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大屋地爵士のJAZZYな生活

口に含んでみたら ・・・

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道筋に「グミ(茱萸)」も実がいっぱい実っている。子供の頃は、デザートやスイーツなんて気の利いたものはなかった。私世代の子供にとっては、おやつは、その辺に実っている「グミ」、「クワ(桑)」の実、「ノイチゴ(野苺)」、「アケビ(木通)」、「ナツメ(棗)」などであり、それらを採っては食べていた。口の周りを真っ赤にして、手も果汁でベトベトにして ・・・。ハンカチなんぞ当然持っていないから、服で拭っては母親に叱られたものである。

今考えれば、果実だけではなく、いろんなサバイバルの術を年上の子供たちやガキ大将たちから教えてもらっていたのだ。子供だけの、子供同士のコミュニティ、きっと大事なものだったんだ。

もぎ取って、口含んでみたら、ちょっと苦くて甘酸っぱい、昔の味の記憶が蘇ってきた。最近になって、毎年送られてくる中学校の同級会の案内。名簿を見ても、もう半分位の顔は思い出せない。

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さて、今宵の一曲。「エゴ・ラッピン/EGO-WRAPPIN'」の「Crazy Fruits」。 

「エゴラッピン」は、日本のバンド。ジャズや昭和歌謡の影響を受けたPOPS、JAZZ、ROCKが特徴。1996年、大阪出身の「中納(なかの)良恵(Vo、作詞・作曲)」と、「森雅樹(G、作曲)」の2人によって大阪で結成され、長らく関西を中心にクラブやライブハウスでの活動を続けていたが、現在は東京に拠点を置いて活動している。1998年、ファースト・アルバム「BLUE SPEAKER」でデビュー。2000年9月にリリースしたミニアルバム、「色彩のブルース」に収録され、のちに「〜Midnight Dejavu〜 色彩のブルース」としてシングル・カットされた曲が、戦前のジャズからの流れの先にあるキャバレー音楽や昭和歌謡を昇華して、バンド独自の世界観を築きあげた曲として、異例のロングヒットとなり、その名が全国で知られるきっかけとなった。2002年7月、ドラマ「私立探偵 濱マイク」の主題歌に「くちばしにチェリー」が採用される。このあたりが絶頂期だったか。(Wikipedia による)

どこか昭和の懐かしさを感じさせる2ndアルバム、「満ち汐のロマンス」から、「Crazy Fruits」。

【 Crazy Fruits 】  作詞;中納良恵  作曲;中納良恵、森雅樹

「♪ 二人でもっと夢を語ろう
  I wanna talk to you
  鼻めがねに映る とぼけた
  smoke はるか彼方へ
  うだつあがらない
  ピアノ弾きが 音はずす
  チェリー味の甘いメロディー
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

満ち汐のロマンス

エゴ・ラッピン / TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M)



「Crazy Fruits - EGO-WRAPPIN' 」

          

出世作、「色彩のブルース」も聴いてみますか。レトロでセピア ・・・ キャバレー、昭和 ・・・ ブルース。茱萸の味。
 
「色彩のブルース ー Ego Wrappin' 」

           

 


 
by knakano0311 | 2016-06-07 17:00 | サウダージ | Comments(0)
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