
もうすっかり初夏の気候。ウォーキングをしていてもすぐに汗ばんでくる。咲いている路傍の花も、春の花というより初夏らしい感じがする。正直言って、遊びの山にある木、花以外はあまり知らない。日課のウォーキングが花の名前を覚えるきっかけのひとつとなっている。
ジリジリしてきた日差しの中で清涼感が際立っているのは、「シャラノキ(娑羅の木)、ナツツバキ(夏椿)」でしょうか。そして対照的に真っ赤な特異な花の形を持つのは、その形から名前が付いた「ブラシノキ」、別名、「ハナマキ(花槙)」、「キンポウジュ(金宝樹)」でしょうか。今日初めてこの花に気がついた。
すっきり(?)と整理されたCD棚から取り出してきたのは、「シモーネ(シモーネ・コップマイヤー)/Simone (Simone Kopmajer)」。1981年生まれ、オーストリア出身のジャズシンガー。 両親がともに音楽教師で、特に父親は音楽学校の校長の一方、ビッグバンドのリーダーとして活躍しているという。8歳でピアノを始め、12歳からは父親のバンドで歌っていたという。大学で音楽を学んだあと、2000年、アメリカに渡り、クラブで歌う仕事をスタート。それが、「ヴィーナス・レコード」の目にとまり、2003年「ムーンライト・セレナーデ/Moonlight Serenade」でデビュー。現在はオーストリア、アメリカ、両方で活動しているという。
最近は、器用貧乏というか、ヴィーナスの戦略に振り回されているというか、新機軸を狙ったのか、ハワイアンやクラシックなどの「Jazzy,Not Jazz」路線に流れてすぎているので、正直遠ざかってしまったが、初期の2作、「ムーンライト・セレナーデ」、「ロマンス/Romance」がナチュラルで初々しく、彼女らしさがもっとも出ているようで好きである。
ムーンライト・セレナーデ
シモーネ / ヴィーナスレコード
「simone kopmajer - moonlight serenade」
ロマンス
シモーネ&ロマンティック・ジャズ・トリオ /ヴィーナスレコード
「Simone Kopmajer - How Do You Keep the Music Playing」
YOUTUBEにアップされていた「ビリー・ジョエル/Billy Joel」のカバー「素顔のままで/Just The Way You Are」。初心に帰ったようで好ましい。POPSカバー・アルバム、「Nothing's Gonna Change」からのようです。
Nothing's Gonna Change
Simone Kopmajer / Imports
「Just The Way You Are - Simone Kopmajer」