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大屋地爵士のJAZZYな生活

鹿も喰わない

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先月、5月の初夏と思えるような暖かい陽気。そして6月になって、平年より少し早い梅雨入り。「クヌギ(櫟、椚)」を伐採して日当たりの良くなった斜面に好ましからざる植物が大きく成長している。宿根草で、人の背丈を超えるほど大きく成長する外来種、「ヨウシュヤマゴボウ/洋種山牛蒡」である。「セイダカアワダチソウ/背高泡立草」のように、鹿が食べてくれたらいいのにと思うが、全体に毒性がある有毒植物なので、残念なことに鹿も喰わない。ちょっと目には、可憐とも見える花もつけだしている。実をつける前に駆除してしまわなくてはならない。(「ヨウシュヤマゴボウ」については、拙ブログ「厄介な外来種、歓迎したい外来種 ~スウェーデン美女シンガー図鑑(12)補遺~」「手を入れるということ」を参照してください)

新芽保護のために、クヌギ再生林に設置せねばならない鹿除けのネット張り、カシナガの羽化前に行わなくてはならないナラ枯れ対策、そして開花して実をつける前に行わなくてはならない外来種の駆除。次から次へと山遊びの作業は待ったなしでである。「ヨウシュヤマゴボウ」が終われば、次なる外来種、「ダンドボロギク/段戸襤褸菊」、「ベニハナボロギク/紅花襤褸菊」が待っているのである。

クヌギ再生林の傍らに自生している柿が、小さいがそれとわかる青い実をもう付けだしていた。

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「ティエリー・ラング/Thierry Lang」。一年前のこの時期、「ヨウシュヤマゴボウ」の記事の中で、この人を取り上げたことを思い出した。特に外来種駆除と関連性はないのであるが ・・・。

ベテランなのにキャリアについてほとんど情報はなく、1956年生まれのスイス出身の作曲家、5歳でピアノを学び始め、その後クラシックを学びながらも、「ビルエヴァンス/Bill Evans」に感動して、ジャズ・ピアニストに転向したという。 昨年、日本・スイス国交樹立150 周年記念のメイン・アーティストとして初来日し、コンサートを行ったという。

相変わらず入手困難となっているソロ・アルバム、「Guide Me Home」から、「Love of my life」、「Guide Me Home」の2曲を聴いてみましょうか。

Guide Me Home

Thierry Lang / EMI Import



「Thierry Lang - Love of my life」
 
         

「Thierry Lang - Guide Me Home」

          
by knakano0311 | 2015-06-09 17:55 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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