「♪ Are you going to Scarborough Fair? スカーバラの市へ行くのかい? Parsley, sage, rosemary and thyme, パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、 Remember me to one who lives there, そこに住む女性に私を思い出すよう言ってくれ、 For she once was a true love of mine. 彼女はかつて私の恋人だったから ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
今宵の歌姫は、「カーリー・サイモン/Carly Simon」。1945年生まれ。私とほぼ同じ。ニューヨーク出身で、裕福な家庭の子女として育った。1964年に姉のルーシーとフォーク・デュオの「サイモン・シスターズ/The Simon Sisters」を結成し、1971年にはソロ・デビューを果たし、その「幸福のノクターン/That's The Way I've Always Heard It Should Be」がヒットし、同年のグラミー賞最優秀新人賞を受賞した。「ミック・ジャガー/Mick Jagger」などとも噂があったと記憶しているが、1972年には、「ジェームス・テイラー/James Taylor」と結婚し、2児をもうけたが、1983年に離婚。結構起伏のある人生を送っているようだ。
2005年にスタンダードのカバー集、「ムーンライト・セレナーデ(Moonlight Serenade)」(2005年)が全米7位を記録、そのあとも、「イントゥ・ホワイト/Into White(2007年)」、「ディス・カインド・オブ・ラヴ/This Kind of Love」(2008年)、「Never Been Gone」(2009年)と立て続けにリリースされるなど、まだまだ健在。「スカボロー・フェア」は、その「Into White」から。