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大屋地爵士のJAZZYな生活

これも桜の仲間です

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「ウワミズザクラ(上溝桜)」が咲きだした。試験管を洗うブラシのような形をしているので、一見ちょっと桜には見えないが、「バラ科ウワミズザクラ属」の落葉高木。 地味ではあるが、れっきとした桜の仲間である。和名は、古代の「亀卜(亀甲占い)」で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来するという。この山では、よく似た「イヌザクラ(犬桜)」がちょっと遅れて咲くが、この桜が散ると黄金週間(ゴールデン・ウィーク)である。

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昨年暮れに伐採した「クヌギ(櫟、椚)」の根元から新芽が萌芽している。一番の大敵は鹿。鹿にやられないうちにと早速ネットを張ってもらう。花、緑、蝶、野鳥 ・・・、自然の中での作業が楽しくなる季節がやってきた。

今宵、古い古い歌はいかがでしょうか。「ポルトガルの四月/原題;Coimbra/April In Portugal」。「ファドの女王(Rainha do Fado)」と呼ばれ、国民的歌手、女優だった「アマリア・ロドリゲス/Amália Rodrigues」の歌唱。彼女が一世を風靡した曲は「暗いはしけ/Barco Negro」。私が彼女とファドを知ったのも、「暗いはしけ」。中学生の頃でした。

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原曲のファドは、1947年に作詞、作曲されたが、1953年にフランス語の歌詞がついてシャンソン、「ポルトガルの四月/Avril au Portugal」として、「イヴェット・ジロー/Yvette Giraud」が歌って大流行した。また同年、アメリカでも「April In Portugal」として、英語詞がつけられ、「レス・バクスター/Les Baxter」の演奏、「ヴィック・ダモン/Vic Damone」や、「トニー・マーティン/Tony Martin」の歌唱がヒットしたという。

「アマリア・ロドリゲス」。1920年、リスボン生まれ。歌手で、女優。でも貧しい家庭に生まれた彼女は、家計を支えるため様々な仕事に就くが、1939年にファド歌手としてデビュー。瞬く間にその天性の歌声と美貌で絶大な人気を得て、ファドを代表する世界的な大歌手へと成長し、「ファドの女王」と呼ばれるまでになった。また女優としても活躍し、「フランソワーズ・アルヌール/Françoise Arnoul」が主演、「アンリ・ヴェルヌイユ/Henri Verneuil」が監督をしたフランス映画「過去を持つ愛情(Les Amants du Tage)」(1954年)で、歌った「暗いはしけ」が世界中で大ヒットした。「フランソワーズ・アルヌール」。この人も好きな女優さんのひとりでした。

原題「コインブラ/Coimbra」。ポルトガル中西部の都市の名前だそうです。哀愁と初夏の日差しを思わせる浮き立つような明るさが入り混じる。まさに、光と影の音楽、「ファド」の魅力。

アート・オブ・アマリア・ロドリゲス

アマリア・ロドリゲス / EMIミュージック・ジャパン



「Amália Rodrigues - April In Portugal」

          

 


 
by knakano0311 | 2016-04-19 10:12 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)
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