ウォーキングの道筋にある教会の入口脇の「アサガオ(朝顔)」がいっぱい咲いている。私はほとんど宗教活動には縁がないが、この教会、私がこの地に引っ越してきた時はもうあったから、多分この団地ができた頃からあったのだろう。もう40年近くになるのでは。教会と入口の脇にある朝顔。最初、なんとなくミスマッチングな感じもしたが、見慣れてくると、よく似合っている。教会もすっかり街の風景に溶け込んでいる。それだけこの教会の存在も地元に根付いている証だろう。
私が住んでいる地区、結構いくつかのキリスト教系宗教団体があって、宗教活動でドアフォンが鳴ることも多い。また、高齢化率が高いことからしょっちゅう霊園の広告や葬儀場のDMや勧誘電話も入ってくる。まあ、宗教心のあるなしにかかわらず、終活を意識せねばならない歳になったということか。
お盆が近づいてくると、若くしてこの世を去った夭折のディーヴァたちが浮かんでくる。「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」、「ビヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」、「ラドカ・トネフ/Radka Toneff」。すぐ頭に浮かぶディーヴァたち。
今宵、夭折のディーヴァの歌う夏の歌は、そのチャーミングな歌声と美貌に参ってしまう男性諸氏も多いという美人女性歌手、「べヴァリー・ケニー/Beverly Kenney」。レコード数枚を残して、1960年、寝たばこが原因のホテル火災で焼死したと伝えられる幻の女性歌手。ジャケでお分かりのように「金髪、白人、美人」、女性ジャズ・シンガーの人気の条件をすべて備えている。
「ビヴァリー・ケニー」は、1932年ニュージャージー州生まれ。シンガーを志したのは、1950年頃だという。「アニタ・オデイ/Anita O'Day」、「クリス・コナー/Chris Connor」や「ジューン・クリスティ/June Christy」、「ジュリー・ロンドン/Julie London」らより少し遅れて登場した歌手と言ったら、時代の位置付けがわかっていただけるだろうか。しかし、私が彼女を知ったのは、そのずっと後、日本で彼女の復刻盤が出始めたころである。その端正な美貌と、ちょっと舌足らずの甘い声に魅かれてファンとなったのだが、まさか、たった6枚のLPを残して、28歳の若さで自ら命を絶ってしまっていたという悲劇の歌手とは ・・・。
彼女の歌う夏の歌は、「サマー・ロマンス/A Summer Romance」。アルバム、「Sings for Playboys」(1957)から。
シングス・フォー・プレイボーイズ
ビヴァリー・ケニー / ユニバーサル ミュージック
「Beverly Kenney - A Summer Romance」
2曲目は、夏の定番曲、「過ぎし夏の想い出/The Things We Did Last Summer」。アルバム、「二人でお茶を/原題;Snuggled On Your Shoulder」から。「Snuggle」とは、「あたたかくて心地良い場所に落ち着く」という意味だそうだ。
二人でお茶を+1(紙ジャケット仕様)
ビヴァリー・ケニー / BounDEE by SSNW
「Beverly Kenney - The Things We Did Last Summer」