヴァイス/Klaus Weiss」がプロデューサーとなり、澤野工房からデビューし、たちまち人気を博するようになった。今宵は、その3枚目のアルバムで、ジャケットがとりわけ印象的な2008年リリースの「The Night Has A Thousand Eyes(夜は千の眼を持つ)」。メンバーは、一作目からおなじみの、「ティチィアン・ヨースト(piano)」、「トーマス・ /Thomas Stabenow (bass)」、「クラウス・ヴァイス(drums)」である。ラカトシュのコンサートでもそうであったが、とりわけ、「クラウス・ヴァイス」のピアノのバックに徹した端正なドラミングが印象的。(参照拙ブログ
『「クラウス・ヴァイス」急逝の報に接して・・・』
「もしもピアノが弾けたなら(9) ~至福のハンガリアン・ナイト~」

THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES

ティチィアン・ヨースト・トリオ / 澤野工房



「The Summer Knows - Tizian Jost Trio」

          
  




  
by knakano0311 | 2014-09-08 10:09 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Comments(0)
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