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大屋地爵士のJAZZYな生活

今日も一日 ・・・

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クヌギの伐採、窯木作り。最後の追い込み、今日も山作業に汗を流す。空は抜けるように青いが、寒波の襲来で、風は身を切るように冷たい。しかし作業を始めるとすぐ体が暖かくなる。11月から始めた伐採と窯木作り。2回の炭焼き分、2年後に必要な薪も含め、約800本の窯木を作ることができた。

午後は午後で、次の休みに行う一般の方を対象としたイベント、「ミニ門松とクリスマス・リースを作ろう。竹パンも ・・・」の準備に大わらわ。多くの予約が入っていると聞く。木に巻き付いて成長を阻害する蔓を引き剥がし、近くの竹林から100本近くの青竹を伐りだして、切断し、また松葉も用意しなくてはならない。準備を終え、家路に着く頃には、日は西に傾き、気温も冷え込み出してきた。

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さて、今宵は、スウェーデンの女流ピアニストで、作曲家、歌い手、また女優としても多彩な才能を発揮してる「モニカ・ドミニク/Monica Dominique」。1940年生まれ、76歳。「ご長寿ピアニスト」といってもいいでしょう。もうよちよち歩きをする前から、ピアノのレッスンを始め、幼い頃から、音楽を一生の仕事にしていこうとも決めていたという。「ストックホルム王立音楽アカデミー」卒業後、「モニカ・ゼッタールンド/Monica Zetterlund」や「カーラ・ブレイ/Carla Bley」などといった大物とも共演し、キャリアを積んだという。

トリオのアルバムは、「ティレグィナンTillagnan」。「献身」という意味だそうだ。CDの帯には「美しさ、儚さ、切なさ… 全てが優しくブレンドされた ・・・」とある。北欧だけにとどまらず、欧州ジャズピアノ、男性アーティストがほとんどといっていい中で、スウェーデンの清冽な風土がこんな美しいアルバムを紡ぎだしたといえよう。そのご近所のおばさんのような人懐っこいまん丸な笑顔そのままの演奏におもわずホッとする。

ティレグィナン

モニカ・ドミニク・トリオ / ヴィヴィド・サウンド



「Tillagnan I (Dedication I) - Monica Dominique Trio」

          
by knakano0311 | 2016-12-16 10:50 | 炭焼き小屋から | Comments(0)
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