「Everything must change」という曲がある。「万物は流転する」、「すべてのものは移ろいゆく」というような意味である。この曲は、作曲家としても知られている、米国ヒューストン出身のソウル・シンガー、「ベナード・アイナー/Benarad Ighner」が1974年に作詞作曲した曲で、同年、「クインシー・ジョーンズ/Quincy Jones」のアルバム、「ボディー・ヒート/Body Heat)」に、「ベナード・アイナー」自身による歌唱が収録されている。「ニーナ・シモン/Nina Simone」の歌唱が有名であるが、ソウル・シンガーだけではなく、多くのジャズ・シンガーにも歌われるようになり、今ではスタンダード・ナンバーの一つと言ってもいい曲になった。
【 Everything must change 】 作詞・作曲 Benarad Ighner
「♪ Everything must change 全てのものは移ろいゆく
Nothing stays the same 何一つとして同じところにとどまることはない
Everyone must change 全ての人も変わりゆく
No one stays the same 変わらない人など誰一人いない
The young become the old 若き人もやがては老い
And mysteries do unfold 不思議はやがて不思議ではなくなる
Cause that's the way of time 時というものはそういうもの
Nothing and no one goes unchanged 移ろわないものなど何一つないのだ
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And music makes me cry そして、音楽は私を泣かせる ♪」