兵庫県以外に住んでいる人には多分馴染みが薄いでしょうが、兵庫県のゆるキャラ、「はばタン」が、我々の遊びの山にやってきた。ちょっと見は「ひよこ」に似ているが、この「はばタン」、「阪神・淡路大震災」から復興する兵庫の姿を、甦っては元気に羽ばたく「フェニックス(不死鳥)」になぞらえてデザインされたもので、最初は、平成18年(2006年)に開催された「のじぎく兵庫国体」のマスコットであったが、現在は県のマスコットに指定され、県のPRやイベントなど、いろいろなところで一役かっているので、兵庫県民には結構人気があるらしい。
なぜ「はばタン」が山にやってきたのかって? 兵庫県のローカル民放TV局の番組に、兵庫県が提供している県民情報番組がある。我々の活動している遊びの山は県立公園なので、その番組が、公園とそこで里山保全のボランティア活動をしている我々とを、PRを兼ねて取材に来たというわけである。女性レポーターやTV局クルーと一緒にやってきた「はばタン」、森やクヌギ林の手入れ、薪割り、飾り炭の炭焼きなどを、ほぼ一日がかりで体験取材していった。なんと私もちょこっとインタビューを受けたので、放映されるとか ・・・。
明日、1月17日は、平成7年(1995年)の「阪神・淡路大震災」発生から20周年。そして「はばタン」は、それから8年後にあたる平成15年(2003年)1月17日が誕生日とされている。あの日の記憶、少しずつは薄れていってはいるが、まだまだ鮮明に覚えている。今年は節目の20年、追悼の行事が各地で行われる。
これは本当にお久しぶりである。今宵の歌姫は「フェイ・クラーセン/Fay Claassen」。1969年生まれのオランダのジャズ・シンガー。最初はダンスとバレーを学んだが、1990年頃からアムステルダムの音楽学校でジャズ・ボーカルを学び始めた。天賦の才は隠せないらしく、在学中に2つの賞を獲得したという。やがてプロ歌手としての活動を始め、多くのジャズ・フェスなどで著名なミュージシャンたちとのコラボも重ね、もうベテランといってもいい20年のキャリアが積み重ねられ現在に至っている。
オランダはジャズの盛んな国。この国も、「アン・バートン/Ann Burton」、「リタ・ライス/Rita Reys」、「ローラ・フィジィ/Laura Fygi」など、多くの女性歌手を輩出している。そして、アムステルダムといえば思い出すのが、「チェット・ベイカー/Chet Baker」の終焉の地であったこと。1988年、彼はアムステルダムのホテルの窓から転落死してしまった。(参照拙ブログ
「男唄に男が惚れて(1) ~チェット・ベイカー 無頼派への憧れ~」、
「60歳過ぎたら聴きたい歌(55) 終わりなき闇 ~チェット・ベイカー/My Funny Valentine ~」など」
2004年は「チェット・ベーカー生誕75周年」だったそうだ。「フェイ・クラーセン」ら、オランダの「チェット・ベイカー」ゆかりのJAZZアーティスト達が、生誕75周年のトリビュートアルバムを企画した。それが、「フェイ・クラーセン・シングズ・チェット・ベイカーVol.1、Vol.2」。「アムステルダムのため息」などとも呼ばれている彼女のハスキーな声に「チェット・ベイカー」を偲ぶ。
フェイ・クラーセン・シングズ・チェット・ベイカーVol.1
フェイ・クラーセン3Dシステム
フェイ・クラーセン・シングズ・チェット・ベイカー Vol.2
フェイ・クラーセン / SPACE SHOWER MUSIC
まだちょっと日がありますが、「マイ・ファニー・バレンタイン」。まっ、いいか。バックは、アルバムでも歌伴をしている「カレル・ボエリー・トリオ/Karel Boehlee Trio」。
「My Funny Valentine - Fay Claassen」
そして「エルヴィス・コステロ/Elvis Costello」の名曲、「Almost Blue」。
「Almost Blue - Fay Claassen」