2年ほど前から毎年この時期になると、庭のプランターのパンジーに毛虫が住み着いて葉を食べるようになった。その派手な色からすると、「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」の幼虫である。(参照拙ブログ
「やがては華麗なメタモルフォーゼへと ・・・」など)
ことしもまた3匹の幼虫を発見しました。多分今年も、「ツマグロヒョウモン」。今朝、カメラに収めようとみると、大きな2匹は姿が見当たらず、それより1/3ほどの小さな幼虫だけがプランターの縁を這っている。多分パンジーの葉を食べ尽くしたのでどこかの木か草に宿替えしたのだろう。また、しばらくは蝶に羽化するまでの変化を見守る楽しみが増えた。
かなり、蒸し暑い。こんな宵は、暑気払いにと派手目の曲を聴きながら、いっぱい飲るのに限る。「父の日」とやらで、前日、次男家族が持ってきた薩摩焼酎、「佐藤」を取り出してきた。さて、オン・ザ・ロックにしようか、お湯割りにしようか ・・・。
引っ張り出してきたのは、渋さ抜群のイタリアのロック爺い、「ルディ・ロッタ/Rudy Rotta」。
「ルディ・ロッタ」。1950年イタリア、ヴェローナ近郊の生まれ。なんともう66歳です。幼少の頃、家族がスイスへ移住、14歳でギターを始め、18歳からプロとしてのキャリアを積んできたという。1987年に自身のバンドを結成。1993年には「モントルー·ジャズ·フェスティバル」で賞賛を勝ち取った。最近は故郷ヴェローナを活動の拠点としているという。
そんなイタリア男、「ルディ・ロッタ」が率いるブルース・バンド、「ルディ・ロッタ・バンド/Rudy Rotta Band」のアルバムが、「The Beatles in Blues」(2001)。全曲ビートルズのブルース・カバーである。「ビートルズ/The Beatles」が初来日したのが、1966年、もう50年、半世紀が経つんですね。たしか下宿の白黒TVで観ていた記憶がある。決して「キワモノ」でなく、ブルースにアレンジされたビートルズ・ナンバーはどれも渋めで、そのサウンドには、イタリヤ爺いの「ビートルズ」への情熱が感じられる。
Beatles in Blues
Rudy Rotta / Pepper Cake
暑気払いと毛虫への応援ソングも兼ね、熱いブルース仕立ての「ビートルズ」は、「Come together」、「Don't Let Me Down」、「Get Back」の3曲。
「Rudy Rotta - Come together」
「Rudy Rotta Band -Don't Let Me Down」
「Rudy Rotta - Get Back」