さて、ことしもこの炭焼きから木樵ボランティアの開始である。ということで、今宵のピアノ、新春のご愛嬌、「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/The European Jazz Trio (EJT)」のアルバム、「ジャパネスク~日本の詩情/JAPANESQUE」から「与作/yosaku」。
このトリオも長いですね、結成は1984年ですか。リリースされたアルバムは20枚は優に超えているでしょう。オランダのジャズ・ミュージシャン3人で結成されたジャズ・ピアノ・トリオ。その後、たび重なるメンバー・チェンジを経て、1995年に「マーク・ヴァン・ローン/Marc van Roon(p)」、「フランス・ホーヴァン/Frans van der Hoeven(b)」、「ロイ・ダッカス/Roy Dackus(ds)」に落ち着いた。ヨーロッパジャズらしくクラシックを基調に、哀愁漂うリリカルなサウンドと気品を感じさせる洗練されたアレンジが特徴で、わたしがヨーロッパジャズ、とりわけピアノに傾倒してゆく鳥羽口となったトリオである。