六月です。ちょっと蒸し暑いですね。ウォーキングしていたら、清々しい「サボテン(シャボテン、仙人掌、覇王樹)」の花が目につきました。普通、「サボテン」は、昼間だけ2~3日間だけ咲く種類がいちばん多く、種類によっては、一日で終わってしまう花もあるという。多分、今日だけでしょうか、見られるのは ・・・。
六月です。ちょっと蒸し暑いこんな日は、レトロでクールな歌声がいい。六月にちなんで、「ジューン・クリスティ/June Christy」なんてどうでしょうか。
「ジューン・クリスティ」。1925年11月生まれアメリカの女性ジャズ歌手。1950年代を代表する白人ジャズヴォーカリストで、「アニタ・オデイ/Anita O'Day」、「クリス・コナー/Chris Connor」と並び、「スタン・ケントン・オーケストラ/Stan Kenton Orchestra」が輩出した女性歌手(「ケントン・ガールズ」と呼ばれる)の中でも傑出した存在。ウエストコースト・ジャズの基調の一つであった「クール」を体現し、スイングのセンスとコントローラブルなテクニックを兼ね備える洗練された歌唱で、モダン・ジャズボーカルにおける後続の範となった。アルバムの代表作は、「サムシング・クール/Something Cool」(1955年)。
恵まれない幼年時代を過ごし、少女時代から歌い始め、13歳の時点で早くもローカル・ビッグバンドの歌手として歌うようになったという。その後、シカゴへ移住、長い下積みの音楽活動を経験した。芽が出たのは、1945年、ピアニストの「スタン・ケントン」が率いるビッグバンドのオーディションに合格し、ケントンに名付けられた「ジューン・クリスティ」の芸名を名乗るようになってから。
キャピトル・レコードでのファースト・ソロ・アルバムとなった「サムシング・クール/Something Cool」(1953年〜1955年録音)は、当時としては異例のヒットだったといい、タイトル曲「サムシング・クール/Something Cool」や、「朝日のようにさわやかに」などのスタンダードナンバーを収める。
男をも凌ぐ酒豪だったが、長年の飲酒に起因する腎臓病により、奇しくも1990年6月にカリフォルニア州で死去したという。(Wikipediaによる)
Something Cool
June Christy / Blue Note Records
The Jazz Sessions: Best Of June Christy
June Christy / Blue Note Records
ベスト盤のフルアルバムがアップされていました。
「The Best Of June Christy: The Jazz Sessions ( Full CD ) 」