さて、今宵の曲は、「ブルー・スカイ/Blue Skies」。「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」が1926年に書いたポピュラー音楽の歌。「幸せの象徴である青い鳥 (Bluebird of happiness)」を歌詞を盛り込んだ数多くの曲のひとつであり、次のような一節がある。
「♪ Bluebirds singing a song 青い鳥が歌を歌っている
Nothing but bluebirds all day long. 間違いなく青い鳥が一日中 ♪」
さて、最初の歌い手は、アメリカが誇る国民的シンガーといっていいでしょう。「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」。都会的な中にも、土の匂いがする歌手。スタンダードを本当に渋く、年輪を重ねた人にしか歌えないような味わいで歌っている。カントリー出身の歌手であるが、もはやカントリーという枠では括りきれない「ウィリー・ネルソン」の「スターダスト/Stardust」(1978)から。この曲は、1978年の「Billboard Hot Country Singles」の第1位にランキングされた。