さて今宵の歌姫。最近教えてもらったイタリア注目の若手ジャズ・シンガーという、「キアラ・パンカルディ/Chiara Pancaldi」。アルバム・タイトルは、こんな季節のウォーキングに因んで「I Walk A Little Faster」。「ちょっと早足で ・・・」とでも訳しましょうか。かって、「キアラ・シヴェロ/Chiara Civello」という、これもイタリア出身の美人シンガー・ソングライターを紹介したことがあるが、彼女とは別人。イタリアでは、「キアラ」という名前、響きがいいので、女性の名前に用いられるのでは ・・・。「クリスタル」の意味だそうだ。(参照拙ブログ「路傍の花、樹々の鳥(55) ~ まだまだ遠い春への準備 ~ 」)
キャリアなどはよくわかりません。1982年、イタリア、ボローニャの生まれだというから、34歳。クラシックからジャズ、ブラジル音楽からインド音楽まであらゆる種類の音楽が好きで、特にジャズとブラジル音楽の影響を受けているという。「シェイラ・ジョーダン/Sheila Jordan」、「ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini」、「ハロルド・メイバーン/Harold Mabern」など、多くのミュージシャンと接する中で次第にボーカルのセンスと才能が磨かれていった。2012年リリースの「The Song Is You」でデビュー。
やがて共演したピアニスト、「Cyrus Chestnut/サイラス・チェスナット」に認められ、New Yorkでのアルバム制作に誘われ、2013年9月、トリオのバックを受け録音、2ndアルバムとして2015年にリリースされたのが、「I Walk A Little Faster」。このアルバムは、ジャズ批評誌「ジャズオーディオ・ディスク大賞2015」ヴォーカル部門で見事金賞に輝いた。