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大屋地爵士のJAZZYな生活

小雨の中に烟る孤高の花を見る

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どうも最近天気のめぐり合わせが悪く、毎週のように水曜日、木曜日に雨となる。先週もそうだったが、今日も雨。山作業は中止し、すこし小降りになるのを待って、2週間ぶりに山頂まで登ってみる。この時期は、1週間も経つと山の様相がすっかり変わってしまう。山頂から望むと、遠く小雨に烟る「ホウノキ(朴の木)」のその大きな白い花が印象的。高く伸びた高木、大きな葉、枝先にひとつだけ咲く白い花。気高くも思え、「孤高の花」のようにさえ感じる。

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雨の日、ほの暗い林の中では白い花が目立つ。別名「ウシコロシ」とも呼ばれ、材が硬くて折れにくく、鎌の柄に使われたことから、その名がついたという「カマツカ(鎌柄)」。

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和名は、果実がプロペラ状の萼片(がくへん)をつけ、羽根突きの「衝羽根(つきばね)」に似ることに由来するという「ツクバネウツギ(衝羽根空木)」。   

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「ナンジャモンジャ」とも呼ばれる「ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ、一つ葉田子)」。ひも状の花がひらひらと咲く変わり種。見慣れない植物、怪木や珍木に対して、地元の人々が付けた愛称が由来だという。

この時期の小雨はどこか爽やかな印象さえする。「こんな花たちが迎えてくれるのなら、小雨の中、山を歩くのも捨てたもんではない。

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爽やかなアルバム、イチオシは、「スエーディッシュ・ビューティ/Swedish Beauties Vol. 1」。スウェーデンの美しきディーヴァ、6人の極上の歌を集めた、コンピ・アルバムである。そのアルバムで私が知ったのが、「スス・フォン・アーン/Suss von Ahn」、ジャズシンガー&シンガー・ソングライター。

スウェーデン北部で伝道師の娘として育ち、慈善募金を集めるため、両親と共に多くの旅を重ねる。子供のころにアフリカの国に5年滞在し、そのころから音楽への興味が湧き出してきたという。お母さんがギターのコードを初めて教えてくれたので、長い時間ベランダに座ってギターを弾き、歌を歌っていた。10歳の頃からはピアノを弾き、15歳の時には作曲もはじめ、自身が作曲したゴスペルを教会で披露してきたという。アルバム・デビューは、1944年。以後トータルでは4枚、日本では2枚のアルバムがリリースされている。ハスキーな声と歌のうまさ、そしてその美貌、これ以上なにも必要とすることなし。

先のコンピ・アルバムにも収録されているが、オリジナルのアルバムのタイトルにもなった「Walk Between The Raindrops(雨に歩けば)」を聴きましょうか。日本版のアルバム・タイトルは、「ペーパー・ムーン」(2009)。

スウェーディッシュ・ビューティー VOL.1

オムニバス / スパイス・オブ・ライフ



ペーパー・ムーン

スス・フォン・アーン / EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)



「Suss Von Ahn - Walk Between The Raindrops」
 
          

同じアルバムからもう一曲、「イマジン/Imagine」を。

「Suss Von Ahn - Imagine」

          
by knakano0311 | 2016-04-30 13:23 | 炭焼き小屋から | Trackback | Comments(0)
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