
カラっとした晴天。山はもうすっかり新緑の若葉に覆われている。そよぐ若葉の間からキラキラと陽が注ぎ、その木漏れ日の作るコントラストが美しい。斜面を吹き上げてくるそよ風が、森の手入れへと向かう我々に心地よい。それも今月いっぱいまでだろう。来月からは梅雨のジメジメが続き、そのあとは炎天の猛暑が待っている。今日もまた声を上げても全く逃げようとしない一頭の、多分「はぐれ鹿」がまた台場クヌギの新芽を荒らしに来ている。
人生の達人、「アンリ・サルヴァドール/Henri Salvador」の「こもれびの庭に/Jardin d'Hiver」。1917年南米フランス領ギアナ、カイエンヌ生まれ。2008年2月13日、動脈瘤破裂のためパリの自宅で死去。90歳。収録されているアルバムは、一度聴いたら忘れがたい、深くて渋い男の声によって語られる人生の物語、遺書ともなってしまった「サルヴァドールからの手紙」。(詳しくは拙ブログ
「60歳過ぎたら聴きたい歌(84) ~アンリ・サルヴァドール/こもれびの庭に~」などを参照して下さい)
サルヴァドールからの手紙
アンリ・サルヴァドール / EMIミュージック・ジャパン
「こもれびの庭に」。冬の歌ですが ・・・。
「Henri Salvador - Jardin d'Hiver」