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大屋地爵士のJAZZYな生活

母の好きだった花が

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昨年他界した母親が好きだった花の一つ。「カルミア」である。久しぶりの弾丸帰省。主なき庭に今年も咲いていた。花言葉の一つは「優美な女性」だとか ・・・。

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東日本大震災以来、いろいろなコンサートやイベントなどでうたわれる歌に、「ふるさと」という小学唱歌がある。あの誰でも知っている歌である。

「♪ 兎追いし かの山
   小鮒釣りし かの川
   夢は今も めぐりて、
   忘れがたき 故郷

      如何に在ます 父母
      恙(つつが)なしや 友がき
      雨に風に つけても
      思い出ずる 故郷

           志を はたして
           いつの日にか 帰らん
           山は青き 故郷
           水は清き 故郷      ♪」   作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一


この作詞者の「高野 辰之(たかの たつゆき)」が長尾県人であるということは意外と知られていない。1876年(明治9年)、長野県下水内郡豊田村(現中野市永江)の農家出身の国文学者、作詞家。号は斑山(はんざん)。幼年時代を豊かな自然の中で育ちながら学問の道を志し、苦学の中から、わが国の近代国文学に大きな功績を残した。その一方、小学唱歌の作詞者として著名で、その代表作に、彼の幼少を過ごした信州の自然を織り込んで作詩した「故郷(ふるさと)」、「朧(おぼろ)月夜」「紅葉(もみじ)」「春がきた」「春の小川」 などがある。晩年は、野沢温泉村の別荘で過ごし、1947年(昭和22年)1月、野沢温泉で没した。71歳。

長野県は山に囲まれ、産業の乏しい国。子供に豊かな教育を施し、立身出世を夢見て都会に送り出す。そんな気風が強いことからかっては「教育県」と呼ばれていた。「ふるさと」の歌詞を読むと、自分が重なって、そんな心根がよくわかるのである。

訪れたことはないが、郷里の豊田村には、「故郷」の記念碑・高野辰之記念館が、野沢温泉村には、「朧月夜」の歌碑が建てられていて「おぼろ月夜の館」という名前の記念館があるという。

(追記;この歌は長らく作詞作曲者不明だったが、昭和48年3月13日、日本音楽著作権協会の理事会で「紅葉」「春の小川」「朧月夜」「故郷」について、高野辰之の著作権を承認されたが、このことに別の見解も存在する。例えば、「言世と一昌の夢幻問答_尋常小学唱歌と早春賦の秘密」 など)

YOUTUBEで見つけた故郷安曇野の風景とともに流れる、ジャズ・アレンジの動画が郷愁を誘ったのでをアップしておきましょう。2012年9月、長野県安曇野にて録音されたCD 「Field / Sayuri Isatsu 伊佐津さゆり」より。

Field

伊佐津さゆり / Bright Sun's Record



「ふるさと - 伊佐津さゆり」

          


 
by knakano0311 | 2016-05-25 20:53 | ふるさとは遠くにありて・・・ | Trackback | Comments(0)
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