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大屋地爵士のJAZZYな生活

あちらでも「婦唱夫随」を

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母親の葬儀、四十九日の法事を終え、色々な手続きやら、実家の整理などのため、しばらく実家に滞在した。残された遺品を整理しながら、10年前に他界した父親とあわせて、両親を偲ぶ日が続いている。

我が両親は、「夫唱婦随」ではなく、間違いなく「婦唱夫随」であった。二人とも多趣味であったので、父親が完全にリタイヤした後は、それぞれが自分の趣味を楽しんでいたようである。母親は、前に書いたように、日舞、木目込み人形、和紙人形、ヨガ、短歌、カラオケ、裁縫 ・・・。昼間は教室に通うため、一週間の大半を留守にしていたようだ。残された踊りやカラオケのEPレコード、カセット・テープ、CD、そして短歌の習作、和紙人形の作品などの片付けをやっと終えた。さてその次は手をつけてなかった父親の遺品。父親の趣味は、ゴルフ、盆栽、庭作り、野菜づくり、書道、篆刻などであり、書はリタイアの後に本格的に習い始め、師範免許を取得、そのうえ、表具・表装も学び、知人から頼まれると、掛け軸などの表装をしてあげていたため、その道具や材料が、始末に困るほど残されていた。父親は母と違って、音楽的センスは全くなかったので、二人でカラオケということはなかったが、女文字も得意とし、母の作った短歌をいくつか書にしたためたものが、これも山ほど残されていた。これが、私の知る唯一の二人の共通の作品で、その一つが冒頭の写真である。最も頭の痛いのは農作業の道具。道具に凝る方であったので、なんとまあ、耕運機までが残されていた。さて、それはさておき、今頃あちらで仲良く「婦唱夫随」をしているのだろうか? ところで我が家はどちらでしょうか?

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さて、「婦唱夫随」、「おしどりプレイヤー」といえば、思い浮かぶのが、「タック&パティ/Tuck & Patti」、「ステイシー・ケント&ジム・トムリンソン/Stacey Kent & Jim Tomlinson」、「イルセ・ヒューツインガー&エリック・ヴァン・デル・リュイート/Ilse Huizinga & Erik van der Luijt」、「ピム・ヤコブス&リタ・ライス/Pim Jacobs & Rita Reys」、「秋吉敏子&ルー・タバキン/Toshiko Akiyoshi & Lew Tabackin」、「ダイアナ・クラール&エルヴィス・コステロ/Diana Krall & Elvis Costello」、「イリアーヌ&マーク・ジョンソン/Eliane Elias & Marc Johnson)、古くは「イーディ・ゴーメ&スティーブ・ローレンス/Eydie Gormé & Steve Lawrence」などでしょうか。

ジャズ畑以外で日本でも、「越路吹雪&内藤法美」、「鮫島有美子&ヘルムート・ドイチュ/Helmut Deutsch」、「ヒデとロザンナ」などがすぐあげられるでしょう。

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そのなかで、一番印象に残っているのが、ハートフルで心地よかったライブを聴きに行ったこともある、「マリエル・コーマン&ヨス・ヴァン・ビースト/Marielle Koeman & Jos Van Beest」。(参照拙ブログ「おしどりJAZZコンサート」) スタンダード中心のステージで、ヨスの奏でるピアノのスインギーな軽快さ、優しさ、華麗さ、甘さ。そして、相性抜群のマリエルとヨスによるボッサ・ノヴァ。そんなボッサのリズムで綴った、16編の物語、大人のためのボサノヴァ・スタンダード・アルバムが、「LOVE BOSSA!」。

LOVE BOSSA!

マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ / 澤野工房



残念なことに、YOUTUBEには、彼らの演奏はほとんどアップされていません。(さわりだけの試聴が「澤野工房のHP」でできます) 唯一と言っていいのが、アルバム、「BETWEEN YOU & ME」からのボッサ、「優しい雨/Gentle Rain」。何回目かの使い回しになりますが、ご勘弁を ・・・。

BETWEEN YOU & ME

マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ / 澤野工房



「Gentle Rain - Marielle Koeman en Jos van Beest Trio」

          

そして、どこかのライブからのアップで、スタンダード、「Everything Happens To Me」。

「Jos van Beest Trio & Marielle Koeman - Everything Happens To Me」

          
by knakano0311 | 2015-03-18 10:29 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)
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