さて、今宵の曲。秋の木漏れ日の優しい感触を思い起こさせるような、「The touch of your lips」。なにか暖かいものが伝わってくる粋なタイトルですね。1936年「レイ・ノーブル/Ray Noble」の作詞・作曲によるロマンチックなバラード。
「♪ The touch of your lips あなたの唇の感触
Upon my brow わたしの額への
Your lips that are cool ちょっぴりひんやりとして
And sweet そして甘く
Such tenderness lies そんな優しさが
In their soft caress そのやわらかさの中に感じられ
My heart forgets to beat 私の胸は鼓動すら忘れてしまう
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The touch of your lips あなたの唇の感触
The love in your eyes あなたの瞳に宿る愛
The touch of your lips あなたの唇の感触
On mine... 私の唇への ♪」
最初は、「チェット・ベイカー」の歌唱。1979年リリースのアルバム「The touch of your lips」。口説きのラヴ・バラードを歌わせたら、やはり天下一品ですね、この人は ・・・。