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大屋地爵士のJAZZYな生活

記憶の中の月(2) ~ ジャズ聖地の月 ~

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「ニューオリンズ」を訪れたのは、2003年9月。ジャズの聖地。フランス風の建物が建並ぶ「フレンチ・クオーター」。そこが繁華街であり、そこのメイン・ストリート「バーボン・ストリート」には、何十というJAZZのライブハウスが軒を連ねる。いくつかのライブハウスをはしごしてみたが、観光客、酔客相手のハウスであり、JAZZとしてのクオリティは言わずともと知れたものであったが、割り切ってしまえば、それはそれで十分に楽しめる。もうひとつの楽しみは、料理。「オイスター」とケイジャン料理である「ガンボ/Gumbo」、「ジャンバラヤ」を食べさせる店が多くある。

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ご当地出身の「サッチモ」こと「ルイ・アームストロング/Louis Armstrong」を記念する「ルイ・アームストロング公園」やニューオリンズで苦難に満ちた生涯を終えた、アフリカ系アメリカ人たちの豪華で巨大な墓地を見ると、やはり「ここがジャズの聖地だ」という感を強くした。

ニューオリンズにまつわる月の曲といえば、やはり「バーボン・ストリートの月/Moon Over Bourbon Street」であろうか。「スティング/Sting」のヒット曲である。この歌を聴くと、南部特有のまとわりつくようなヒートウェイヴ(熱波)のなか、バーボン・ストリートのライブハウスの片隅で、JAZZと酔っ払いの喧騒に身を委ね、バーボンを飲んでいたことを思い出す。「月?」。その時出ていたかどうかはちょっと覚えていませんが ・・・。(写真はNETより拝借)

オリジナルは、「スティング」がJAZZ的アプローチを試みたアルバム「ブルー・タートルの夢」(1985)に収録されているが、2001年9月11日、NY同時多発テロの当日イタリアのトスカーナ地方の自宅でのライブの収録盤「・・・オール・ディス・タイム」にも収録されている。

ブルー・タートルの夢

スティング / ユニバーサル ミュージック



・・・オール・ディス・タイム

スティング / ユニバーサル インターナショナル



「Sting - Moon Over Bourbon Street 」

         

酒飲みと月の歌と言えば、だみ声のシンガー・ソングライター、「トム・ウェイツ/Tom Waits」の歌に、こんな歌があります。「Drunk on the moon」。2nd アルバム、「土曜日の夜/The Heart of Saturday Night 」(1974年)に収録されています。

土曜日の夜

トム・ウェイツ / ダブリューイーエー・ジャパン




「Tom Waits - Drunk on the moon」


          

  

  
by knakano0311 | 2016-09-28 09:55 | JAZZY紀行 | Comments(0)
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