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大屋地爵士のJAZZYな生活

今年も虫めづる爺は ・・・

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今が満開の「エニシダ(金雀枝、金雀児とも)」の枝に毛虫の来訪者。クエスチョン・マークのような不思議な形で枝にしがみついている。なにかの蝶か蛾の幼虫ではあろうが、名はわからない。この「エニシダ」、香りがいいためか、例年、虫たちがよく集まってくる。去年は、「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」の幼虫が「サナギ(蛹)」となり、見事に羽化していった。(参照拙ブログ「庭先の宇宙」「メタモルフォーゼ」

そして、飛べないバッタ、「フキバッタ(蕗飛蝗)」の一種や、メスがオスをおんぶしたままじっとしている「オンブバッタ(負飛蝗)」の番(つがい)が住みついた玄関近くの低木である。(参照拙ブログ「飛べないバッタ ~虫めづる爺いの昆虫記~」「子を守る母は強し ~虫めづる爺いと婆の昆虫記~」「飛蝗(バッタ)の夫婦は ・・・ ~虫めづる爺いの昆虫記~」

さて、この幼虫、蛹となり、見事にメタモルフォーゼした姿を見せてくれるだろうか。しばらくは目が離せなさそうだ。

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さて本日CD整理の手を止めさせたのは、「21世紀のビリー・ホリデー」と呼ばれ、「大切なのは歌だけ」と言いきるシンガー・ソングライター、「マデリン・ペルー/Madeleine Peyroux」。1974年、アメリカ、ジョージア州で生まれ、ニューヨーク、カリフォルニアを転々とし暮らした幼少期。母親の離婚とともに13歳の時にパリに移住、その母にウクレレを習い、音楽に目覚めたという。15歳の頃には既にパリのラテン・クォーターでストリート・ミュージシャンたちとパフォーマンスをし、主にジャズ・スタンダードを歌う。その後も様々な国を転々とし、その才能を開花させていく。そして、ニューヨークのクラブで歌っているところを見いだされ、1996年にデビュー作「ドリームランド/Dreamland」をリリース。独特のハスキーな歌声で、「ビリー・ホリディ/Billie Holiday」や「エディット・ピアフ/Édith Piaf」などをカヴァーし、「21世紀のビリー・ホリデー」と評され、一躍その名を知らしめることとなった。だが、その後6年間ほとんど表舞台には出ず、沈黙を続けていたが、2004年には、2ndアルバム「ケアレス・ラヴ/Careless Love」で完全復帰を遂げた。(Wikipedia参照)

そんな彼女の2013年のアルバムが、「ブルー・ルーム/The Blue Room」。ジャズ、フォーク、ブルースを自由自在に操る彼女が、「レイ・チャールズ/Ray Charles」の代表的アルバム、「モダン・サウンズ・イン・カントリー&ウエスタン/Modern Sounds in Country & Western Music」をオリジナリティあふれる発想で再構築したアルバム。

Blue Room

Madeleine Peyroux / Umgd/Universal Records



モダン・サウンズ・イン・カントリー&ウエスタン・ミュージックVOLUME 1&2

レイ・チャールズ / ユニバーサル ミュージック クラシック



「ブルー・ルーム」から2曲。

「Madeleine Peyroux - Take These Chains From My Heart」

          

「Madeleine Peyroux - Bye Bye Love」

          

アルバム、「The Blue Room」の制作過程を綴ったドキュメンタリーもアップされています。

「Madeleine Peyroux - Dokumentation zum Album "The Blue Room" 」

          
by knakano0311 | 2015-05-13 13:30 | 音楽的生活 | Comments(0)
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