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大屋地爵士のJAZZYな生活

続・迎えてくれたのは ・・・

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遊びの山、今日迎えてくれたのは、「アオダモ(青梻)」(別名:コバノトネリコ)の花。材質は堅く強いが、粘りがある。そのため、日本ではプロ野球で使われる木製バットの原料としてよく知られる。日本でのバット材としての需要は、年間20万本以上あり、過去計画的な植林・伐採が行われなかったことから、バットに適した高品質な「アオダモ」の確保が困難になっているという。遊びの山でも、自生はしているが、数は多くなく、バットにするにはまだ細いようだ。

満開の「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」や「アオダモ」に囲まれながら、「カシノナガキクイムシ」の侵入により、立ち枯れ(ナラ枯れ)の被害を受けた「コナラ(小楢)」の伐採と被害拡散防止の処理に精を出す。

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さて、今宵はヨーロッパJAZZ界、大御所二人のコラボ・アルバムを引っ張り出してきた。JAZZヴァイオリンの先駆者として、また「ジャンゴ・ラインハルト/Django Reinhardt」の相方としても知られる「ステファン・グラッペリ/Stéphane Grappelli」。もうひとりは、「ハーモニカおじさん」の愛称で知られる、「トゥーツ・シールマンス/Toots Thielemans」。

「ステファン・グラッペリ」。1908年パリ生まれのジャズ・ヴァイオリニスト。ジャズ・ギタリストの「ジャンゴ・ラインハルト」と共に、「フランス・ホット・クラブ五重奏団/the Quintette du Hot Club de France」を結成し、第二次世界大戦前から晩年まで精力的な演奏活動を続けた。1997年に亡くなるまで、長年にわたって、ジャズ・ヴァイオリニストの第一人者で有り続けた。晩年には、「ヨー・ヨー・マ/馬 友友、Yo-Yo Ma」らなど、ジャズ以外の分野の演奏家とも共演した。意外なコラボレーションとしては、「ピンク・フロイド/Pink Floyd」との共演が挙げられるという。

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「トゥーツ・シールマンス」。1922年、ベルギーの首都ブリュッセル出身のジャズ・ハーモニカ奏者。「シールマンス男爵(baron Thielemans)」の称号を持つベルギー貴族である。10代の頃にギターを弾くようになり、「ジャンゴ・ラインハルト」に憧れ、「チャーリー・パーカー/Charlie Parker」の音楽からも影響を受けるようになったという。1940年代にギタリストとして音楽活動を開始したが、なぜかハーモニカの方が評判となり、やがてジャズにおけるハーモニカの地位を確立し、圧倒的な人気を得た。「ビートルズ/The Beatles」の「ジョン・レノン/John Lennon」はトゥーツの演奏を見て影響を受け、そのスタイルに憧れたひとりであるという。

1952年、トゥーツはアメリカへ移住し、活動の拠点をアメリカへと移した。「チャーリー・パーカー・オールスターズ」、「ジョージ・シアリング・クインテット/The George Shearing Quintet」などへ参加、以後「エラ・フィッツジェラルド/Ella Fitzgerald」、「クインシー・ジョーンズ/Quincy Jones」、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」、「ジャコ・パストリアス/Jaco Pastorius」、「ナタリー・コール/Natalie Cole」、「パット・メセニー/Pat Metheny」、「ポール・サイモン/Paul Simon」、「ビリー・ジョエル/Billy Joel」 など、ジャズだけではなく、POS界のビッグ・ネイムとも数々の共演を果たしている。2014年3月、シールマンスは今後のコンサートの予定をキャンセルし、音楽活動からの引退を発表した。(Wikipediaより)

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ヴァイオリンとハーモニカ、ともに唯一無二の存在で、ヨーロッパ・ジャズのパイオニアにして大御所であるグラッペリとシールマンスのなんと初共演だというアルバムが「Bringing it together」。1984年5月サンフランシスコ録音で、「ジプシー・スウィング」の薫りを色濃く宿しながら、アメリカン・ジャズとは一味も二味も違う雰囲気で、スタンダード・ナンバーを小粋にスウィングさせる。パーソネルは、Stephane Grappelli(vi)、Toots Thielemans(harm)、Martin Taylor(g)、Braian Toref(b)、Marc Fosset(g)。
   

ブリンギング・イット・トゥゲザー

ステファン・グラッペリ&トゥーツ・シールマンス ステファン・グラッペリ トゥーツ・シールマンスビデオアーツ・ミュージック



スタンダードのおなじみを3曲 ・・・。

「Stephane Grappelli & Toots Thielemans - Hit The Road Jack」

          

「Stephane Grappelli & Toots Thielemans - As Time Goes By」

          


「Just the Two of Us - Toots Thielemans & Stephane Grappelli」


          
by knakano0311 | 2015-04-17 09:36 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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